No(ナンバーズ).20 蟻岩土(ぎがんと)ブリリアント》

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/光属性/昆虫族/攻1800/守1800
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

 PHOTON SHOCKWAVEで登場する光属性昆虫族エクシーズモンスター

 エクシーズ素材縛りはなく、最大600ポイントの全体強化を行うことができる。
 しかしエクシーズ召喚をする段階でモンスターが減るため、多くのモンスターが恩恵を受けるのは難しい。
 このカード自身は1回効果を使った段階では2100と微妙なステータスであり、特に耐性も持ち合わせていない。
 単体、全体強化の違いこそあれど単純なカードパワーでいうと同じランク《No.17 リバイス・ドラゴン》に少々劣るので、種族属性デッキの展開力で差別化していきたい。

 昆虫族リクルート等からの複数体展開に長けているため、《群雄割拠》などを採用した【昆虫族】では使いやすい。
 とはいえ並べた昆虫族をこのカードで消費した代価がわずかな攻撃力アップでは割に合わない。エクシーズ召喚昆虫族の切り札である《デビルドーザー》との相性も悪い。
 このカード自体は《大樹海》の恩恵を受けられず、また【昆虫族】において複数展開を最も行いやすい《ジャイアントワーム》ともレベルがあわず若干使いにくさが目立つ。
 単純に攻撃力を求めるにしても大抵の場合《一族の結束》に合計値で劣るなど決して強力なカードとは言えない。
 総じて現段階では各種シンクロモンスターの方が使いやすく、昆虫族エクシーズモンスターというだけではこのカードを【昆虫族】に入れる理由としては物足りない。
 防御手段のない場合の《アルティメット・インセクト LV3》《スカラベの大群》などやカウンターを使い切った《デス・モスキート》あたりをエクシーズ素材にすれば無駄も少ない。

収録パック等