遊戯王カードWiki - 《Ｎ・エア・ハミングバード》のバックアップ(No.74)

《Ｎ(ネオスペーシアン)・エア・ハミングバード/Neo-Spacian Air Hummingbird》 †

効果モンスター
星３/風属性/鳥獣族/攻 800/守 600
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分は相手の手札の数×５００ライフポイント回復する。

　相手の手札は基本的なデッキの場合２枚くらいは残っているのが殆どのため、なかなかバカにできないライフゲインを期待できる。
　更に回復を行うモンスターの中では珍しい起動効果であるため、即効性も高い。
　サポートもそれなりに恵まれているため、優秀なライフゲインカードである。

　《光の護封剣》《和睦の使者》《威嚇する咆哮》やロックカード等で守れば、安定して回復できる。
　その後もフィールドに維持し続ければ毎ターン継続的に回復できるが、攻撃力・守備力共に低く戦闘で破壊されやすいため、防御カードは用意したい。
　ライフを回復することに意味があるデッキ、たとえば【キュアバーン】や、ライフコストを使うカードを多用するデッキでは活躍が期待できる。
　一度だけ回復効果を使用し、《ゴッドバードアタック》や《風霊術－「雅」》で相手のカードごと吹き飛ばしてしまうのも有効である。

　コンタクト融合体の中でも特に強力な《Ｅ・ＨＥＲＯエアー・ネオス》・《Ｅ・ＨＥＲＯストーム・ネオス》の融合素材であるため、【コンタクト融合】には優先的に投入される。
　ただ、コンタクト融合体の《Ｅ・ＨＥＲＯエアー・ネオス》とは、効果の相性が悪いのが難点。
　こちらはライフを回復するのに、融合体の方は相手よりライフが少ないほど攻撃力が上がるからである。
　このため、コンタクト融合体を特殊召喚する前には敢えて起動効果を発動しない方が良い場合もある。
　しかし、《ヒーローアライブ》や《神の宣告》等で大量にライフポイントを消費してしまい《神の警告》や《神の忠告》等のコストを払えなくなった時はこのライフゲインが役に立つ事もある。
　また、《ブラック・ガーデン》からの蘇生に対応することも覚えておきたい。
　《ブラック・ガーデン》の影響下で《Ｅ・ＨＥＲＯプリズマー》を召喚すれば、蘇生したこのカードと《Ｅ・ＨＥＲＯネオス》となった《Ｅ・ＨＥＲＯプリズマー》とでコンタクト融合が可能になる。
　その他にもネオスペーシアン?と並べる事で《スペーシア・ギフト》でのドローも補助出来る。

「ハミングバード」とは、ハチドリのこと。
花の蜜を常食する世界最小クラスの鳥類である。
しかしこのモンスターの姿はハチドリとは似ても似つかず、サイズもネオスペーシアンの中では長身の方である。

回復効果を使用した際は相手の手札１枚１枚から大きな花が生え、その花から蜜を吸うことでコントローラーのライフを回復させる演出がある。
引き締まった身体を持つ鳥人の容姿をしているこのモンスターが、バタバタと飛び回りながら蜜を吸っているところは少々シュールな光景である。

135話の「今日の最強カード」で紹介され、「癒し系ネオスペーシアン」と呼ばれた。
ただし、この放送回ではこのカードは登場していない（同話は２週に渡ったデュエルの前編で、このカードは翌週の後編に登場した）。