遊戯王カードWiki - 《ＥＭソード・フィッシュ》のバックアップ(No.21)

《ＥＭ(エンタメイト)ソード・フィッシュ/Performapal Sword Fish》 †

効果モンスター
星２/水属性/魚族/攻 600/守 600
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は６００ダウンする。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は６００ダウンする。

　ザ・デュエリスト・アドベントで登場した水属性・魚族の下級モンスター。
　相手モンスターを全体弱体化させる２つの誘発効果を持つ。

　単体でのステータスは貧弱だが、手軽な条件で相手モンスターの全体弱体化を行える。
　この弱体化は永続的なものであり、またその後も自分の特殊召喚をトリガーに複数回発動することができる。
　600の弱体化は、上級モンスタークラスの戦闘では無視できない影響を及ぼすため、フリーチェーンの特殊召喚カードと併用すれば嫌らしい動きができるだろう。
　また、１ターンに何度でも使えるので、《シャーク・サッカー》などと合わせてシンクロ召喚やエクシーズ召喚に繋げれば、さらに弱体化させることが可能。
　中でも《ダイガスタ・フェニクス》とは相性が良く、弱体化したモンスターを連続攻撃でまとめて蹴散らせる。

　このカードの特殊召喚時に《地獄の暴走召喚》を使うことで、《地獄の暴走召喚》で特殊召喚される相手モンスターも含め、大幅な弱体化を狙うことができる。

　【ガエル】では、属性とレベルが共通することから、サポートカードを共有しやすい上に、《鬼ガエル》と《粋カエル》により連続で特殊召喚が狙えるので、相性が良い。

《ブラック・ガーデン》が自分のフィールドにある時、召喚・特殊召喚が発生する度に、効果が発動する。
このカードがフィールドにある状態で《ブラック・ガーデン》を発動しておけば、攻撃力2400未満のモンスターでは戦闘破壊できなくなる。

モチーフは「タチウオ」だろう。
この「タチ」は「太刀」、すなわち刀を意味する。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vで遊矢が使用するＥＭの１体。
初登場は「遊矢vsストロング石島」戦で遊矢が使用。
《星読みの魔術師》・《時読みの魔術師》からペンデュラム召喚される。
効果で《バーバリアン・キング》の攻撃力を600ダウンさせた。
「遊矢vs素良」戦でもペンデュラム召喚され、合計３回も効果を発動して《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の活躍を支えた。

アニメでは、１ターンに１度だけ相手モンスター１体を対象として発動できる効果で、攻撃力だけしか下げられず、弱体化はエンドフェイズまでしか持続しなかった。
OCGにおいては他のＥＭと比べても格段に強化されている。

公式サイトの「デュエルのやり方」(チュートリアル)においても登場し、こちらでは先駆けてOCG 効果で登場している。
後攻１ターン目に召喚されたのだが、強制効果にも関わらず何故か弱体化する効果が発動されなかった。
《破天荒な風》で強化されたが、同時に強化した《幻奏の音女ソナタ》に返り討ちにされてしまい、デュエルにも影響を及ぼしてしまっている。