エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/サイキック族/攻2200/守2200 レベル4モンスター×2 フィールド上に同名モンスターが2体以上存在する場合、 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 その同名モンスターの内の1体を選び、それ以外の同名モンスターを全て破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 相手はこの効果で選んだモンスターと同名のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 また、このカードが墓地へ送られた場合、 デッキから「紋章獣」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る事ができる。
LEGACY OF THE VALIANTで登場する光属性・サイキック族のエクシーズモンスター。
1つ目の効果は同名カードの展開に対しそれを1体のみに制限する効果。
すでに存在しているモンスターに対しても有効であり、エクシーズ素材を揃える過程で同名カードを並べるデッキは少なくないため、それらへのメタとしての活躍が期待できる。
さらに選択したモンスターと同名カードの展開を封じるため、展開抑止となる。
相手のエクシーズモンスターと同名カードを自分が出し、それを選択すれば相手のみへの除去と特殊召喚制限をかけることも可能。
攻撃力はやや低めだがエクシーズ召喚を妨害することで戦闘破壊可能なモンスターの登場を未然に防ぐことができるだろう。
ただし、有効となる相手かどうかは見極める必要がる上、実際には相手も行動を控えるはずなので、実際に効果を使うよりは抑止力としての意味合いが大きい。
なお、大量展開が必要となるが、《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》や《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》の同名カードとして扱う効果と組み合わせて、1体しかいない相手エクシーズモンスターを破壊する事も可能。
2つ目の効果は墓地へ送られた時にデッキの紋章獣を墓地へ送る効果で、エクシーズ素材などを必要としない。
《蘇生紋章》・《高等紋章術》の布石になり、特に《紋章獣レオ》ならばその効果も発動できるため相性が良い。
効果が墓地で発動することから、《紋章獣ユニコーン》で蘇生しても使えるため蘇生の筆頭として運用できる。
自身の効果で《紋章獣ユニコーン》を墓地へ送ることもできるので、デッキに残るかぎり延々と蘇生を繰り返す事もできる。
《紋章獣レオ》や《紋章獣アバコーンウェイ》を巻き込むことで、同時にカード・アドバンテージも得られるため強力。
また、《紋章獣レオ》同様にどこから墓地へ送られてもよいため、特殊召喚無効にも強く、RUMでエクシーズ素材にするにも適している。
No.の名を持つので《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》にも対応している。
ただ墓地へ送られた時にしか使えず、バウンスや除外では効果を使えない。
また自身の効果が状況を限定するため、フィールドに残ったままだとエクシーズ素材を取り除けず、紋章獣の墓地利用が難しくなる。
RUMに利用してしまえば、その時点で保持していたエクシーズ素材を墓地へ送る事ができるので、攻めと両立できる。
ただし《昇華する紋章》の発動中にエクシーズ召喚すると自身を対象にRUMを使用できないため相性が悪い。