No.(ナンバーズ)14 強欲(ごうよく)のサラメーヤ》

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/獣族/攻2500/守1500
レベル5モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手の効果で発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
破壊したそのモンスターの元々の攻撃力以下の攻撃力を持つフィールドのモンスターを全て破壊する。

 PREMIUM PACK 17で登場した闇属性獣族エクシーズモンスター
 効果ダメージ相手に跳ね返す永続効果戦闘破壊したモンスター攻撃力以下の攻撃力モンスター破壊する誘発効果を持つ。

 (1)は効果ダメージを相手に跳ね返すことができ、バーン効果チェーンして《エクシーズ・リボーン》などで蘇生させれば奇襲をかけられる。
 しかし、バーンデッキでもない限り効果ダメージを使われる頻度はそこまで多くなく、バーンメタとしても出すのに手間がかかる。
 効果ダメージ相手限定のため、自分が使ったダメージを相手に跳ね返すコンボも不可能である。
 一応、ダメージ効果を持つ《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》等を《ギブ&テイク》等で送りつけ攻撃すれば能動的に使うことはできる。
 《ガーベージ・ロード》を使うデッキでは、少なくなったライフを守れるため相性自体は悪くない。

 (2)は戦闘破壊したモンスター攻撃力以下のモンスター破壊する効果
 裏側守備表示モンスター破壊できず、破壊するのは自分フィールドも含むため、他にモンスターを展開すると破壊される可能性がある。
 戦闘破壊前提のわりに自身の攻撃力上級モンスター標準程度であり、他のカードがなければ戦闘破壊も難しい場合が多く、このカード以上の攻撃力モンスターも倒せない場合が多い。
 コンバットトリックを使うことで相手を一掃もできなくもないが強化ならいいが弱体化を使って戦闘破壊するとこのカード破壊されてしまう。
 《ナイトメア・デーモンズ》全体除去してダメージを与えたい場合など使い道はなくもないが、戦闘破壊して墓地におけるモンスターが他に必要。
 基本的には《No.61 ヴォルカザウルス》《始祖の守護者ティラス》で十分な場合がほとんどである。

 単純に使用した場合は他の同ランクモンスターの方が優先されるので、このカードを使用するのならば種族属性を活かすか、何らかのサポートカードと絡ませたい。
 【ヴァンパイア】では《シャドウ・ヴァンパイア》等の制約を回避できるが、攻撃できなくなるあちらとこちらの相性は悪い。
 一応、エクストラデッキカードバーンメタ効果を持つモンスターはあまり多く無い為、【チェーンバーン】といった非ビートダウン対策としては有用である。
 【アーティファクト】などのランク5を容易に出せるデッキでは、メインデッキをいじらずにそういったデッキへの対策が行えるので、サイドデッキに用意しておくといざと言う時に便利である。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:お互いフィールドに《No.14 強欲のサラメーヤ》がフィールドに存在する時に、相手《連鎖爆撃》発動した場合、どうなりますか?
A:その場合、自分の《No.14 強欲のサラメーヤ》の効果によって相手ダメージを受けます。
  また、そのダメージ相手の《No.14 強欲のサラメーヤ》の効果でさらに跳ね返すような処理を行う事はありません。(14/12/20)

Q:このカード《デス・ウォンバット》自分フィールドに存在し自分が受ける効果ダメージが0になる状態で、相手効果ダメージを受ける場合、どのような処理になりますか?
A:その場合、このカード効果によって自分が受ける効果ダメージ相手が代わりに受け、《デス・ウォンバット》効果で0になる事はありません。(14/12/20)

Q:このカード自分フィールドに存在し、自分《レインボー・ライフ》効果適用されている時に、相手効果ダメージを受ける場合、どのような処理になりますか?
A:その場合、このカード効果によって自分が受ける効果ダメージ相手が代わりに受けます。
  また、自分ダメージを受けてませんので《レインボー・ライフ》効果回復はしません。(14/12/20)