遊戯王カードWiki - 《ＥＭキャスト・チェンジ》のバックアップ(No.11)

《ＥＭ(エンタメイト)キャスト・チェンジ》 †

通常魔法
「ＥＭキャスト・チェンジ」は１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：手札の「ＥＭ」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、
デッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキに戻した数＋１枚をデッキからドローする。

　損失のない手札交換となるのでカード・アドバンテージは失っておらず、戻せる枚数も任意ではあるものの、ペンデュラムモンスターの多い【ＥＭ】では、手札にモンスターが複数枚来てもそれほど困らない事も多い。
　むしろデッキに戻す事で自由に使えなくなる事の方が深刻な場合もあるので、どのモンスターをデッキに戻すのかはよく考えておく必要がある。
　引きが悪ければ戻す前よりも状況が悪化することも考えられるので、デッキ構築はしっかりと練っておきたい。
　デッキに戻すという処理の関係上墓地アドバンテージなどは一切得られず、このカード単体では完全に腐るので、複数積む場合には採用するＥＭモンスターの数に気を付けたい。

効果に『手札の「ＥＭ」モンスターを任意の数だけ相手に見せ』の一文があり、一見すると情報アドバンテージを失うよう受け取れる。
しかし、同様の効果を持つ《休息する剣闘獣》なども、明記こそされてないが不正防止のために戻すカードを相手に見せなければならない裁定であり、このカードはそれを明確化しただけである。

効果とカード名を考えるに、恐らくは舞台を手札に、舞台裏をデッキに例えているのだろう。
もっとも、イラストに映っている《ＥＭディスカバー・ヒッポ》のお尻は丸見えなので、完全には隠れられていない。

Ｑ：効果解決時に手札に「ＥＭ」モンスターが存在しなくなった場合、デッキをシャッフルする処理とカードを１枚ドローする処理は行われますか？
Ａ：いいえ、行われません。(15/02/14)

Ｑ：自分のデッキの枚数が１枚の時にこのカードを発動できますか？
Ａ：はい、発動でき、戻した数＋１枚ドローします。(15/02/14)