*《&ruby(ナンバーズ){No.};17 リバイス・ドラゴン/Number 17: Leviathan Dragon》 [#r56949bd]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク3/水属性/ドラゴン族/攻2000/守   0
 レベル3モンスター×2
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
 このカードの攻撃力を500ポイントアップする。
 このカードのエクシーズ素材が無い場合、
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。

 [[GENERATION FORCE]]で登場した[[水属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]を取り除いて[[自己強化]]する[[起動効果]]、[[エクシーズ素材]]が無いと[[直接攻撃]]できない[[永続効果]]を持つ。~

 [[1ターンに1度]]の[[自己強化]]ができ、普通は出してすぐこの[[効果]]を使うので実質的に[[攻撃力]]2500の[[効果]]なし[[モンスター]]と考えて良い。~
 強力な[[効果]]を持つわけではないが、[[攻撃力]]2500は多くの[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]できる悪くない数字であり、現在に至るまで[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]の基本とされる1枚である。~
 [[レベル]]3[[モンスター]]は並べる手段に恵まれており、特に[[《魔界発現世行きデスガイド》]]や[[《クレーンクレーン》]]を使えば、消費1枚で[[エクシーズ召喚]]できる。~
 他にも[[《切り込み隊長》]]・[[《マジック・ストライカー》]]や[[《ジャンク・フォアード》]]等、使いやすいものが多く、列記すればキリがない程の[[エクシーズ素材]]候補を持つ。~
 また、[[水属性]]であるため、[[エクシーズ素材]]にした[[《海皇の狙撃兵》]]の[[効果]]を[[発動]]させたり、[[《バハムート・シャーク》]]で[[特殊召喚]]できたりする等の[[メリット]]もある。~

 [[自己強化]]は[[1ターンに1度]]であり、出した次の[[ターン]]まで残れば[[攻撃力]]3000の大台に乗る。~
 ただし、その場合は[[直接攻撃]]ができなくなるので使い勝手が悪化してしまう。~
 [[攻撃力]]3000が必要になる場面ではこの[[カード]]がまず次の[[ターン]]まで残れないこともあって、二度目の[[強化]]を行うことは少ない。~

 [[攻撃力]]は優秀だが[[守備力]]は0なので、[[《交響魔人マエストローク》]]等で[[表示形式]]を変更されると簡単に[[戦闘破壊]]されてしまう。~
 他の手段でも特に[[耐性]]を持たないこの[[カード]]を[[除去]]することは容易。~
 前述したようにこの[[カード]]は目立った[[効果]]を持つ訳でもないので、あまり場持ちには期待せず使い切りの[[アタッカー]]として捉えるべきである。~

-登場当初はまだ[[シンクロ召喚]]が隆盛しており、その中で登場したこの[[カード]]は「[[自己強化]]以外の[[効果]]がない」「[[デメリット]]がある」等といった理由で評価は低めだった。~
特に、[[エクシーズモンスター]]全体の特徴として[[シンクロ素材]]にできない点が当時の風潮に向いていなかったのである。~
現在では、扱いやすい[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]の代表的[[カード]]とされるほど、評価を回復している。~

-現存する[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]では、[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]に次ぐ[[攻撃力]]を獲得できる。~
元から高打点のあちらとは[[属性]]も同じであり一長一短だが、こちらは[[デメリット]]が軽微な上、[[エクシーズ素材]]をすぐ[[墓地]]に送れる利点がある。~
[[単体強化]][[効果]]を持ち、自身の[[攻撃力]]も上げる事ができる[[《弦魔人ムズムズリズム》]]も登場したが、やはりこちらが安定性で勝る。~

-初めて一般パッケージ[[イラスト]]を飾った[[水属性]][[モンスター]]である。~
また、[[《E・HERO アクア・ネオス》]]以来、およそ5年ぶりに一般パックに収録された[[水属性]]の[[ウルトラレア>Ultra]][[カード]]である。~

-[[イラスト]]では、右側の角に自身のナンバーである「17」が描かれている。~

-米版のカートン特典として、この[[カード]]のオーバーサイズ[[カード]](約14cm×約20.3cm )が存在する。~

-[[英語名]]を見ると、「リバイス」とは「[[リヴァイアサン>《海竜神》]](Leviathan)」に由来するようである。~
下記の[[攻撃]]名からして、「リヴァイアサン(Leviathan)」+「バイス(Vice)」から命名されたのだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ・漫画ZEXALにおける「遊馬vs凌牙」(1戦目)にて凌牙が使用した。~
アニメ・漫画ZEXALにおいて、遊馬とアストラルのコンビが最初に対峙した[[ナンバーズ>No.]]。~
アニメ・漫画共に「遊馬vs凌牙」(1戦目)にて凌牙が使用。~
[[《ビッグ・ジョーズ》]]と[[《スカル・クラーケン》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
[[《スカル・クラーケン》]]を[[墓地へ送る]]事で[[攻撃力]]を上げ、[[《ガガガマジシャン》]]を[[戦闘破壊]]した。~
その後、[[攻撃力]]が上回った[[《ゴゴゴゴーレム》]]に[[攻撃]]されるが、[[No.]]の特殊[[効果]]により[[戦闘破壊]]されず、返しの[[ターン]]に更に[[攻撃力]]を上げて[[《ゴゴゴゴーレム》]]を[[戦闘破壊]]した。~
その後、[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[攻撃]]したが[[効果]]で防がれ、返しの[[ターン]]に[[戦闘破壊]]された。 ~
自身の[[効果]]で[[攻撃力]]を上げながら[[《ガガガマジシャン》]][[《ゴゴゴゴーレム》]]を立て続けに[[戦闘破壊]]する。~
その後、[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[攻撃]]したが[[効果]]で防がれ、返しの[[ターン]]に[[《ダブル・アップ・チャンス》]]で[[攻撃力]]を倍加した[[《No.39 希望皇ホープ》]][[戦闘破壊]]された。 ~
[[デュエル]]終了後、アストラルに回収され、遊馬の[[エクストラデッキ]]に加わった。~
「遊馬vs右京」戦から、遊馬が初使用。~
「遊馬vs右京」戦からは遊馬が使用。~
[[《アチャチャアーチャー》]]と[[《ズババナイト》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]され、[[《No.34 電算機獣テラ・バイト》]]を[[攻撃]]し[[フィニッシャー]]となった。~
この[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]せずとも[[エクシーズ素材]]の[[攻撃]]で勝てたのだが、前述の遊馬の所有[[カード]]となった事を演出上印象づけるために[[エクシーズ召喚]]されたのだろう。~
その後の[[デュエル]]でも幾度か使用されたが、WDC予選以降は同[[ランク]]の[[魔人]]と名のついた[[エクシーズモンスター]]に出番を譲っていた。~
そしてWDC決勝の「遊馬vsトロン」戦で、久しぶりに登場。~
WDC決勝の「遊馬vsトロン」戦で久しぶりに登場。~
[[フィールド魔法]]《スフィア・フィールド》の[[効果]]により、[[《針剣士》]]と[[《アマリリース》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
自身の[[効果]]を使用した後、[[《No.10 白輝士イルミネーター》]]を[[戦闘破壊]]した。~
しかし、返しの[[ターン]]に[[《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》]]に[[効果]]を[[無効]]にされ、[[《紋章獣レオ》]]の[[効果]]で[[弱体化]]されて[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「バイス・ストリーム」。~

--アストラルが得たこの[[カード]]の記憶の内容は、「100枚のナンバーズを集めればアストラルの記憶が戻る」というものだった。~

--アニメでは、[[カード]]情報が専用のフォントで記されていた。~

--作中では[[デメリット]]がなく、[[No.]]の共通[[効果]]を有していた。~
そのため、[[OCG]]では弱体化している。~

--「遊馬vsトロン」戦で[[効果]]を1回[[発動]]した状態で[[《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》]]の[[効果]]を受けたが、[[攻撃力]]は2500のままだった。~
ここで[[攻撃力]]が2000に戻っていた場合、続く[[《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》]]の[[攻撃]]で遊馬は敗北していた。~

--[[エクシーズ召喚]]時は翼膜が閉じてとぐろを巻いた球状になっており、さながら巨大な眼球を思わせるような外観だった。~
その後、[[イラスト]]の形態に変形し、[[モンスター効果の発動]]時には[[オーバーレイ・ユニット>エクシーズ素材]]を捕食して[[攻撃力]]を上げていた。~
--[[エクシーズ召喚]]時は翼膜を閉じてとぐろを巻き、巨大な眼球のような収納形態となっており、そこから[[イラスト]]の形態に変形した。~
[[モンスター効果の発動]]時には[[オーバーレイ・ユニット>エクシーズ素材]]を捕食して[[攻撃力]]を上げていた。~

--DMの[[《青眼の白龍》]]・GXの[[《古代の機械巨人》]]・5D'sの[[《モンタージュ・ドラゴン》]]と同じく、「アニメのシリーズ初回の[[デュエル]]で戦う[[相手]]のエースは[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]」という法則は守られている。~

--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};で登場した[[通常罠]]《ナンバーズ・リターン》・《パージ・レイ》の[[イラスト]]に描かれている。~

--Dチーム・ゼアルの「凌牙vsカイト」戦でも、凌牙が使用。~

--アニメの設定資料では、この[[モンスター]]の名前が《CNo.17 リ・バイス・ドラゴン》になっている。~
劇中では「[[カオスナンバーズ>CNo.]]」は[[ナンバーズ>No.]]の強化形態として登場しているが、当初は設定が異なったようだ。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では凌牙が使用。~
アクションデュエルXのチャンピオン戦でも使用してくる。~
EXステージでは遊馬も使用し、両者共に専用ボイスが用意されている。~
[[DUEL TERMINAL]]ではアニメでの展開を反映し、凌牙と遊馬の2人が使用する。~
[[《ビッグ・ジョーズ》]]をスキャンする事で出現する、この[[カード]]の[[攻撃]]名と同じ名前の隠し[[デッキ]]「バイス・ストリーム」には、この[[カード]]と[[《潜航母艦エアロ・シャーク》]]、[[《ブラック・レイ・ランサー》]]が投入されている。~
--[[激突!デュエルカーニバル!>ゲーム付属カード#fee72850]]でも遊馬や凌牙が使用した際の専用ボイスが用意されており、[[攻撃]]名だけでなく[[効果]]名も存在する。~
[[効果]]名は「アクア・オービタル・ゲイン」。
--[[激突!デュエルカーニバル!>ゲーム付属カード#fee72850]]では、「アクア・オービタル・ゲイン」という[[効果]]名が明らかになっている。


**関連カード [#j3f46cfd]
-[[No.]]

―[[カード名]]関連
-[[《バイス・ドラゴン》]] 

-[[《海竜神》]]
-[[《虚空海竜リヴァイエール》]]
-[[《魔轟神レヴュアタン》]]

―《No.17 リバイス・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《エクシーズ・ヴェール》]]
-[[《パージ・レイ》]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#j3fb829b]
-[[【水精鱗】]]

**収録パック等 [#b10c2c5b]
-[[GENERATION FORCE]] GENF-JP039 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Holographic]]};
-[[デュエリストパック−遊馬編2 ゴゴゴ&ドドド−]] DP14-JP019 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#kadb2255]
Q:この[[カードの効果]]で[[《クロス・ポーター》]]を[[墓地へ送った]]場合、その[[《クロス・ポーター》]]は[[効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、[[コスト]]で取り除いていますので[[タイミングを逃して>タイミングを逃す]][[発動]]できません。(11/04/17)

Q:自身の[[効果]]によって[[攻撃力]]が500ポイントアップし、[[攻撃力]]2500になっている《No.17 リバイス・ドラゴン》に対して[[《エフェクト・ヴェーラー》]]を使用した場合、[[攻撃力]]は2000に戻りますか?~
  また、2000になる場合は[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の[[効果]]がなくなった際に再び2500に戻りますか?~
A:[[攻撃力]]は2000に戻り、[[相手]][[ターン]]以降も2000のままとなります。(12/04/27)

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