*《&ruby(エンタメイト){EM};ディスカバー・ヒッポ/Performapal Hip Hippo》 [#top]
 効果モンスター
 星3/地属性/獣族/攻 800/守 800
 (1):このカードが召喚に成功したターン、
 自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに、
 レベル7以上のモンスター1体を表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。

 [[ザ・デュエリスト・アドベント]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚に成功した]][[ターン]]に1度だけ、[[最上級モンスター]]1体を[[アドバンス召喚]]できるようにする[[ルール効果]]を持つ。~
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=11217

 [[効果]]は[[最上級モンスター]]限定の[[《二重召喚》]]といったところ。~
 必要な[[リリース]]の数はそのままだが、[[召喚]]済のこの[[カード]]自身も[[リリース]]できるため、実質的にはあと1体[[リリース]]の用意をすればいいことになる。~

 ただ、この[[カード]]自身も[[召喚]]権を消費するので、実のところ[[《ジェスター・コンフィ》]]や[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]などの[[特殊召喚]]で[[リリース]]を揃えるのと手間も[[カード]]消費もほとんど変わらない。~
 この[[カード]]は[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]以外に使い道がないため、[[上級モンスター]]の[[リリース]]などにも使える[[《ジェスター・コンフィ》]]などに見劣りする。~
 [[《虚無空間》]]などで[[特殊召喚]]を封じられた状況を想定するにしても、もう1体の[[リリース]]を[[特殊召喚]]によって確保できない状態では[[アドバンス召喚]]は難しい。~
 そもそもそれらを想定するにしても、消費が少ない[[《死皇帝の陵墓》]]や[[《帝王の烈旋》]]で十分な場合が多い。~
 また、[[アドバンス召喚]]を活かそうにも、[[特殊召喚]]でも[[効果]]を使え、[[上級モンスター]]にも対応する[[《冥帝従騎エイドス》]]の[[下位互換]]である。~
 一応、[[《百獣王 ベヒーモス》]]とは相性は良く[[リリース]]軽減能力や[[獣族]]サポートを併用できる。~

-行うのは[[アドバンス召喚]]なので、[[《死皇帝の陵墓》]]を併用したり、条件を満たした[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]を[[リリース]]なしで[[召喚]]したりはできない。~

-アニメでの扱いや複数の[[EM]][[サポートカード]]の[[イラスト]]に登場しているなど、[[EM]]の代表的[[モンスター]]とも言うべき存在だが、[[【EM】]]との[[シナジー]]は皆無に近い。~
[[EM]]には[[最上級モンスター]]が存在せず、[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]を採用するにしても[[ペンデュラム召喚]]するか[[ペンデュラム召喚]]した[[モンスター]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]する方が効率的。~
おまけに自身の[[効果]]は[[ペンデュラム召喚]]からでは使用できないため、[[EM]]との噛み合いは非常に悪い。~

--アニメARC-Vの視聴者プレゼント企画では構築済みの[[【EM】]][[デッキ]]が送られる予定だが、この[[カード]]はそのレシピから外されている。~
どうやら公式側でも[[シナジー]]が薄い事は把握している様である。~

-[[カバートークン]]とよく似ているが、[[効果]]の関連性はあまりない。~

-「ディスカバー(Discover)」は「発見する」という意味。~
「カバー」の部分に「カバ」がかかるネーミングとなっている。~
英語で「ヒッポ(Hippo)」は口語的表現でカバを意味する。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vで遊矢が使用する[[EM]]の1体。~
初登場は「遊矢vsストロング石島」戦。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[召喚]]され、返しの[[ターン]]の[[《バーバリアン・キング》]]の[[攻撃]]をアクション[[カード]]の[[コンボ]]で耐える。~
次の遊矢の[[ターン]]に、2体分の[[リリース]]として[[《オッドアイズ・ドラゴン》]]の[[アドバンス召喚]]に繋げた。~
その後は「遊矢vs柚子」、「遊矢vs素良」(1戦目)等に登場するが、いずれもあまり活躍できず[[戦闘破壊]]されてしまっている。~
[[アクションマジック>魔法カード]]《回避》による[[攻撃]]回避のアクション名は「ローリング・ヒッポ」。~

--アニメでは、[[アドバンス召喚する際に2体分のリリースとして扱う>ダブルコストモンスター]][[効果]]だった。~

--「沢渡&遊矢&権現坂&黒咲vs捕縛隊員3人」のタッグバトルロイヤル戦で遊矢が使用した[[通常罠]]《エンタメターン》の[[イラスト]]に描かれている。~

--公式サイトの「熱血!デュエル塾」では、遊矢の相棒でアクションカードを見つける名人として紹介されている。~
そのためか、防御[[カード]]がなくても[[攻撃表示]]で[[召喚]]され、アクションカードで[[攻撃]]を防ぐという戦術を取っている。~
「発見する」という意味の「ディスカバー」を名に持つこの[[カード]]には相応しい特性といえる。~

--アニメARC-V放送(直前)を記念したVジャンプのインタビュー特集記事によると、《EMディスカバー・ヒッポ》は「榊遊矢のマスコットキャラクター的位置づけ」とのこと。~
遊矢の[[モンスター]]の中でも特に表情豊かであり、喜怒哀楽様々な表情を見せている。~
鳴き声は「ヒッポ」。~

--遊矢が[[ペンデュラム召喚]]を使いこなすようになってからは、[[上級モンスター]]の展開にはそちらが用いられることが多くなり、[[効果]]が活用されにくい状況になっている。~
また、アクションカードを探すのが得意という設定が活かされず、移動手段としての個性も[[アタッカー]]兼[[エクシーズ素材]]となる[[《EMシルバー・クロウ》]]等に奪われてしまい、出番が激減している。~
一方で、画面の切り替え演出等、細かな所での出番は依然として多い。~

---劇中の登場人物からの評価も芳しくなく、「遊矢vs未知夫」戦では未知夫の母親に「そんな[[カード]]」呼ばわりされ、「遊矢vs権現坂」(2戦目)では[[ペンデュラム召喚]]されただけでギャラリー全員に驚かれている。~
因みに、後者の[[デュエル]]では[[ペンデュラム召喚]]されてから[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]の[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]されたのだが、実はこの[[カード]]を使う必要は全くなかった。~
([[フィールド]]の2体の[[ペンデュラムモンスター]]で[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]を[[アドバンス召喚]]した後、[[リリース]]した2体の[[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラム召喚]]すれば良い)~

--主人公の愛用[[カード]]として紹介される機会が多く[[デュエル]]外での出番は多いが、肝心の[[デュエル]]シーンではほとんど活躍しないという点で、前作の[[《ズババナイト》]]と立場が共通している。~
この[[カード]]の場合、[[デュエル]]外での出番があちらより多い割に[[デュエル]]での出番は少なく、ギャップがより目立っている。~

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!の「遊矢vs権現坂」戦でも遊矢が使用。~
権現坂を[[直接攻撃]]して[[フィニッシャー]]になる活躍を見せた。~
その際の[[直接攻撃]]名は「&ruby(ダイレクトヒッププレスアターック){直接尻圧攻撃};」。~
その後も序盤から[[ペンデュラム召喚]]や[[蘇生]]され[[アタッカー]]や[[フィニッシャー]]になっている。~

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!の「遊矢vs剛秀斗」戦において、遊矢が使用した[[アクションマジック>魔法カード]]《チームEMの絆》の[[イラスト]]に[[《EMウィップ・バイパー》]]と共に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCE SPでは主人公のお気に入り[[カード]]として紹介された中で、唯一パートナー[[デッキ]]に入っておらず、[[《EMウィップ・バイパー》]]にお気に入り[[カード]]枠を取られている。~
更には専用ボイスも存在しないと、不遇な扱いになっている。~

**関連カード [#card]
-[[EM]]

-[[《カバーカーニバル》]]

-[[召喚回数を増やすカード>召喚#x42a7163]]

―《EMディスカバー・ヒッポ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《EMキャスト・チェンジ》]]

-[[《エンタメ・フラッシュ》]]
-[[《ドタキャン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]

**収録パック等 [#pack]
-[[ザ・デュエリスト・アドベント]] DUEA-JP008

**FAQ [#faq]
Q:この[[カードの効果]]で[[アドバンス召喚]]を行う際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(14/04/19)

Q:この[[カード]]を[[召喚]]した後にこの[[カード]]が[[フィールド]]を離れた場合でも、その[[ターン]]に[[効果]]を[[適用]]できますか?~
A:はい、できます。(14/04/19)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《EMディスカバー・ヒッポ》,効果モンスター,モンスター,星3/地属性/獣族/攻800/守800,EM);