エクシーズ・効果モンスター ランク5/闇属性/獣族/攻2500/守1500 レベル5モンスター×2 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手の効果で発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。 (2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 破壊したそのモンスターの元々の攻撃力以下の攻撃力を持つフィールドのモンスターを全て破壊する。
PREMIUM PACK 17で登場した闇属性・獣族のエクシーズモンスター。
効果ダメージを相手に跳ね返す永続効果、戦闘破壊したモンスターの攻撃力以下の攻撃力のモンスターを破壊する誘発効果を持つ。
(1)は効果ダメージを相手に跳ね返すことができ、バーン効果にチェーンして《エクシーズ・リボーン》などで蘇生させれば奇襲をかけられる。
しかし、バーンデッキでもない限り効果ダメージを使われる頻度はそこまで多くなく、バーンメタとしても出すのに手間がかかる。
効果ダメージは相手限定のため、自分が使ったダメージを相手に跳ね返すコンボも不可能である。
一応、ダメージ効果を持つ《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》等を《ギブ&テイク》等で送りつけて攻撃すれば能動的に使うことはできる。
《ガーベージ・ロード》を使うデッキでは、少なくなったライフを守れるため相性自体は悪くない。
(2)は戦闘破壊したモンスターの攻撃力以下のモンスターを破壊する効果。
裏側守備表示のモンスターは破壊できず、破壊するのは自分フィールドも含むため、他にモンスターを展開すると破壊される可能性がある。
自身の攻撃力は上級モンスター標準程度であり、他のカードがなければ戦闘破壊も難しい場合が多く、強化ならいいが弱体化を使って戦闘破壊するとこのカードも破壊されてしまう。
全体除去ができるメリットはあるが、基本的に戦闘破壊を介さない分《No.61 ヴォルカザウルス》や《始祖の守護者ティラス》で十分な場合がほとんどである。
《ナイトメア・デーモンズ》でダメージを与えたい場合などには使える可能性はあるが、戦闘破壊して墓地におけるモンスターが他に必要。
単純に使用した場合は他の同ランクのモンスターの方が優先されるので、このカードを使用するのならば種族や属性を活かすか、何らかのサポートカードと絡ませたい。
【ヴァンパイア】では《シャドウ・ヴァンパイア》等の制約から闇属性のランク5モンスターが必要になるので、選択肢を増やす意味合いでも1枚程度の採用は考えられる。
コンバットトリックカードを多く採用しているデッキならば、相手ターンに相手モンスターを返り討ちにすることで相手が展開したモンスターを一掃することも可能である。
《ナンバーズ・ウォール》との相性もそれなりに良く、(2)の効果による自滅を防ぐことが出来る。
また、エクストラデッキのカードでバーンメタの効果を持つモンスターはあまり多く無い為、、【チェーンバーン】といった非ビートダウン対策としては有用である。
【アーティファクト】などのランク5を容易に出せるデッキでは、メインデッキをいじらずにそういったデッキへの対策が行えるので、サイドデッキに用意しておくといざと言う時に便利である。
Q:お互いのフィールドに《No.14 強欲のサラメーヤ》がフィールドに存在する時に、相手が《連鎖爆撃》を発動した場合、どうなりますか?
A:その場合、自分の《No.14 強欲のサラメーヤ》の効果によって相手がダメージを受けます。また、そのダメージを相手の《No.14 強欲のサラメーヤ》の効果でさらに跳ね返すような処理を行う事はありません。(14/12/20)