*《&ruby(ナンバーズ){No.};11 ビッグ・アイ/Number 11: Big Eye》 [#top] エクシーズ・効果モンスター ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000 レベル7モンスター×2 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターのコントロールを得る。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック14 付属カード>書籍付属カード#VB14]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ [[エクシーズ素材]]を一つ消費することで、[[相手]][[モンスター]]を永続的に[[コントロール奪取]]する[[起動効果]]を持つ。~ [[エクシーズ素材]]として[[レベル]]7[[モンスター]]を2体必要とする[[重い]][[エクシーズモンスター]]である。~ [[アドバンス召喚]]で[[レベル]]7[[モンスター]]を展開するのは遅い上に非効率であり、下記にある[[半上級モンスター]]や[[レベル]]変更[[効果]]などを使用して展開するのが基本となる。~ [[効果]]は[[相手]][[モンスター]]を永続的に[[コントロール奪取]]する[[効果]]。~ 自身は[[攻撃]]できなくなるが、[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]の運用には一切の制約がなく、[[裏側守備表示]][[モンスター]]も[[コントロール奪取]]できる。~ [[エクシーズ素材]]1つを使うので、維持できれば2体の[[コントロール奪取]]が可能。~ [[レベル]]7[[モンスター]]を並べる手段としては、[[妥協召喚]]できる[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]や、[[特殊召喚]]が簡単な[[《冥府の使者ゴーズ》]]等がある。~ 他にも[[《ガガガマジシャン》]]等の[[レベル]]変更[[効果]]を使用することで、簡単に[[レベル]]7[[モンスター]]を並べることができる。~ この[[カード]]が採用される[[デッキ]]としては、以下のような[[デッキ]]が該当する。~ > +[[【ガガガ】]]:[[レベル]]変更[[効果]]により[[ランク]]10以下を幅広く、容易に[[エクシーズ召喚]]でき、[[魔法使い族]][[サポートカード]]も使用できる。~ +[[【ブラック・マジシャン】]]:[[レベル]]7の[[通常モンスター]]を[[フィールド]]に出しやすく、[[種族]]・[[属性]]のサポートも共通する。~ この[[カードの効果]][[発動]]後に[[《エクシーズ・シフト》]]で[[《幻想の黒魔導師》]]に変えれば、あちらの[[効果]]を合わせることで[[1ターンキル]]クラスの総[[攻撃力]]をたたき出すことも可能。~ +[[【ネオスビート】]]・[[【真紅眼の黒竜】]]:主力が[[レベル]]7でどちらも[[通常モンスター]]サポートで展開するため、[[エクシーズ召喚]]しやすい。~ +[[【天使族】]]・[[【神の居城−ヴァルハラ】]]:[[レベル]]7の[[《アテナ》]]を軸とし[[《光神化》]]と[[《地獄の暴走召喚》]]を採用した場合は出しやすい。~ +[[【ジェムナイト】]]:[[レベル]]7の[[融合モンスター]]や[[《ジェムナイト・クリスタ》]]を有することにより、比較的出しやすい。~ +[[【ハーピィ】]]:[[《ハーピィ・チャネラー》]]の[[特殊召喚]][[効果]]で[[《ハーピィズペット竜》]]を[[特殊召喚]]すれば、[[《ハーピィ・チャネラー》]]の[[レベル]]変更[[効果]]により即座に[[エクシーズ召喚]]が可能になる。~ //+[[【壊獣】]]:[[相手]][[フィールド]]に[[壊獣]]を出し、[[レベル]]7の[[壊獣]]を[[特殊召喚]]して[[エクシーズ素材]]にできる。~ //[[相手]][[フィールド]]に出した[[壊獣]]を[[コントロール奪取]]し、攻めることもできる。~ //それ程出しやすいわけでもない上に、洗脳解除などと競合する < その他[[《マシンナーズ・フォートレス》]]・[[《魔導法士 ジュノン》]]・[[《水精鱗−メガロアビス》]]など、簡単に[[特殊召喚]]できる[[レベル]]7[[モンスター]]を主力とする[[テーマデッキ]]では是非採用したい。~ // 各[[属性]]の[[デッキ]]では[[四征竜>征竜]]も[[エクシーズ素材]]に活用でき、それらをフル投入する[[【征竜】]]も[[リクルート]]や[[蘇生]]が豊富であるため、[[闇属性]]であることを除けば相性が良い。~ 全く同じ[[エクシーズ素材]]で出せる[[ランク]]7の[[エクシーズモンスター]]には[[《幻獣機ドラゴサック》]]もいる。~ あちらは複数枚の[[カード]]の[[破壊]]と[[耐性]]を持ち、この[[カード]]で対処しにくい[[魔法・罠カード]]にも対処できる。~ 対[[モンスター]]では[[アドバンテージ]]を稼げるこの[[カード]]の方が使いやすいので、局面に応じて使い分けるといい。~ -登場当初は[[レベル]]7[[モンスター]]を並べる[[コンボ]]が少なく、採用できる[[デッキ]]は限られていた。~ だが、後に登場した[[【征竜】]]や[[【魔導書】]]は[[レベル]]7を並べやすく、それらが主流になるにつれて大幅に採用率が増し、それに伴い[[2013/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]で[[制限カード]]となった。~ [[【魔導書】]]が主流の一角になった際には[[魔法カード]]対策として[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の[[媒体]]にもできていた。~ その後、この[[カード]]の最大の活躍の場と言える[[【征竜】]]の規制を受けてか、[[2015/01/01>リミットレギュレーション/2015年1月1日]]にて[[準制限カード]]に、[[2015/04/01>リミットレギュレーション/2015年4月1日]]に遂に[[制限解除]]となった。~ --日米共に[[No.]]で初めて規制された[[カード]]である。~ なお海外ではこの[[カード]]の規制と同日の2013年9月1日に、[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]が[[禁止カード]]に指定されている。~ --「[[効果]]は強力だが素材が[[重い]]」[[モンスター]]が、[[環境]]のインフレにより正規手段での[[特殊召喚]]が容易になった結果規制されるという典型の一例。~ 奇しくもアニメで同じ人物が使用した[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]が、[[後に>リミットレギュレーション/2016年1月1日]]全く同じ理由で[[OCG]]でも[[禁止カード]]に指定されている。~ -全盛期の[[【征竜】]]や[[【魔導書】]]が[[環境]]を支配していた2013年3月〜8月末においては、互いの[[フィールド]]にこの[[カード]]が[[特殊召喚]]されることが頻出していた。~ [[相手]]の《No.11 ビッグ・アイ》を[[自分]]の《No.11 ビッグ・アイ》で奪い、奪った《No.11 ビッグ・アイ》で更にもう一体[[モンスター]]を奪うといったことも日常茶飯事であった。~ また、この[[カード]]と[[《幻獣機ドラゴサック》]]への対策として、[[《オベリスクの巨神兵》]]などの[[対象に取る効果>対象をとる(指定する)効果]]への[[耐性]]を持った[[モンスター]]の評価が高まる原因にもなっていた。~ -初の[[ランク]]7の[[エクシーズモンスター]]。~ -[[イラスト]]では、自身に付属しているリングに自身のナンバーである「11」が書かれている。~ 番号は名前の"eye"と似た発音の"I"がローマ数字で1を意味する関連からだろうか。 -見た目からは判断しにくいが、[[魔法使い族]]である。~ -余談だが、[[《大王目玉》]]の[[英語名]]も「Big Eye」である。~ -この[[カード]]の袋綴じには「巨眼から放たれる視線が敵を支配!!」と記載されている。~ 下記の通りアニメでの初登場時の[[効果]]演出を意識した宣伝文句だろう。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXALの「ジンvs一般デュエリスト」戦においてジンが使用。~ 詳細な経緯は不明だが、[[相手]]の使用していた[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]を[[戦闘破壊]]し[[フィニッシャー]]となった模様。~ その後、「遊馬vsジン」戦においてジンが使用。~ 《レインボー・シャーマン》と[[モンスター]]扱いの[[永続魔法]]《エクシーズ・プラント》を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~ [[効果]]により[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[コントロール奪取]]し、次の[[ターン]]には[[直接攻撃]]を仕掛けたが、[[《奇策》]]と[[通常罠]]《エクシーズ・ウェイト》により勝負を決めきれなかった。~ 返しの[[ターン]]に新たに覚醒した[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]によって[[攻撃力]]を0にされ、更に[[戦闘破壊]]されたことで敗北した。~ [[デュエル]]終了後、アストラルによって[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]とともに回収された。~ ZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vsナッシュ」戦では、遊馬が《ブンブンセブン》と[[《ガガガマジシャン》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]した。~ [[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]を[[コントロール奪取]]したが、返しの[[ターン]]で[[《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]に[[戦闘破壊]]された。~ [[効果]]名は「テンプテーション・グランス」。~ --この[[No.]]によって、所有者であるジンは[[相手]]の[[手札]]を[[ピーピング]]するという、[[マインド・スキャン>《ペガサス》]]のような力を得ていた。~ しかし、[[カードの種類]]しか認識できなかったようで、詳細な情報は分かっていなかった。 --アニメでは[[攻撃]]できなくなるのは[[効果]]を[[発動]]「した」[[ターン]]であり、[[OCG]]でこの[[テキスト]]だった場合[[攻撃]]後に[[効果]]を[[発動]]できることになる。~ --ジンの[[エクシーズ召喚]]時の口上は「現れよNo.11!幻惑の瞳を持つ支配者!ビッグ・アイ!」。~ --[[エクシーズ召喚]]時には大量の赤い視神経が絡み合い、その先端に付いている多数の白い球体が集合し、[[イラスト]]のような姿になった。~ --[[攻撃]]の際には体当たりで[[相手]][[モンスター]]に突撃し粉砕するというシンプルな[[攻撃]]方法だった。~ 手足や突起物も無い図体で無言のまま突進する絵は見方によってはややシュールである。~ また、[[モンスター効果]]を[[発動]]すると(上を向いたままの)眼球が下に向いて赤く光り、音波らしきものを発する。~ 再登場時は眼球はそのままで音波を発するのみだった。 --第30話の次回予告で、[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]がチャーリーに吹き飛ばされていたシーンがあったが、第31話本編ではこの[[カード]]に差し替えられていた。~ //-コナミのゲーム作品において―~ //シューティングゲーム『[[グラディウスII>《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]』に『ビッグアイ』というボスが登場するが、名前と「大きな眼」がモチーフになっていること以外特に関連性は無い。 //不必要な記述 **関連カード [#card] -[[No.]] -[[《強奪》]] -[[《レアル・ジェネクス・クロキシアン》]] -[[《ヴェルズ・バハムート》]] //-[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]] //-[[《ダーク・アイズ・イリュージョニスト》]] //―《No.11 ビッグ・アイ》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【ランク7】]] --[[【征竜】]] //かつて使われていたのならデッキが禁止で組めなくなったとしても資料として残すべき //-[[【魔導書】]] //ランク7エクシーズが主戦術のデッキならともかく、魔導書みたいに稀にしかエクシーズしないデッキはここに記述していったらキリがないかと --[[【幻獣機】]] --[[【ブラック・マジシャン】]] --[[【真紅眼の黒竜】]] -[[【ガガガ】]] -[[【ハーピィ】]] **収録パック等 [#pack] -[[ザ・ヴァリュアブル・ブック14 付属カード>書籍付属カード#VB14]] VB14-JP002 &size(10){[[Ultra]]}; -[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] XXXX-JPXXX &size(10){[[Ultra]]}; //**FAQ [#faq] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《No.11 ビッグ・アイ》,モンスター,エクシーズモンスター,効果モンスター,ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000,No.);