エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/魔法使い族/攻2700/守1200 レベル4モンスター×3 バトルフェイズ中に相手の効果モンスターの効果が発動した時、 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 その発動を無効にし、相手ライフに800ポイントダメージを与える。 また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。 相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した光属性・魔法使い族のエクシーズモンスター。
バトルフェイズ中に発動したモンスター効果を無効にしバーンを行う誘発即時効果と、デッキ破壊をおこなう起動効果を持つ。
1つ目の効果はバトルフェイズ中の相手のモンスター効果の発動を無効にして、800ポイントのダメージを与える効果。
相手のターンにも発動できるが、バトルフェイズ以外では全く対応できず、《交響魔人マエストローク》に戦闘破壊されてしまう守備力でもある。
モンスター対策とするならば、同じ素材数でより拘束力の高い《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》も存在しており、モンスター以外も対策できるあちらのほうが汎用性が上である。
《マシュマロン》などのモンスターでも、《ヴェルズ・ウロボロス》で除去すれば済む話である。
2つ目の効果は相手のデッキトップを墓地へ送る効果。
1枚しか送れないので、相手を有利にする可能性は高くないが、同時に相手の戦略を崩すのは難しい。
無暗に発動しても意味がないため、デッキトップが分かる時に妨害として使ったり、墓地利用が少ないデッキへの使用が考えられる。
しかし、あって損する効果ではないものの、デッキ破壊なら出すのに手間がかかるこちらより楽にできるカードが沢山あるため、割に合っていない。
どちらの効果も中途半端であり、他の3体を消費するエクシーズモンスターに比べると見劣りするのは否めない。
ただ、このカードをエクシーズ素材にした《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》の効果は優秀であり、基本的には《RUM−七皇の剣》での繋ぎとして採用する事となる。
また縛りの無い魔法使い族のエクシーズモンスターであり、【魔法使い族】全般で採用もできる。
前述のとおり中途半端な上に《ダウナード・マジシャン》もいるが、《トーラの魔導書》や《ガガガシールド》などのサポートがしやすいためある程度効果を活かしやすくなる。
Q:効果の分類は何ですか?
A:「エクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる」効果は誘発即時効果、「相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る」効果は起動効果です。(13/06/05)