*《&ruby(フューチャーナンバーズ){FNo.};0 &ruby(みらいおう){未来皇};ホープ/Number F0: Utopic Future》 [#top] エクシーズ・効果モンスター ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0 「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2 ルール上、このカードのランクは1として扱う。 (1):このカードは戦闘では破壊されず、 このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。 (2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。 その相手モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る。 (3):フィールドのこのカードが効果で破壊される場合、 代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。 //https://yugiohblog.konami.com/articles/?p=7104 [[ネクスト・チャレンジャーズ]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ 自身への[[戦闘破壊]][[耐性]]及び[[お互い]]の[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]、この[[カード]]と[[戦闘]]した[[相手]][[モンスター]]を一時的に[[コントロール奪取]]する[[効果]]、[[エクシーズ素材]]を消費して[[効果]][[破壊]]を免れる[[効果]]を持つ。~ 同[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]を2体を使用というのは少々消費が激しい。~ なるべく消費を補填しつつ、[[効果]]を使い終えた[[エクシーズモンスター]]をこの[[カード]]に繋ぐというのが基本となるだろう。~ 特定[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]ばかり使うという[[デッキ]]なら自然に入れられ、展開ルートも多彩。~ -[[《レスキューラビット》]]からの[[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[ランク]]3の[[水属性]]を出し、[[《FA−ブラック・レイ・ランサー》]]を重ねれば[[ランク]]4が2体。~ -[[ランク]]3の[[魔人]][[エクシーズモンスター]]を[[《鍵魔人ハミハミハミング》]]で[[蘇生]]。~ [[《鍵魔人ハミハミハミング》]]は[[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]でも出せる、が[[蘇生制限]]には注意。~ -[[《ダイガスタ・エメラル》]]で[[《ジェムナイト・パール》]]を[[蘇生]]。~ -[[ガジェット]]や[[《カゲトカゲ》]]、[[《サモンチェーン》]]を併用し、[[《ギアギガント X》]]や[[《キングレムリン》]]を複数展開。~ -[[《ソウル・チャージ》]]や[[《エクシーズ・ダブル・バック》]]で同[[ランク]][[エクシーズモンスター]]を複数[[蘇生]]。~ -[[《真炎の爆発》]]で同[[レベル]][[モンスター]]や[[《炎星皇−チョウライオ》]]を複数[[蘇生]]。~ [[コントロール奪取]]は[[バトルフェイズ]]終了時までであるため継続的な[[アドバンテージ]]とはなり辛いものの、[[《マスク・チェンジ・セカンド》]]などの[[速攻魔法]]や[[《強制終了》]]で[[墓地へ送って>墓地へ送る]]しまえば[[除去]]にもなる。~ [[《エネミーコントローラー》]]の2つ目の[[効果]]の[[コスト]]にしてやれば、更に[[モンスター]]1体の[[コントロール]]を[[エンドフェイズ]]まで奪うことができる。~ [[コンボ]]の度合いが強くなるため[[手札事故]]の可能性は高まるが、[[《門前払い》]]との相性は抜群である。~ 自身は全く[[戦闘ダメージ]]を与えないため[[バウンス]]されず、奪った[[相手]][[モンスター]]で[[戦闘ダメージ]]を与えていけば恒常的な[[除去]]も兼ねられる。~ この[[カード]]を出すまでのちょっとした時間稼ぎにも使えるので、この[[カード]]を主軸として活用するならば一考の余地はある。~ [[《アサルト・アーマー》]]等の[[2回攻撃]]を付与できる[[カード]]とも相性がいい。~ この[[カードの効果]]には1[[ターン]]内の[[発動]]回数に制限がないので、複数の[[相手]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得ることができる。~ ただし、[[バトルフェイズ]]終了時までしか奪えないので、可能な限りその[[ターン]]中で仕留めたいところである。~ 3つめの[[効果]]以外は[[エクシーズ素材]]を必要としない[[効果]]であるため、[[蘇生]]や[[帰還]]した後でも問題なく使用できる。~ [[戦闘]]以外の[[耐性]]はないために過信はできないが、[[相手]][[ターン]]中に[[蘇生]]すれば[[壁]]にもなる。~ この[[カード]]を2回以上[[エクシーズ召喚]]するのは容易ではないので、出した[[ターン]]中に仕留める時以外は、可能な限り使い回せるよう心がけたい。~ [[戦闘]]には滅法強い上に[[エクシーズ素材]]を身代わりに[[破壊]][[効果]]も防げるので[[壁]]としても優秀だが、昨今では[[破壊]]以外の[[除去]]も多い為過信は出来ない。~ [[モンスター効果]]の[[無効]]化にも非常に弱く、特に採用率の高い[[《ブレイクスルー・スキル》]]は[[フィールド]]だけではなく、[[墓地]][[発動]]の[[効果]]でもあっさり突破されてしまうため2重の意味で注意が必要である。~ [[《禁じられた聖衣》]]や[[《スキル・プリズナー》]]と併用すると非常に堅牢な[[モンスター]]となるので、主軸にするならばそれらの[[カード]]の採用も検討したい。~ // 勘違いされがちだが、''[[モンスター効果]]を[[無効]]にされ、この[[カード]]自身が[[戦闘破壊]]された場合でも[[ダメージステップ]]は経由しているため、問題なく[[コントロール奪取]]を行うことは可能である''ことには注意。~ // また、''[[戦闘破壊]]はされなかったが、[[戦闘]]を行い[[ダメージステップ]]を経由したのなら、例え自身が[[エクストラデッキ]]に戻った場合でも[[コントロール奪取]]を行うことは可能''である。~ // 下記FAQ(15/12/19)参照 ややこしい事例ではあるが、''[[戦闘]]は行ったものの結果として[[ダメージステップ]]を経由しなかった場合は、当然[[コントロール奪取]]を行う事はできない''ことにも注意が必要である。~ 変わったところでは、自身の[[効果]]よりもその特異な[[召喚条件]]を活かす事も考えられる。~ [[【インフェルニティ】]]等では[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]を速やかに[[墓地]]に落としたい場合や、[[フィールド]]を1つ開けたい場合などに[[エクシーズ召喚]]する事も考えられるだろう。~ [[《蒼血鬼》]]を用いたループ[[コンボ]]では、[[墓地]]肥しに利用した[[《ラヴァルバル・チェイン》]]2体を[[エクシーズ素材]]とすれば[[特殊召喚]]のためのスペースを空けつつ[[効果]][[発動]]に必要な[[エクシーズ素材]]を確保でき、[[《ダイガスタ・エメラル》]]や[[《ガガガガンマン》]]等を絡めることによって[[先攻]][[1ターンキル]]も可能となる。~ -[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]のように[[レベル]]を持つ[[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]とし、さらに特殊な条件として[[エクシーズモンスター]]に重ねても[[エクシーズ召喚]]できるというものは従来から存在していた。~ しかし、基本となる[[エクシーズ素材]]から[[エクシーズモンスター]]を要求するのはこれが初めてである。~ [[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]を素材にするがゆえに[[ランク]]0ということが由来となっているからだろうか?~ -[[ランク]]を表す黒い星印が存在せず、[[効果外テキスト]]で[[ランク]]を1として扱うようになっている。~ ルール的には元から[[ランク]]1である物と変わらないが、ルール問題を回避しつつアニメの再現を果たしている。~ 特異な[[ステータス]]とそれを補う[[効果外テキスト]]というのは、攻守を含め全[[カード]]の中でも特例中の特例と言える。~ -[[イラスト]]では、胸部に自身のナンバーである「0」があしらわれている。~ ただし、[[エクシーズ召喚]]の際に表示された数字は、他の1桁の[[No.]]と同じように「00」となっていた。~ -「第2回デュエリスト[[カードプロテクター]] デザイン大投票」では、当時[[OCG]]になかったこの[[カード]]のプロテクターが投票候補とされていた。~ あくまで候補だったとはいえ、当時未[[OCG]]だった[[カード]]が[[カードプロテクター]]となるのは異例である。~ 投票では4位を獲得した。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vsアストラル」戦で遊馬が使用。~ [[通常罠]]《マスター・ピース》の[[効果]]で、[[墓地]]の[[《ガガガガンマン》]]と[[《ガガガザムライ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~ [[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]を[[攻撃]]し、[[コントロールを奪った>コントロール奪取]]。~ 次のアストラルの[[ターン]]には[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]の[[効果]]による[[ダメージ]]を回避している。~ その後[[《かっとビング・チャレンジ》]]・[[通常罠]]《ブレイビング・メモリー》の併用で[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]を[[戦闘破壊]]した。~ 《ブレイビング・メモリー》による追加[[攻撃]]は[[《運命の扉》]]で[[無効]]にされたが、[[《ダブル・アップ・チャンス》]]でさらなる追加[[攻撃]]を行い[[フィニッシャー]]となった。~ [[攻撃]]名は「ホープ剣・フューチャー・スラッシュ」。~ --アニメでは、[[ランク]]1として扱う[[効果]]はなく、[[攻撃]]を[[無効]]にされても[[コントロールを奪う>コントロール奪取]]ことができ、[[エクシーズ素材]]を取り除いて[[効果ダメージ]]を0にする[[効果]]もあった。~ また、[[エクシーズ素材]]には「モンスターエクシーズ×2」と書かれており、[[No.]]も[[エクシーズ素材]]に使うことができた(同じ[[ランク]]でなければならないかは不明)。~ ---[[OCG]]で[[No.]]を[[エクシーズ素材]]に使えなくなったのは、上記の[[デュエル]]においてこの[[カード]]以外の[[No.]]を全て対戦[[相手]]のアストラルが所持していた点を再現したものと思われる。~ また、この[[カード]]自体を[[エクシーズ素材]]にできないようにするための制約とも考えられる。~ なお、アニメ公式サイトの「必勝!モンスターアカデミー」では、この[[モンスター]]の[[エクシーズ素材]]に[[《No.39 希望皇ホープ》]]と[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]を用いているが、[[OCG]]ではこれができなくなっている。~ 一応、[[《No.39 希望皇ホープ》]]と[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]に[[《ヒーロー・マスク》]]を使えば出来ない事もないが、わざわざ狙ってやる必要性は限りなく薄い。~ --[[コントロール奪取]]する[[効果]]を[[発動]]する際、背中の翼が羽毛のように変化し、その羽根で[[相手]][[モンスター]]を包み込む演出がなされた。~ --[[OCG]]の(3)の[[効果]]に相当する[[効果]]は[[戦闘破壊]]にも対応していたが、元々[[永続効果]]としても[[戦闘破壊]][[耐性]]を持っていたため、記述が重複している。~ --[[エクシーズ召喚]]時の口上は「今こそ現れろ、FNo.0! 天馬、今ここに解き放たれ、縦横無尽に未来へ走る。これが俺の、天地開闢! 俺の未来! [[かっとビング>かっとビングカウンター]]だ、俺! 未来皇ホープ!」。~ --九十九遊馬の髪型に似た頭部をしており、作中でも小鳥が「遊馬に似てる」とつぶやいている。~ また、[[《ダブル・アップ・チャンス》]]を[[発動]]した際には、遊馬とこの[[モンスター]]が一体となっていた。~ アストラルからも「君自身のナンバーズ」と言われており、[[No.]]の中でも特異な存在であるらしいが、詳細は語られなかった。~ //もしこの言葉をそのまま解釈した場合、遊馬の[[デュエル]]が危険だとされた理由は、[[No.]]を持つ相手に敗北した場合に遊馬自身も消えてしまうからという事になる。~ //未来皇全く関係ない --アニメでの[[イラスト]]は棒立ちの姿で描かれていたが、[[OCG]]では右膝を曲げ両手に剣を持っている構図となっている。~ また、[[カード名]]の文字の色は青だった。~ --アニメ公式サイトの「必勝!モンスターアカデミー」によると、[[《No.39 希望皇ホープ》]]の未来の姿であるとの事。~ また、サイトおよびVジャンプの遊馬によれば、[[効果]]は「[[デュエル>戦闘]]をすればみんな友達」という遊馬の考えを体現したものとの事。~ --この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]時、及び[[戦闘補助>コンバットトリック]]に[[発動]]した一連の[[カード]]はいずれもZEXAL(II)のOP・ED曲を彷彿とさせる。~ また、[[エクシーズ召喚]]時の口上にある「縦横無尽」「天地開闢」は、ZEXAL初期OP及びZEXALII最終回EDに使われた楽曲「マスターピース」の歌詞に登場するフレーズでもある。~ --アニメ遊戯王シリーズ通算777回記念となったアニメARC-V第73話の特別OPでは使い手の遊馬と共に登場している。~ ただし、同日に更新された公式ホームページの「超熱血!デュエル塾 講義24」では[[《No.39 希望皇ホープ》]]が遊馬の切り札として紹介されている。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[No.]] -[[《SNo.0 ホープ・ゼアル》]] -[[《アルティマヤ・ツィオルキン》]] -[[《ミュータント・ハイブレイン》]] //―《FNo.0 未来皇ホープ》の姿が見られる[[カード]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【バハムート・シャーク】]] -[[【魔人】]] -[[【インフェルニティ】]] **収録パック等 [#pack] -[[ネクスト・チャレンジャーズ]] NECH-JP081 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]([[Secret]])}; **FAQ [#faq] Q:[[エクシーズ素材]]とする[[エクシーズモンスター]]が持っている[[エクシーズ素材]]は、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]となりますか?~ A:いいえ、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]とはならず[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]ます。(14/07/18) //http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=13375&keyword=&tag=-1 //データベースの日付 Q:[[《CX 冀望皇バリアン》]]の[[効果]]でこの[[カード]]の[[カード名]]と[[効果]]を得た場合、[[《CX 冀望皇バリアン》]]は[[ランク]]1として扱いますか?~ A:いいえ、この[[カード]]の『ルール上、この[[カード]]の[[ランク]]は1として扱う。』は、[[モンスターの効果としては扱わない>効果外テキスト]]ため、[[《CX 冀望皇バリアン》]]で[[効果]]を得た場合でも、[[ランク]]1として扱う事はできません。(14/07/19) Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[コントロール]]を得た[[モンスター]]がその[[バトルフェイズ]]中に[[裏側表示]]になった場合でも、[[バトルフェイズ]]終了時に[[コントロール]]は戻りますか?~ A:はい、戻ります。(14/08/06) Q:[[コントロールを得る>コントロール奪取]]のは「[[バトルフェイズ]]終了時まで」とありますが、[[エンドステップ]]中に処理を終わらせるのですか?~ A:[[エンドステップ]]中の任意のタイミングに[[コントロール]]が戻ります。(15/03/27)~ Q:この[[カード]]を[[《相克の魔術師》]]の[[効果]]で[[レベル]]1の[[エクシーズ素材]]として扱えますか。~ A:はい。扱えます。(15/05/03)~ Q:[[《スキルドレイン》]]が[[適用]]されている場合にこの[[カード]]が[[攻撃表示]][[モンスター]]と[[戦闘]]を行い[[戦闘]]で[[破壊]]されました。この[[カード]]の(2)の[[効果]]は[[発動]]できますか?~ A:この[[カード]]自身が[[戦闘]]によって[[破壊]]された場合、(2)の[[効果]]は[[発動]]できません。(15/12/19) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《FNo.0 未来皇ホープ》,エクシーズモンスター,効果モンスター,モンスター,ランク1/光属性/戦士族/攻0/守0,No.,);