*《&ruby(ナンバーズ){No.};14 &ruby(ごうよく){強欲};のサラメーヤ》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/闇属性/獣族/攻2500/守1500
 レベル5モンスター×2
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 相手の効果で発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
 (2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 破壊したそのモンスターの元々の攻撃力以下の攻撃力を持つフィールドのモンスターを全て破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=11653

 [[PREMIUM PACK 17>PREMIUM PACK#PP17]]で登場した[[闇属性]]・[[獣族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[効果]][[ダメージ]]を[[相手]]に跳ね返す[[永続効果]]、[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[攻撃力]]の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 (1)は[[効果]][[ダメージ]]を相手に跳ね返すことができ、[[バーン]][[効果]]に[[チェーン]]して[[《エクシーズ・リボーン》]]などで[[蘇生]]させれば奇襲をかけられる。~
 しかし、[[バーン]][[デッキ]]でもない限り[[効果]][[ダメージ]]を使われる頻度はそこまで多くなく、[[バーン]][[メタ]]としても出すのに手間がかかる。~
 [[効果]][[ダメージ]]は[[相手]]限定のため、[[自分]]が使った[[ダメージ]]を相手に跳ね返す[[コンボ]]も不可能である。~
 一応、[[ダメージ]][[効果]]を持つ[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]等を[[《ギブ&テイク》]]等で[[送りつけ]]て[[攻撃]]すれば能動的に使うことはできる。~
 [[《ガーベージ・ロード》]]を使うデッキでは、少なくなった[[ライフ]]を守れるため相性自体は悪くない。~

 (2)は[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]。~
 [[裏側守備表示]]の[[モンスター]]は[[破壊]]できず、[[破壊]]するのは[[自分]][[フィールド]]も含むため、他に[[モンスター]]を展開すると[[破壊]]される可能性がある。~
 自身の[[攻撃力]]は[[上級モンスター]]標準程度であり、他の[[カード]]がなければ[[戦闘破壊]]も難しい場合が多く、[[強化]]ならいいが[[弱体化]]を使って[[戦闘破壊]]するとこの[[カード]]も[[破壊]]されてしまう。~
 [[全体除去]]ができる[[メリット]]はあるが、基本的に[[戦闘破壊]]を介さない分[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]や[[《始祖の守護者ティラス》]]で十分な場合がほとんどである。~
 [[《ナイトメア・デーモンズ》]]で[[ダメージ]]を与えたい場合などには使える可能性はあるが、[[戦闘破壊]]して[[墓地]]における[[モンスター]]が他に必要。~

 単純に使用した場合は他の同[[ランク]]の[[モンスター]]の方が優先されるので、この[[カード]]を使用するのならば[[種族]]や[[属性]]を活かすか、何らかの[[サポートカード]]と絡ませたい。~
 [[【ヴァンパイア】]]では[[《シャドウ・ヴァンパイア》]]等の制約から[[闇属性]]の[[ランク]]5[[モンスター]]が必要になるので、選択肢を増やす意味合いでも1枚程度の採用は考えられる。~
 [[コンバットトリック]][[カード]]を多く採用している[[デッキ]]ならば、[[相手]][[ターン]]に[[相手]][[モンスター]]を返り討ちにすることで[[相手]]が展開した[[モンスター]]を一掃することも可能である。~
 [[《ナンバーズ・ウォール》]]との相性もそれなりに良く、(2)の[[効果]]による自滅を防ぐことが出来る。~

 また、[[エクストラデッキ]]の[[カード]]で[[バーン]][[メタ]]の[[効果]]を持つ[[モンスター]]はあまり多く無い為、、[[【チェーンバーン】]]といった非[[ビートダウン]]対策としては有用である。~
 [[【アーティファクト】]]などの[[ランク]]5を容易に出せる[[デッキ]]では、[[メインデッキ]]をいじらずにそういった[[デッキ]]への対策が行えるので、[[サイドデッキ]]に用意しておくといざと言う時に便利である。~

-《No.70 デッドリー・シン》などの他の八雲の[[No.]]から考えると、[[カード名]]の「強欲」は七つの大罪に由来すると思われる。~
「サラメーヤ(サーラメーヤ)」とは、インド神話に登場する4つの目を持つという犬のこと。~
死者を導くヤマ神に従う犬であり、人間界で死ぬべき人間を見つけるとヤマ神の世界へと連れて行くという。~

-[[イラスト]]では、下半身の左側に自身のナンバーである「14」が描かれている。~
また、猛々しい炎を纏っているが、[[炎属性]]ではなく[[闇属性]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ZEXALの「八雲vsMr.ハートランド」戦で八雲が使用。~
[[永続魔法]]《ランクアップ・スパイダーウェブ》の[[効果]]によって《No.70 デッドリー・シン》を[[エクシーズ素材]]として[[特殊召喚]]される。~
[[《No.82 ハートランドラコ》]]を[[戦闘破壊]]し、自身の[[効果]]で《ハートランドール》を[[破壊]]して更にMr.ハートランドに[[効果ダメージ]]を与える。~
最終的には、次の八雲の[[ターン]]で《ランクアップ・スパイダーウェブ》により[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]の[[エクシーズ素材]]となる。~

--漫画では[[戦闘破壊]]した時に受ける[[ダメージ]]を[[相手]]に跳ね返すものだった。~

--同じく《ランクアップ・スパイダーウェブ》の[[効果]]によって[[特殊召喚]]された[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]は[[OCG]]化の際にその[[効果]]が[[内蔵]]されたが、こちらは[[内蔵]]されないままになった。~
恐らくは[[ランク]]4と[[ランク]]5の出しやすさの違いを考慮されてのことだと思われる。~

--元々は「e・ラー」が八雲に渡した8枚の白紙の[[No.]]の1枚である。~
この[[カード]]は「八雲vsMr.ハートランド」戦が行われている途中で、八雲の意志により白紙の状態から開眼して使用されている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]] 

//―《No.14 強欲のサラメーヤ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 17>PREMIUM PACK#PP17]] PP17-JP017 &size(10){([[Secret]])};

**FAQ [#faq]
Q:[[お互い]]の[[フィールド]]に《No.14 強欲のサラメーヤ》が[[フィールド]]に存在する時に、[[相手]]が[[《連鎖爆撃》]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
A:その場合、[[自分]]の《No.14 強欲のサラメーヤ》の[[効果]]によって[[相手]]が[[ダメージ]]を受けます。また、その[[ダメージ]]を[[相手]]の《No.14 強欲のサラメーヤ》の[[効果]]でさらに跳ね返すような処理を行う事はありません。(14/12/20)

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