*《&ruby(ナンバーズ){No.};107 &ruby(ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン){銀河眼の時空竜};/Number 107: Galaxy-Eyes Tachyon Dragon》 [#a09976d9]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
 レベル8モンスター×2
 自分のバトルフェイズ開始時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの効果は無効化され、
 その攻撃力・守備力は元々の数値になる。
 この効果を適用したターンのバトルフェイズ中に相手のカードの効果が発動する度に、
 このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000ポイントアップし、
 このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

 [[LORD OF THE TACHYON GALAXY]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[バトルフェイズ開始時>スタートステップ]]に[[発動]]できる[[起動効果]]を持つ。~
 [[効果解決時]]に自身以外の全ての[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にし、[[攻撃力]]・[[守備力]]を[[リセット]]する。~
 また、その後[[相手]]の[[カードの効果]]が[[発動]]すると[[チェーンブロック]]を作らず[[攻撃力]]を上げ、[[2回攻撃]]が可能となる([[残存効果]])。~

 [[効果解決時]]に行う処理の前半は、自身以外の全ての[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]。~
 [[相手]]の[[モンスター]]に対して[[発動]]する場合、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]等に強い。~
 [[自分]]の[[モンスター]]に対しても[[効果]]を[[無効]]にするので、[[《ゴブリン突撃部隊》]]等の[[デメリット]][[効果]]を持つ[[モンスター]]に[[発動]]にすることで、[[デメリット]]を打ち消すことができる。~
 当然、[[メリット]][[効果]]も[[無効]]にするので、並べる[[モンスター]]はよく考えるようにしたい。~

 [[効果解決時]]に行う処理の後半は、自身以外の全ての[[モンスター]]の[[ステータス]]を[[リセット]]する[[効果]]。~
 [[相手]]の[[モンスター]]に対して[[発動]]する場合、[[攻撃力]]を底上げする[[ZW]]・[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]等に強い。~
 [[自分]]の[[モンスター]]に対しても[[リセット]]するので、[[《神獣王バルバロス》]]等の[[デメリット]]による[[ステータス]]ダウン[[効果]]を元に戻すことができる。~
 [[元々の攻撃力と守備力>元々の攻撃力(守備力)]]に戻す[[効果]]は[[聖刻]]や[[《ブラック・ガーデン》]]等で[[攻撃力]]が減少した[[モンスター]]を元に戻したり、[[攻撃力]]が上がっている[[モンスター]]を[[相手]]にした場合も有効に使える。~

 [[起動効果]]の[[適用]]後に行われるのは、[[バトルフェイズ]]中に[[相手]]の[[カード]]が[[発動]]した場合、[[攻撃力]]を上昇させて[[2回攻撃]]を可能にする[[効果]]。~
 しかし、この[[効果]]は[[相手]]に依存するので扱いにくく、[[相手]]が[[発動]]した[[カード]]が[[《次元幽閉》]]等でこの[[カード]]が[[除去]]されれば、[[攻撃力]]アップも[[2回攻撃]]も意味がない。~
 戦況によるが、[[《A・O・J カタストル》]]・[[マドルチェ]]等の[[強制効果]]を持つ[[モンスター]]は、[[無効]]化[[効果]]と合わせて絶好の標的となる。~
 [[攻撃]]しているこの[[カード]]を[[除去]]しようとして[[相手]]が[[魔法・罠カード]]を使ってきた時に[[《禁じられた聖槍》]]で[[耐性]]を与えてやれば[[攻撃力]]ダウンを帳消しにしつつ[[2回攻撃]]できるので相性が良い。~
 実際に使用する機会が少ない[[効果]]だが、大きな[[戦闘ダメージ]]が期待できるので、状況次第では狙ってみる価値はある。~

 [[【ギャラクシー】]]では[[レベル]]8[[モンスター]]を並べる手段が豊富であり、採用圏内である。~
 [[《銀河零式》]]とは相性が良く、[[蘇生]]させた[[攻撃力]]0の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を元に戻せる。~
 また、[[《フォトン・スラッシャー》]]を[[特殊召喚]]した後に[[《銀河騎士》]]を[[妥協召喚]]して[[《銀河眼の光子竜》]]を[[蘇生]]させればこの[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]し、[[《フォトン・スラッシャー》]]の[[攻撃]]制限を[[無効]]にして[[攻撃]]できる。~
 また、この[[カード]]自体も[[ギャラクシー]]の名前を持つので、[[《銀河騎士》]]の[[妥協召喚]]の条件を満たせ、[[蘇生]]させた[[《銀河眼の光子竜》]]の[[効果]]が[[無効]]になるものの、[[無効]]化[[効果]]で[[《銀河騎士》]]の[[妥協召喚]]による[[攻撃力]]の低下を戻すことも可能である。~
 [[伏せ除去]]が可能な[[《聖刻神龍−エネアード》]]と適宜使い分けたい。~

 この他には[[レベル]]8[[モンスター]]が多く、[[効果]]の[[無効]]化が[[メリット]]になることが多い[[【Sin】]]や、[[ステータス]]の[[リセット]]することが[[メリット]]となる[[レベル]]8中心の[[【聖刻】]]でも採用を検討できる。~


-[[相手]]が複数回[[効果]]を[[発動]]したとしても、[[攻撃]]できるのは2回だけである([[2回攻撃]]を参照)。~

-[[《未来への思い》]]で[[レベル]]8を含む[[モンスター]]3体を[[蘇生]]させ、[[《星間竜パーセク》]]か[[《神獣王バルバロス》]]を追加で[[召喚]]すれば[[エクシーズ素材]]を揃えると共に、さらに他の2体の[[攻撃力]]を回復して[[攻撃]]できる。~

-[[元々の攻撃力(守備力)]]になった場合、[[永続魔法]]等による[[攻撃力]]の変化は、[[元々の攻撃力(守備力)]]で上書きされて実質[[適用]]されなくなる(13/02/16)。~

-「タキオン(Tachyon、ギリシャ語の「速い」の意より)」とは、超光速で動き、時間を逆行するとされる仮想の粒子である。~
アストラルがアニメ版の[[効果]]を「過去に戻って、そこで自分に有利な未来を選択する」と評したのもこれが理由だろう。~
今のところ実在は確認されておらず、今日ではもっぱらSF作品に登場することが多い用語である。~

-[[イラスト]]では、頭部の右側に自身のナンバーである「107」が書かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};に登場するバリアン七皇の1人、ミザエルが使用する[[オーバーハンドレッド・ナンバーズ>No.]]。~
「遊馬vsミザエル」戦で初登場。~
[[《半月竜ラディウス》]]と[[《星間竜パーセク》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
[[《No.39 希望皇ホープ》]]に[[攻撃]]を防がれるものの[[効果]]を[[発動]]し、[[効果]]を[[無効]]にした後にもう一度[[攻撃]]して[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[戦闘破壊]]した。~
その際に発生した[[ダメージ]]が原因で、遊馬は[[デュエル]]続行不能状態に追い込まれている。~
カイトが[[デュエル]]を引き継いだ「カイトvsミザエル」(1戦目)では、[[《銀河眼の光子竜》]]に[[エクシーズ素材]]を奪われるが、[[通常魔法]]《トラクター・リバース》と[[速攻魔法]]《インスタント・オーバーレイ》で[[エクシーズ素材]]を回復し、[[《銀河眼の光子竜》]]の[[効果]]を[[無効]]化し、[[戦闘破壊]]した。~
その後、[[《超銀河眼の光子龍》]]に[[戦闘破壊]]されたが、[[《死者蘇生》]]で[[蘇生]]され、[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]で[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
以降も、「ミザエルvsドン・サウザンド」戦を除くミザエルの[[デュエル]]全てで登場している。~
[[攻撃]]名は「殲滅のタキオン・スパイラル」、[[効果]]名は「[[タキオン・トランスミグレイション>《タキオン・トランスミグレイション》]]」。~

--アニメでの[[無効]]化[[効果]]は、[[お互い]]の[[ターン]]の[[バトルフェイズ]]終了時に[[発動]]することができるもので、その[[ターン]]の[[バトルフェイズ]]に[[お互い]]が[[発動]]した[[カード]]の合計×1000ポイントだけ[[攻撃力]]がアップした。~
また、[[自分]][[ターン]]に[[効果]]を[[発動]]した場合、条件なしにもう一度だけ続けて[[攻撃]]が可能だった。~
[[OCG]]化にあたって[[無効]]化のタイミングは早くなったが、[[ダメージ]]効率が大きく落ちた。~

--[[エクシーズ召喚]]時の台詞は「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ!顕現せよ、そして我を勝利へと導け!《No.107 銀河眼の時空竜》!」。~

--アニメでは「&ruby(タキオン・ドラゴン){時空竜};」と名のついた[[モンスター]]をサポートする[[速攻魔法]]《タキオン・ドライブ》が登場し、その[[イラスト]]に描かれている。~
また、[[通常罠]]《ニュートリノ・ダウジング》や[[永続罠]]《&ruby(タキオン・フレア・ウィング){時空陽炎翼};》にも描かれている。~

--[[エクシーズ召喚]]した直後は、[[赤と青の宝石が付いた黒い四角錐の姿>《タキオン・トランスミグレイション》]]をしており、そこから展開して[[イラスト]]の姿になった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#o7d98930]
-[[No.]]
-[[ギャラクシー]]
-[[ギャラクシーアイズ]]
-[[ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン]]

-[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]

-[[《RUM−七皇の剣》]]

-[[《銀河眼の光子竜》]]

-[[《極神皇トール》]]

-[[《禁じられた聖典》]]

―《No.107 銀河眼の時空竜》の姿が見られる[[カード]]
-[[《タキオン・トランスミグレイション》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#aa4bb7c6]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#u926dc61]
-[[LORD OF THE TACHYON GALAXY]] LTGY-JP044 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Holographic]]};

**FAQ [#c04cbd73]
Q:[[エクシーズ素材]]を外すだけで[[2回攻撃]]を行うことができますか?~
A:いいえ、できません。(13/02/16)

Q:[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]が[[発動]]する度に[[攻撃力]]が上昇する処理は、[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:この[[モンスター]]が持つ[[効果]]は、[[バトルフェイズ]]開始時に[[発動]]できる[[起動効果]]一つのみです。~
  他の部分は[[起動効果]]に付随する処理であり、[[チェーンブロック]]を作りません。(13/02/16)

Q:[[無効]]化は、その[[カード]]が[[墓地]]に送られた後[[発動]]する[[効果]]も[[無効]]化できますか?~
A:いいえ、[[無効]]化されません。(13/02/16)

Q:[[《闇》]]が存在する時に、[[元々の攻撃力]]が2000の[[悪魔族]]が[[無効]]化・数値変化[[効果]]を受けました。~
  [[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]は2000になります。なお、その状態で[[《闇》]]が[[破壊]]されても[[攻撃力]]は2000のままとなります。(13/02/16)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(13/02/17)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12706&keyword=&tag=0

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と「数値が変動していない[[通常モンスター]]」しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(13/02/17)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と「[[《突進》]]の[[効果]]を受け数値が変動した[[通常モンスター]]」しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(13/02/17)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と[[《サイバー・ドラゴン》]]しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できます。(13/02/23)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と[[《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》]]([[効果として扱わないテキスト>効果外テキスト]]のみを持つ)しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できます。(13/03/14)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と数値が変動していない[[《E・HERO マッドボールマン》]]しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できます。(13/03/14)~
//A:いいえ、[[発動]]できません。(13/02/22)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と[[《進化する人類》]]の効果で[[元々の攻撃力]]が2400となった[[通常モンスター]]しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(13/02/24)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と数値が変動していない[[《クリッター》]]しか存在しない時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できます。(13/02/24)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と既にこの[[モンスター]]の[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]のみが存在する場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できません。(13/02/24)

Q:[[フィールド]]にこの[[モンスター]]と、[[《デモンズ・チェーン》]]によって[[効果]]が[[無効]]になっている攻守の変動していない[[モンスター]]のみが存在する場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(13/03/14)~
//「デモンズ・チェーンなど」という範囲が曖昧(聖杯と無効化できる範囲が異なる)ため質問を変更


Q:[[無効]]化[[効果]]を受けた[[《スターダスト・ドラゴン》]]は[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。~
  ただし[[効果]]は[[無効]]となっているため[[適用]]されず、自身を[[リリース]]して[[発動]]する[[効果]]が[[無効]]となっているため[[エンドフェイズ]]に自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]も[[発動]]しません。(13/02/22)

Q:「[[《進化する人類》]]の[[効果]]を受け[[元々の攻撃力]]が1000となった[[《カース・オブ・ドラゴン》]]」が数値変動[[効果]]を受けた場合、数値はどうなりますか?~
A:1000のままとなります。(13/02/20)

Q:この[[カード]]の[[バトルフェイズ]]開始時に[[発動]]した[[効果]]の処理時に[[フィールド]]上にこの[[カード]]以外の全ての[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在しなくなり、[[効果]]を[[無効]]にして[[攻撃力]]・[[守備力]]を元々の数値にする処理ができなかった場合でも、「この[[効果]]を[[適用]]した[[ターン]]の[[バトルフェイズ]]中」の[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、その場合でも[[相手]]の[[カードの効果]]が[[発動]]した場合[[適用]]されます。(13/02/22)

Q:[[バトルフェイズ]]開始時に[[発動]]した[[効果]]が[[適用]]された後で[[相手]]が[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]の[[攻撃力]]がアップする[[効果]]と2回[[攻撃]]できる[[効果]]は[[無効]]になりますか?~
A:その場合、[[攻撃力]]がアップする[[効果]]は[[無効]]になりますが、2回[[攻撃]]できる[[効果]]は[[適用]]され2回[[攻撃]]できます。(13/03/02)


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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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