*《&ruby(ナンバーズ){Ｎｏ.};１０３ &ruby(しんそうれいじょう){神葬零嬢};ラグナ・ゼロ》 [#w6d251f4]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク４/水属性/天使族/攻2400/守1200
 レベル４モンスター×２
 １ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、
 相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する、
 元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター１体を選択して発動できる。
 選択したモンスターを破壊し、デッキからカードを１枚ドローする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除

　[[PRIMAL ORIGIN]]で登場した[[水属性]]・[[天使族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
　[[攻撃力]]が変化している[[相手]]の[[表側攻撃表示]][[モンスター]]を[[破壊]]して１枚[[ドロー]]する[[誘発即時効果]]を持つ。

　[[効果]]の[[発動条件]]として[[ステータス]]が変動している[[モンスター]]を必要とするが、[[相手]]に期待するのでは安定しないため、[[相手]]に依存せず自分で状況を作り出すことになる。~
　[[《強者の苦痛》]]とは相性が良く、永続的に[[相手]]を[[弱体化]]することで[[相手]]の戦力を削ぎつつ、この[[カード]]の[[発動条件]]を満たすことができる。~
　[[《アーマード・ビー》]]や[[《ダークジェロイド》]]であれば、[[エクシーズ素材]]の確保と両立できる。~
　他に扱いやすい[[カード]]としては、[[《禁じられた聖杯》]]や[[《禁じられた聖槍》]]等も存在する。~
　特に前者は、[[モンスター効果]]による[[破壊]][[耐性]]を[[無効]]にした上でこの[[カード]]の[[除去]][[対象]]にする事ができるので非常に相性がいい。~
　微弱な[[ステータス]]変化でいいので、[[ステータス]]を変化させる[[カード]]を多く投入されている[[デッキ]]には採用の余地がある。~
　[[攻撃力]]の変化した[[モンスター]]限定ではあるものの、[[モンスター除去]]＋[[ドロー]]を[[フリーチェーン]]で行える性能は大いに評価できる。~
　[[ランク]]４・素材２体・[[縛り]]なしと非常に出しやすく、[[攻撃力]]変動を伴う[[デッキ]]に対する[[メタカード]]として幅広い[[デッキ]]で採用できる。~
　特に[[エクシーズ召喚]]直後に損失を取り戻せ、かつ返しの[[ターン]]でのけん制が可能になる[[全体強化]]の影響下では攻防一体の強力な[[カード]]と化す。~
　[[強化]]そのものが主目的でなくとも、[[【暗黒界】]]・[[【墓守】]]・[[【炎星】]]・[[【甲虫装機】]]といった展開に際し[[ステータス]]変動が生じる[[デッキ]]は多い。~
　また、[[元々の攻撃力]]と異なる[[ステータス]]になる[[《トラゴエディア》]]などにも有効であり、[[環境]]を読んだうえで[[エクストラデッキ]]に枠を割く価値は十分にある１枚である。~

　ただし[[対象]]は[[攻撃表示]]に限定されるため、[[《オーバースペック》]]のように[[ステータス]]変動系の全てに有効、というわけではない。~
　例として[[《先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット》]]下で[[《先史遺産クリスタル・ボーン》]]を[[守備表示]]で[[特殊召喚]]→[[蘇生]][[効果]]からの[[エクシーズ召喚]]といった流れには干渉できない。~
　[[デッキ]]単位でみれば[[ステータス]]は変動するも[[守備表示]]での[[特殊召喚]]で済ませられる[[【聖刻】]]などは、ほとんど影響がない。~
　[[元々の攻撃力]]自体が変化する[[《神獣王バルバロス》]]や[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]も[[対象]]外なので注意。~

　[[効果]]は[[チェーン]]して[[発動]]できるので、[[《奈落の落とし穴》]]などで[[除去]]される場合でも[[効果]]を使え、[[エクシーズ召喚]]の損失を取り戻しやすい。~
　[[全体強化]]・[[全体弱体化]]の影響下にある場合、[[エクシーズ召喚]]直後と、返しの[[ターン]]とで[[除去]]と[[ドロー]]で[[アドバンテージ]]の獲得を見込める。~
　[[全体強化]]の場合は[[相手]]への依存こそあるが、能動的な解除が難しいため、[[フリーチェーン]]という性質も相まって非常に効果的。~
　[[【墓守】]]などの[[フィールド魔法]]を扱う[[デッキ]]や、展開に際し[[ステータス]]変動する[[【甲虫装機】]]や[[【炎星】]]など、[[メタカード]]として[[刺さる]]範囲は広い。~
　変動値を[[元々の攻撃力]]として扱わない[[《カオス・ネクロマンサー》]]などの[[自己強化]]型の[[キーカード]]にも有効。~
//[[《ファントム・オブ・カオス》]]は変更後の数値を元々の数値として扱う
　[[縛り]]のない[[ランク]]４と競合は激しいが、[[環境]]を読んだうえで[[エクストラデッキ]]に枠を割く価値は十分にあるだろう。~
　相手の[[攻撃力]]を変動させる[[カード]]を多めに投入することで、この[[カード]]を能動的に活用してもよい。~
　[[フリーチェーン]]の[[《禁じられた聖槍》]]は[[汎用性]]が高く、無理に[[コンボ]]を狙わずとも[[腐る]]リスクが小さい。~
　[[破壊]][[耐性]]を[[無効]]にしたり、[[効果]][[無効]]化後の[[攻撃]]や[[エクシーズ素材]]への転用を防げるようになる[[《禁じられた聖杯》]]との[[コンボ]]も有効である。~
　[[モンスター]]としては[[《アーマード・ビー》]]・[[《機皇兵グランエル・アイン》]]・[[《ダークジェロイド》]]が[[弱体化]][[効果]]を持ち、そのまま[[エクシーズ素材]]に利用できる。~

-[[《ブラック・ガーデン》]]との相性も良い。目当ては[[攻撃力]]半減効果の方だが、この[[カード]]自体を[[蘇生]]することもできる。~
[[エクシーズ素材]]として優秀な[[《召喚僧サモンプリースト》]]、[[《アステル・ドローン》]]、[[《ブリキンギョ》]]等と共に[[デッキ]]に入れてみるのも面白い。
　上述の通り、[[永続カード]]による[[ステータス]]変動と相性が良いため、これを利用する事も考えられる。~
　[[《強者の苦痛》]]ならばラグもなく恒久的に[[発動]]を補助でき、同時にあちらが不得手とする[[エクシーズモンスター]]も、その展開の芽を潰すことである程度対応できるため補完性に長ける。~
　[[《フレムベル・ヘルドッグ》]]のように[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]とする[[リクルーター]]の場合、その補助とこの[[カード]]の展開の両方を補助できる。~
　即座に利用できないため、けん制の色合いが強くなるが、[[《ブラック・ガーデン》]]も同様に相性が良い。~
　この[[カード]]自体や、[[エクシーズ素材]]として優秀な多くの[[モンスター]]が[[蘇生]]に対応しているのもポイント。~
　またこれらの[[永続カード]]を利用する場合、[[《終末の騎士》]]＋[[《ＢＦ−精鋭のゼピュロス》]]の組み合わせも有効なので覚えておきたい。

-[[イラスト]]では、頭部の右側に自身のナンバーである「103」が描かれている。~

-女性[[モンスター]]であることも踏まえると、「神葬零嬢」は「深窓の令嬢」のことだろう。~
「深窓の令嬢」とは、身分の高い家に生まれ、大切に育てられた女性のことを表す。~
この言葉は[[《妖精竜 エンシェント》]]の[[効果]]名でもモチーフにされている。 ~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「鉄男vsメラグ」戦でメラグが使用。~
[[エクシーズ召喚]]された後、[[《ＲＵＭ−七皇の剣》]]で[[《ＣＮｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]に[[ランク]]アップした。~
「メラグ＆ドルべvsベクター」戦では、[[《ブリザード・サンダーバード》]]とその[[同名カード]]扱いとなった[[永続魔法]]《&ruby(ブリザード・ヴィジョン){幻影の吹雪};》を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
//バトルロイヤルだから形式上はドルベとメラグも敵同士
[[《Ｎｏ.１０２ 光天使グローリアス・ヘイロー》]]の[[効果]]で[[《Ｎｏ.９６ ブラック・ミスト》]]の[[攻撃力]]が下がった時に[[効果]]を[[発動]]し、[[《Ｎｏ.９６ ブラック・ミスト》]]を[[破壊]]し、１枚[[ドロー]]した。~
後に[[《ＲＵＭ−七皇の剣》]]で[[《ＣＮｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
[[効果]]名は「ガイダンス・トゥ・フューネラル」。~

--「ガイダンス（guidance）」は「手順説明」を、「フューネラル（funeral）」は「葬儀」をそれぞれ英語で意味する。 ~

--アニメでは[[相手]][[モンスター]]１体の[[攻撃力]]が[[元々の攻撃力]]より低くなった時に[[発動]]できる[[効果]]だった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#qbfe1103]
-[[Ｎｏ.]]

-[[《ＣＮｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]

-[[《ＲＵＭ−七皇の剣》]]

-[[《オーバースペック》]]

-[[《Ｎｏ.３６ 先史遺産−超機関フォーク＝ヒューク》]]

-[[《デュアルスパーク》]]

//―《Ｎｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#a015e39e]
-[[PRIMAL ORIGIN]] PRIO-JP042 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#jcb9383a]
Ｑ：[[破壊]]と[[ドロー]]は同時ですか？~
Ａ：同時扱いです。(14/02/15)

Ｑ：[[効果解決時]]に[[対象]]に選択した[[モンスター]]の[[攻撃力]]の数値が[[元々の攻撃力]]の数値に戻った場合、[[破壊]]と[[ドロー]]する[[効果]]は[[適用]]されますか？~
Ａ：はい、[[適用]]されます。(14/02/19)

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。