Kozmo(コズモ)−ダークエクリプサー/Kozmo Dark Eclipser》

効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻3000/守2600
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):罠カードが発動した時、自分の墓地から「Kozmo」モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル8以下の「Kozmo」モンスター1体を手札に加える。

 EXTRA PACK 2016で登場した闇属性機械族最上級モンスター
 最上級Kozmo共通の永続効果墓地Kozmoコスト罠カードカードの発動無効にして破壊できる誘発即時効果破壊され墓地へ送られた場合に自身を除外する事でKozmoサーチできる誘発効果を持つ。

 (1)の耐性については《Kozmo−フォアランナー》を参照。

 (2)は罠カードへのカウンター効果
 1ターンに1度の制限も無く、墓地コストさえ確保できれば面倒な罠カードを好きなだけ排除可能で、《拮抗勝負》手札から発動するものでも無効にできる。
 【Kozmo】は基本的に自身のコスト除外されることが多いデッキのため一見噛み合いが悪いように見えるが、一気に2枚の墓地肥やしが可能な《Kozmo−フェルブラン》墓地コストを適宜補充することで対応できる。
 【Kozmo】《Kozmo−エメラルドポリス》によるサルベージが戦術の主軸となっているため、コストとして除外する行為自体もメリットになる。
 無論、《Kozmo−ドロッセル》によるサーチをメインに据える構築の場合は採用自体を見送るほうがよい。

 むしろ問題は、カウンターしようにもそこまで対策したい罠カードがほぼない点である。
 Kozmoはもとからフリーチェーン除外破壊によるリクルートを備えているため除去に強く、警戒すべき除去といえば落とし穴系列か[全体除去]]の《拮抗勝負》、あるいは《センサー万別》のような残留するメタカード等。
 だが、これらはすべてのデッキで採用されるようなものではなく、そもそも罠カードを1枚も採用しないデッキも少なくない現環境では、この効果を持て余すことのほうが多いのが事実である。
 このため、墓地コストを払って除外するという行為が安定して行えない。

 (3)の効果は他のKozmo上級モンスターが共通して持つリクルート効果サーチに置き換わっている。
 Kozmoレベル8以下のモンスターが大半を占め、《Kozmo−ダークプラネット》同名カード以外のKozmoモンスターサーチ可能である。
 しかし上級モンスターサーチしても別途特殊召喚手段が必要であり、同条件下で発動する他のKozmoモンスターリクルート効果と比較してやや手間がかかる。
 相手破壊されて発動する場合《ブラック・ホール》等の全体除去によるものが多く、相手の追撃を防げないのも痛い。
 単にアタッカーが必要であれば同等の攻撃力耐性を持ち、モンスターを直接リクルートできる《Kozmo−ダークシミター》で十分なことも多い。

 耐性ステータス自体は悪くないものの、それ以外の効果Kozmoの基本戦術に噛み合っていないのが難点となる。
 採用する場合はこのカードを主軸にした構築やプレイングが求められる。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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