遊戯王カードWiki - 《Ｅｍダメージ・ジャグラー》のバックアップ(No.12)

《Ｅｍ(エンタメイジ)ダメージ・ジャグラー》 †

効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1500/守1000
「Ｅｍダメージ・ジャグラー」の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分にダメージを与える魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2)：自分または相手のバトルフェイズにこのカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける戦闘ダメージを１度だけ０にする。
(3)：自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「Ｅｍダメージ・ジャグラー」以外の「Ｅｍ」モンスター１体を手札に加える。

　クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した光属性・魔法使い族の下級モンスター。
　手札から捨てる事で効果ダメージを与えるカードの発動を無効にして破壊する効果と、バトルフェイズに手札から捨てる事で戦闘ダメージを無効化する効果、墓地から除外する事でＥｍをサーチする効果を持つ。

　(1)の効果はダメージを与える効果を無効にして破壊する効果。
　バーン効果であれば、カードの種類を選ばない上に、無効にして破壊するなので、メタカードとして優秀である。
　有力な対象には、《ＢＦ－星影のノートゥング》・《ガガガガンマン》・《Ｎｏ.６１ヴォルカザウルス》等が挙げられ、これらの効果に対して抑止力となる。
　コストが「墓地へ送る」ではなく「捨てる」なので、《マクロコスモス》の影響下でも効果を使うことができるのもポイント。

　(2)の効果は、戦闘ダメージを０にする効果。
　ダメージ計算時に使えず、必ず次の戦闘ダメージを０にするため、相手の《オネスト》を使った攻撃を無駄撃ちさせるといった用途には使いにくい。
　しかし、カードの効果によるダメージ計算などによる戦闘ダメージは回避できる。
　また、戦闘ダメージが発生しない場合でも、墓地で発動する(3)の効果を発動するために発動し墓地へ送ることもできる。

　(3)の効果は、同名カード以外のＥｍをサーチする効果。
　(1)・(2)の効果に加えて、リクルートもしやすいステータスなので、墓地へ送るのは容易である。
　サーチ先としては、汎用性の高い特殊召喚効果を持つ《Ｅｍハットトリッカー》が有力。
　他にも、《Ｅｍフレイム・イーター》はコンボありきのカードなので、貴重なサーチ手段となる。

　非常に汎用性が高いため、【Ｅｍ】以外でも《Ｅｍハットトリッカー》や《Ｅｍトリック・クラウン》とセットで採用する価値は十分にある。

《ライフ・コーディネイター》と異なり自分の効果も無効にできる。
なお、相手が受けるダメージを無効にする事はできない。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vの「遊矢vs梅杉＆竹田」戦において途中参戦したデニスが使用。
《覇嵐星フウジン》のバーン効果で遊矢のライフが尽きる寸前に自身の効果により手札から墓地へ送られ、バーンダメージを無効にして遊矢のライフを守った。
「柚子vsデニス」戦では初めてフィールドに現れ、ペンデュラム召喚された直後に《Ｅｍトラピーズ・マジシャン》のエクシーズ素材となった。