《No.13 ケインズ・デビル》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/闇属性/悪魔族/攻 500/守 500
レベル1モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上のモンスターは、全て表側攻撃表示になり、
このターン攻撃可能な場合このカードを攻撃しなければならない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、自分フィールド上に「No.31 アベルズ・デビル」が存在する限り、以下の効果を得る。
●エクシーズ素材を持っているこのカードは戦闘及び効果では破壊されない。
●このカードへの攻撃によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
PREMIUM PACK 16で登場した闇属性・悪魔族のエクシーズモンスター。
相手モンスターを表側表示にする誘発即時効果、《No.31 アベルズ・デビル》が存在する場合に破壊されない永続効果と戦闘ダメージを移し替える永続効果を持つ。
単体で効果を使用した場合は攻撃を強制する効果となり、自分のターンで使用した場合は表示形式を変更するだけの効果となる。
基本的には後半の効果が適用される《No.31 アベルズ・デビル》との併用が前提となる。
《No.31 アベルズ・デビル》が存在する場合に効果を使用すれば攻撃を強制したうえで戦闘ダメージを相手に移し替えることが可能となる。
しかし、レベル1モンスター4体が必要となる上、レベル1モンスター3体で出せる《No.54 反骨の闘士ライオンハート》なら単独で類似効果を適用できる。
- 名前の由来は、《No.31 アベルズ・デビル》も含めて考えると、「旧約聖書」に登場するアダムとイヴの息子、カイン(英語読みでケイン)とアベルの兄弟だろう。
物語中で弟のアベルに嫉妬した兄カインはアベルを騙して殺し、その罪により神にエデンの東に追放された。
この時、神はカインを殺した者には七倍の復讐があると伝え、誰もカインを殺さないよう印を刻んだ。
このカードの破壊耐性及びダメージを反射する効果は、上記の物語を表現した物と思われる。
作中の呪われてるカードを象徴するかのように数字も不吉の意味である13が使われている。
- イラストでは、左肩に自身のナンバーである「13」が描かれている。
- 基本的に《No.13 ケインズ・デビル》と《No.31 アベルズ・デビル》が自分と相手のデッキにいなければ発揮されない効果である。
そのため、シャドウは策略により凌牙とカイトにわざと負け、それぞれのデッキにこれらを入れさせた。
なお、強制攻撃の効果でも、これらをリリースするなどで止める方法もあったはずなのだが、そのようなことをした様子はない。
あえてバトルフェイズに入るまでの時間を延ばせば、ライフが0になる前に遊馬のデュエルが終わるまで待つこともできたはずである。
しかし、それらをした様子がないところを見るに、戦闘以外の行動ができなくなるなど何かしらの制約があったのかもしれない。
OCGでは当然ながら強制的な特殊召喚はなくなり、2体揃っていれば自分だけでも発揮できるような効果になった。
関連カード †
収録パック等 †