*《&ruby(エンタメイジ){Em};トラピーズ・マジシャン》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
 魔法使い族レベル4モンスター×2
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない。
 (2):自分・相手のメインフェイズ1に1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
 このカード以外のフィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
 このターンそのモンスターは2回攻撃でき、バトルフェイズ終了時に破壊される。
 (3):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
 デッキから「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
//http://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20150306
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[クラッシュ・オブ・リベリオン]]で登場する[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 自身の[[攻撃力]]以下の数値の[[ダメージ]]を受けなくなる[[効果]]、[[モンスター]]1体に[[2回攻撃]]能力と、[[バトルフェイズ]]終了時に[[破壊]]する[[デメリット]]を付与する[[効果]]、[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合に[[Em]]1体を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~

 [[エクシーズ素材]]は[[魔法使い族]][[レベル]]4[[モンスター]]2体に限定されているため主に[[【魔法使い族】]]で使用される。~
 [[《マジカル・コンダクター》]]や[[《暗躍のドルイド・ドリュース》]]で[[墓地]]の[[魔法使い族]]を[[蘇生]]すれば[[手札]]1枚から[[エクシーズ召喚]]できる。~
 [[魔法使い族]]が多い[[【墓守】]]でも[[エクシーズ召喚]]しやすく、[[《墓守の偵察者》]]の[[効果]]で素材2体を並べられる。~
 同様に[[レベル]]4[[モンスター]]中心であり、[[リクルート]]もできる[[【憑依装着ビート】>【魔法族の里】#charmer]]でも比較的楽に並べられる。~
 [[【ゼンマイ】]]でも主要[[カード]]である[[《ゼンマイマジシャン》]]の[[効果]]で[[同名カード]]を[[リクルート]]することで容易に[[エクシーズ召喚]]が可能。~
 [[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]にも使える[[《ヂェミナイ・エルフ》]]2体を[[《レスキューラビット》]]で[[リクルート]]しても良いだろう。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]で[[《アステル・ドローン》]]を[[リクルート]]すれば[[ドロー]]しつつ出せるが、[[《召喚僧サモンプリースト》]]自体が[[制限カード]]なのでそこまで期待しない方が良いだろう。~

 [[ダメージ]]を受けない[[効果]]は自身の[[攻撃力]]以下に限定されるものの、[[戦闘ダメージ]]と[[効果ダメージ]]の両方に対応する。~
 自身の[[攻撃力]]も2500と高いため、単発の[[バーン]][[カード]]や[[ダイレクトアタッカー]]の[[直接攻撃]]の大半を防げる。~
 [[【魔法使い族】]]で[[エクストラデッキ]]に1枚採用しておけばその手の[[バーン]][[デッキ]]や[[【エレキ】]]相手に大きく優位に立てる。~
 ただし[[エクシーズ召喚]]が必要となるため、[[【フルバーン】]]対策とする場合はかなり序盤に出す必要がある。~
 [[自分]]の[[カードの効果]]による[[効果ダメージ]]も防げるため、[[《妖精の風》]]などとの併用はでき、[[リクルーター]]に[[自爆特攻]]させた場合の、[[戦闘ダメージ]]も回避できる。~
 自身が[[攻撃力]]5000以下の[[モンスター]]と[[戦闘]]を行った場合の超過[[ダメージ]]も発生しなくなるが、[[攻撃力]]を下げてくる[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]等には注意。~

 (2)の[[効果]]は[[2回攻撃]]と[[破壊]][[デメリット]]を付与する[[効果]]。~
 自身には使用できないために他の[[モンスター]]と並べる必要があり、単体での扱いやすさではやや重い部分がある。~
 この[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]した上でもう1体充分な[[攻撃力]]のある[[モンスター]]を用意する手間が必要なことを思うと、[[デメリット]]は回避したいところ。~
 [[破壊]]に[[耐性]]があるか、[[破壊]]をトリガーに[[効果]]が[[発動]]するものならば、無駄なく[[2回攻撃]]の利点だけを活用できる。~
 また、自身を選択できない代わり、この[[カード]]自身に課される[[デメリット]]も存在しない。~
 [[2回攻撃]]後の追撃の他、[[2回攻撃]]を付与する[[モンスター]]の[[攻撃力]]が低くても逆にこの[[カード]]が露払いとして動くこともできる。~

 また、[[表側攻撃表示]][[モンスター]]であれば[[相手]]も選択でき、[[デメリット]]を利用した[[除去]]手段として用いることもできる。~
 ただし、[[効果]]の[[発動]]は[[メインフェイズ]]1のみ、[[破壊]]は[[バトルフェイズ]]終了時のため、[[バトルフェイズ]]自体を行わないことで[[破壊]]の回避は可能。~
 よって、[[攻撃]]ができないならば[[バトルフェイズ]]自体を放棄される可能性が高く、[[攻撃]]を[[ロック]]等しての[[コンボ]]は難しい。~
 相手が大量に展開している場合には全ての[[モンスター]]の[[攻撃]]を放棄させる形にはなるが、その場合は[[2回攻撃]]を含めた攻めで[[デメリット]]以上の動きをされる危険性に注意。~

 [[縛り]]はあるものの2体で出せる[[魔法使い族]]・[[光属性]]の[[ランク]]4であるため、[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使用すれば強力な[[《風紀宮司ノリト》]]を出せる。~
 [[魔法使い族]]の[[サポートカード]]を多く採用していれば[[《風紀宮司ノリト》]]を維持することも容易なので、そちらも考慮に入れても良いだろう。~
 その他、貴重な[[レベル]]4×2の[[魔法使い族]][[エクシーズモンスター]]である点も、[[《魔法族の里》]]等の条件維持のため[[【魔法使い族】]]では大きな役割を持てる。~
//ランク3以下に重ねても出せるダウナード・マジシャンでも十分かと
//魔法使い族の場合上級に頼ったりレベル4ばっかり採用したりするから、里使う場合あまりランク2〜3使わない気がする、ものにもよるけど

-「トラピーズ(Trapeze)」とは、サーカスなどで使われるブランコのことである。~

-「[[攻撃宣言]]が不可能な[[モンスター]]」を選択し[[破壊]]目的で使うことができるかは裁定待ち。~
自分の[[モンスター]]でこの状況はあまり意味がないが、自分[[ターン]]に[[攻撃]]不可能が明白な相手[[モンスター]]を選択し[[破壊]]できるかには影響する。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vにおいてデニスが使用する[[モンスター]]。~
「遊矢vs梅杉&竹田」戦に途中参戦したデニスが《Emフレイム・イーター》2体で[[エクシーズ召喚]]したのが初登場。~
自身の[[効果]]で梅杉と竹田の[[バーン]]戦術を封じた上で、遊矢の[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]に[[2回攻撃]]を付与し勝利に貢献した。~
「柚子vsデニス」戦では[[《Emダメージ・ジャグラー》]]と《Emフレイム・イーター》で[[エクシーズ召喚]]され、[[《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》]]を[[攻撃]]。~
自身の[[効果]]で[[《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》]]の[[バーン]][[効果]]を防ぎ、更に[[罠カード]]《トリック・ボックス》でこの[[カード]]の[[効果]]を[[無効]]化した上で[[コントロール交換]]された。~
直後に[[《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》]]の[[攻撃]]を受けて[[バーン]][[ダメージ]]により柚子に勝利する。~

--[[エクシーズ召喚]]の際の台詞は「ショー マスト ゴー オン!天空の奇術師よ 華やかに舞台を駆け巡れ![[エクシーズ召喚]]!現れろ![[ランク]]4!《Emトラピーズ・マジシャン》!」。~

--「ショー マスト ゴー オン!」は「the show must go on」の事か。~
直訳すると「ショーを続けなければならない」、「ショーは続けるべきだ」となるが、英語の諺で「(劇の途中で何が起こっても)止めるわけにはいかない」「問題があっても続けなければならない」、そこから転じて「何があってもやり遂げる」、「途中でやめてはいけない」という意味である。~
後述のアニメ[[効果]]とこの[[カード]]がピエロのモチーフである事を考えると「show」と「途中でやめてはいけない」の両方を上手く取った台詞である。

--アニメでの(1)の[[効果]]は[[戦闘ダメージ]]には対応しておらず、[[相手]]に対する[[効果ダメージ]]も[[無効]]になるものだった。~
(2)の[[効果]]は自身も[[対象]]にできて、[[メインフェイズ]]以外にも使用でき、[[対象]]になった[[モンスター]]は[[2回攻撃]]せねばならず、[[2回攻撃]]しなかった場合に[[破壊]]されるというものだった。~
なお、(3)の[[効果]]は存在しなかった。~

**関連カード [#card]
-[[Em]]

//―《Emトラピーズ・マジシャン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]

**収録パック等 [#pack]
-[[クラッシュ・オブ・リベリオン]] CORE-JP0XX

//**FAQ [#faq]
//Q:(2)の[[効果]]で[[自分]]の[[メインフェイズ]]1に[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]、[[相手]]の[[メインフェイズ]]1に[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[対象]]にして[[発動]]できますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//Q:(2)の[[効果]]で[[表側攻撃表示]]の[[《メタル・リフレクト・スライム》]]([[攻撃]]できない[[モンスター]])を[[対象]]にして[[発動]]できますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//Q:[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]に[[攻撃]]されて[[戦闘破壊]]される場合、[[自分]]は500[[ダメージ]]を受けますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//Q:[[バトルフェイズ]]に入りましたが、[[効果]]を受けた[[モンスター]]は[[《閃こう竜 スターダスト》]]の[[効果]]により[[破壊]]されませんでした。~
//  次の[[ターン]]で[[バトルフェイズ]]に入った場合、その[[モンスター]]は[[バトルフェイズ]]終了時に[[破壊]]されますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//Q:[[効果]]を受けた[[モンスター]]がいる状態で、[[バトルフェイズ]]に入りませんでした。~
//  次の[[ターン]]で[[バトルフェイズ]]に入った場合、その[[モンスター]]は[[バトルフェイズ]]終了時に[[破壊]]されますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。