遊戯王カードWiki - 《ＥＭソード・フィッシュ》のバックアップ(No.31)

《ＥＭ(エンタメイト)ソード・フィッシュ/Performapal Sword Fish》 †

効果モンスター
星２/水属性/魚族/攻 600/守 600
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は６００ダウンする。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は６００ダウンする。

　ザ・デュエリスト・アドベントで登場した水属性・魚族の下級モンスター。
　相手モンスターを全体弱体化させる２つの誘発効果を持つ。

　単体でのステータスは貧弱だが、自身が召喚・特殊召喚に成功した場合に相手モンスターの全体弱体化を行える。
　この弱体化は永続的なものであり、またその後も自分の特殊召喚をトリガーに全体弱体化を行える。
　(1)、(2)どちらも１ターンに何度でも使えるので、展開前にこのカードを出しておけば大幅な全体弱体化が可能。
　《ダイガスタ・フェニクス》は効果を使ったこのカードをエクシーズ素材にでき、弱体化したモンスターを連続攻撃でまとめて蹴散らせる。

　このカードの特殊召喚時に《地獄の暴走召喚》を使うことで、《地獄の暴走召喚》で特殊召喚される相手モンスターも含め、大幅な弱体化を狙うことができる。

　他のＥＭとはレベルが異なる上に、カテゴリと関係した効果も持たないため、【ＥＭ】での活躍は難しい。
　【ガエル】ならば、属性とレベルが共通する事からサポートカードを共有しやすい上に、《鬼ガエル》と《粋カエル》による連続特殊召喚で効果を発動し大幅な弱体化が狙える。

《ブラック・ガーデン》がフィールドにある時、自分の召喚・特殊召喚した場合のローズ・トークンの特殊召喚もこのカードの(2)の効果のトリガーとなる。
弱体化の重ね掛けにより戦闘破壊が容易になり、相手フィールドのローズ・トークンの戦闘破壊も容易になる。

刀を意匠として取り入れた魚のモンスターである。
モチーフはカジキ類の魚の一種である「メカジキ（英語名：swordfish）」だろう。
- 刀剣とかかわりの深い日本語名を持つ魚類に「太刀魚(タチウオ)」というものもいるが、こちらの英語名は刀剣の一種カトラスにちなんだ「cutlassfish」となっている。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vで遊矢が使用するＥＭの１体。
初登場は「遊矢vsストロング石島」戦で遊矢が使用。
《星読みの魔術師》・《時読みの魔術師》からペンデュラム召喚される。
効果で《バーバリアン・キング》の攻撃力を600ダウンさせた。
「遊矢vs素良」（１戦目）でもペンデュラム召喚され、合計３回も効果を発動して《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の活躍を支えた。
「遊矢＆素良vsキャプテン・ソロ」では通常罠《ＥＭ大加勢》によって《デストーイ・ハーケン・クラーケン》の装備カードとなった。

アニメでは、１ターンに１度だけ相手モンスター１体を対象として発動できる効果で、攻撃力だけしか下げられず、弱体化はエンドフェイズまでしか持続しなかった。
OCGにおいては他のＥＭと比べても格段に強化されている。

公式サイトの「デュエルのやり方」(チュートリアル)においても登場し、こちらでは先駆けてOCG 効果で登場している。
後攻１ターン目に召喚されたのだが、強制効果にもかかわらず何故か弱体化する効果が発動されなかった。
《破天荒な風》で強化されたが、同時に強化した《幻奏の音女ソナタ》に返り討ちにされてしまい、デュエルにも影響を及ぼしてしまっている。