*《&ruby(ナンバーズ){No.};20 &ruby(ぎがんと){蟻岩土};ブリリアント/Number 20: Giga-Brilliant》 [#q2a55cce]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク3/光属性/昆虫族/攻1800/守1800
 レベル3モンスター×2
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
 自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

 [[PHOTON SHOCKWAVE]]で登場した[[光属性]]・[[昆虫族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]1つを消費して300ポイントの[[全体強化]]を行う[[効果]]を持つ。~
 なお[[全体強化]]は[[対象]]を取る[[効果]]ではない。

 300の[[全体強化]]はなかなか侮れないが、[[エクシーズ召喚]]は[[モンスター]]を減らす行為なので、[[全体強化]]の恩恵を受けにくいのがネックとなる。~
 更に、自身は[[効果]]を1回使っても[[攻撃力]]2100と[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]に劣るため、この[[効果]]を生かすためには、[[強化]]したい[[モンスター]]の存在と、難なくその[[モンスター]]と同時に[[エクシーズ召喚]]できるだけの展開力が必要になる。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]したり、任意で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]を多く採用したりすれば[[効果]]の旨みが増す。~
 状況に応じて、[[《エクシーズ・リボーン》]]で復活させてもいいだろう。~

 [[効果]]の関係上、展開を行いやすい[[デッキ]]では最大限に能力を発揮できる。~
 [[下級モンスター]]に[[レベル]]3が多く、[[エクシーズ召喚]]後も大量展開できる[[【甲虫装機】]]・[[【ゼンマイ】]]とは相性が良く、[[1ターンキル]]のパーツの1つとしても使われる。~

 [[【甲虫装機】]]以外の[[【昆虫族】]]では[[《大樹海》]]とかみ合わないため少々扱い辛く、楽に展開可能な[[《ジャイアントワーム》]]は[[レベル]]4であり、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]にできない。~
 [[レベル]]3に強力な[[昆虫族]]が少ないのも難点となる。~
 だが、[[《一族の結束》]]を採用した[[デッキ]]において[[《バチバチバチ》]]を[[エクシーズ素材]]とすれば、打点を更に強化しつつあちらの[[効果]]を活かせる。~
 一方で[[光属性]]としてみると[[《セイクリッド・ヒアデス》]]より打点が高くなるが、あちらのように[[《セイクリッド・トレミスM7》]]への繋ぎができない。~
 しかし[[光属性]][[モンスター]]には優秀な[[特殊召喚]][[モンスター]]が多く、[[《ガーディアン・オブ・オーダー》]]などを採用する[[デッキ]]ならば[[全体強化]]の[[効果]]を発揮できるチャンスも増える。~
 また[[ランク]]3の[[光属性]]ではそこそこの[[汎用性]]があるため、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]から[[エクシーズ召喚]]して[[カオス]]の召喚条件を満たす場合にも採用が検討できる。~
 また[[ランク]]3の[[光属性]]ではそこそこの[[汎用性]]があるため、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]から[[エクシーズ召喚]]して[[カオス]]の[[召喚条件]]を満たす場合にも採用が検討できる。~

-[[効果解決時]]にこの[[モンスター]]が[[裏側表示]]となっていても、他の[[モンスター]]の[[攻撃力]]上昇は[[適用]]される。~
なお、一度[[適用]]された後はその[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在する間[[攻撃力]]上昇が継続する。~
また一度[[適用]]された後ならば[[《スキルドレイン》]]が[[発動]]されても上昇は継続する。

-[[カード名]]の漢字部分は「巨人」を意味する「ギガント(Gigant)」に「蟻」を意味する「アント(Ant)」と、その生息地となる岩や土を当てていると思われる。~
他には[[英語名]]にも使われている「ギガ(Giga/10億を意味する接頭辞)」と「アント」の掛け合わせも考えられる。~
また、後半の「ブリリアント(Brilliant、輝く)」も「アント」に掛けていると思われ、複数の意味を持った名前となっており、「ナンバーズガイド」でも光り輝く巨大蟻と紹介されている。~

-海外版では[[レアリティ]]が[[スーパー>Super]]に格下げされている。~

-右の翅に自身のナンバーである「20」が書かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ZEXALにおける「カイトvs犯人」戦にて犯人が所有していたが、決闘で勝利した天城カイトの手に渡る。~
アニメZEXALでのこのシーンは[[《No.56 ゴールドラット》]]に差し替えられている。~
「遊馬vsカイト」(1戦目)ではカイトが使用。~
[[《プラズマ・ボール》]]と[[《ライト・サーペント》]]を[[エクシーズ素材]]に[[エクシーズ召喚]]された。~
何故か[[召喚]]した[[ターン]]は[[効果]]を[[発動]]せず、次の[[ターン]]に[[効果]]を[[発動]]し[[攻撃]]したが、[[《ゴゴゴゴーレム》]]に防がれた。~
その後、[[《銀河眼の光子竜》]]を[[特殊召喚]]するため[[リリース]]された。~
カイトの敗北後にトロンによって他の全ての[[No.]]と共に回収された。~

--漫画版ではルビが「ギガント」となっていた。~

--漫画・アニメでは、[[攻撃力]]が上昇するのは自身のみだった。~
これでは[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]の[[下位互換]]であるため、OCGでの強化は妥当だろう。~
[[ダメージ]]を与える事無く[[フィールド]]を離れたため、結果としてOCGとの矛盾は無い。~

--[[エクシーズ召喚]]時は赤い球体を持つ植物の種のような姿をしており、そこから展開される事で[[イラスト]]の姿となった。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではカイトが使用。~
また、隠し[[デッキ]]「破滅のフォトン・ストリーム」でも使用できるが、この時は[[エクストラデッキ]]向けの[[モンスター]]をスキャンしてはいけない。~
[[光属性]]だが、その割には両方の羽に炎をまとって突進するという、[[炎属性]]のような[[攻撃]]をする。~
その点は[[《No.10 白輝士イルミネーター》]]も同じである。~
またアクションデュエルXのEXしょうかんで[[モンスター]]おまかせにするとランダムで出現する。~
「[[シャインスパーク>《シャインスパーク》]]」の[[効果]]が[[発動]]するため、[[光属性]]がいなければ[[効果]]が無駄になってしまう。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#ee0d0ac3]
-[[No.]]

//―《No.20 蟻岩土ブリリアント》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#k6b7b636]
-[[【甲虫装機】]]
-[[【ゼンマイ】]]

**収録パック等 [#l17aac4f]
-[[PHOTON SHOCKWAVE]] PHSW-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[デュエリストパック−カイト編−]] DP13-JP020 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#x8f8e508]
Q:[[効果]]を[[発動]]後、この[[カード]]が[[フィールド]]を離れた場合、[[攻撃力]]は元にもどりますか?~
A:[[効果]]を[[発動]]した後に、このカード自身が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しなくなった場合でも、[[効果]]が適用された[[モンスター]]の[[攻撃力]]はアップしたままとなります。(11/11/02)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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