*《&ruby(ナンバーズ){No.};33 &ruby(オーパーツ){先史遺産};−&ruby(ちょうへいき){超兵器};マシュ=マック/Number 33: Chronomaly Machu Mech》 [#yb4813bd]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/光属性/機械族/攻2400/守1500
 レベル5モンスター×2
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターの攻撃力と、その元々の攻撃力の差分のダメージを相手ライフに与え、
 与えたダメージの数値分だけこのカードの攻撃力をアップする。
//英語名ソースhttp://www.konami.com/yugioh/articles/?p=4137

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]1体の[[攻撃力]]の変動分[[ダメージ]]を与え、さらにその数値分[[自己強化]]する[[効果]]を持つ。~

 [[《始祖の守護者ティラス》]]と同様にやや重い[[エクシーズ素材]]を持つ。~
 [[モンスター効果]]は[[相手]]の[[デッキ]]に依存するため、[[攻撃力]]を増減させる[[カード]]と[[コンボ]]することになるだろう。~

 [[攻撃力]]の変動は、[[元々の攻撃力]]から変化していればアップ・ダウンのどちらでも構わない。~
 増加した[[攻撃力]]で追撃し大きな[[ダメージ]]を与えられることを考えると、[[攻撃力]]をダウンさせ[[効果]][[ダメージ]]と[[戦闘]][[ダメージ]]を与える[[コンボ]]を狙いたい。~

 [[攻撃力]]をダウンさせる[[カード]]は、[[《収縮》]]や[[《魔界の足枷》]]等の様々な[[カード]]の採用を検討できる。~
 [[《ミニマム・ガッツ》]]を[[攻撃力]]1900以上の[[モンスター]]に使用し、この[[カード]]の[[効果]]と[[攻撃]]を決めると[[1ターンキル]]となる。~

 特定の[[モンスター]]を[[相手]]にした場合、無類の強さを誇る。~
 [[《力の代行者 マーズ》]]や[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]等の自身の[[効果]]で[[攻撃力]]を増加させる[[モンスター]]にとっては天敵である。~

-[[《ガガガマジシャン》]]と[[《ガガガガール》]]による[[エクシーズ召喚]]する場合、それぞれの[[効果]]が活きる[[エクシーズモンスター]]である。~
[[《ガガガガール》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]を0にした[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]が2800以上なら、[[バーン]]と強化されたこの[[カード]]の[[攻撃]]による[[戦闘ダメージ]]で[[1ターンキル]]が可能となる。~

 同じ[[ランク]]5の[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]で[[効果]][[ダメージ]]を与え、[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]につなげて[[攻撃]]する場合と似た運用になる。~
 あちらは、[[攻撃力]]を増減させる[[カード]]が必要ないため汎用性が高く、最大で2体まで[[除去]]できる点で勝る。~
 逆にこちらは、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]をおよそ1/3以下にするなら、あちらよりも与える[[ダメージ]]が大きくなり、また[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を残せる点で勝るので状況に応じて使い分けたい。~

-[[《ガガガマジシャン》]]と[[《ガガガガール》]]による[[エクシーズ召喚]]する場合、それぞれの[[効果]]が活きる[[エクシーズモンスター]]である。~
[[《ガガガガール》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]を0にした[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]が2800以上なら、[[バーン]]と強化されたこの[[カード]]の[[攻撃]]による[[戦闘ダメージ]]で[[1ターンキル]]が可能となる。~

-[[効果]][[ダメージ]]の数値分だけ[[攻撃力]]が上昇するため、[[効果]][[ダメージ]]を与えることができなかった場合は[[攻撃力]]も上昇しない。~

-参照するのは「現在の[[攻撃力]]−[[元々の攻撃力]]」の絶対値である。~
[[《進化する人類》]]などにより、[[元々の攻撃力]]そのものを変化しただけの[[モンスター]]は[[効果]]の[[対象]]に選択できない。~

//-現在のところ、この[[カード]]の[[効果]]のトリガーとなる[[先史遺産]]関連のカードは存在しない。~
//このカードが受けられる有用なサポートもなく、無理に[[【先史遺産】]]で使う理由もないのが現状である。~
//↑ボーンから蘇生できるのは選択肢としては十分では?

-[[イラスト]]では、下部の柱の前面に自身のナンバーである「33」が書かれている。~
//また、壁には2つの赤い眼球と歯(口)に見える、顔らしきものが描かれている。

//-名前に=(ダブルハイフン)がある珍しい[[カード]]。~
//基本的には人名に使われる。~

-VJの[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]の袋とじでは、この[[カード]]の収録パックが[[GAOV>GALACTIC OVERLORD]]と誤記されている。~

-公式サイトの「かーどビング通信」における[[【先史遺産】]]の[[デッキ]]レシピでは、[[キーカード]]として紹介されている。~
2タイプのレシピが挙げられているのだが、いずれも様々な防御[[カード]]で場を持たせながら、[[《ミニマム・ガッツ》]]や[[《魔界の足枷》]]で[[相手]][[モンスター]]を[[弱体化]]させ、この[[カード]]の[[モンスター効果]]で勝負を決める事を目的としている。~
//公式サイト: ttp://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20120613

-空中に浮かぶ巨大な建造物、という点は「マチュ=ピチュ」をモチーフにしているものと思われる。~
インカ文明が残した「空中都市」と呼ばれる遺跡で、山裾から確認できない高所に建造されたことからこの名前で称されている。~
//第1回の新・世界七不思議にも選出されており、未だ多くの謎を残す遺跡である。~

--また、下記の[[攻撃]]名の中にある「ヴリル(Vril)」とは、[[アトランティス>《伝説の都 アトランティス》]]に存在したエネルギーである。~
[[オリハルコン>《オレイカルコス・シュノロス》]]製戦闘用飛行船の動力源でもあり、そのためか、[[イラスト]]の中央部には水色の光が蓄えられている。~
建造物であり[[岩石族]]にも見えるが、[[機械族]]になっているのはそのためだろう。


-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬&カイトvs&ruby(フォー){IV};&&ruby(スリー){III};」戦において、IIIが使用。~
[[《先史遺産ゴールデン・シャトル》]]と[[《先史遺産モアイ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
[[永続罠]]《&ruby(ストーンヘンジ・シールド){環状列石の結界};》により[[攻撃力]]0となった[[《銀河眼の光子竜》]]に対して[[効果]]を[[発動]]した。~
その後、[[《先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット》]]による自身の強化時にも[[効果]]を[[発動]]して遊馬に[[ダメージ]]を与えた。~
さらにカイトの[[《オーバーレイ・リジェネレート》]]によって[[エクシーズ素材]]を1つ戻されたが、すぐさま[[《超銀河眼の光子龍》]]の[[効果]]に利用され、[[攻撃]]を受けIIIは敗北した。~
「遊馬vsIII」戦では《先史遺産トゥーラ・ガーディアン》と[[《先史遺産ゴールデン・シャトル》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
《先史遺産カブレラの投石機》の[[効果]]で[[《ゴゴゴゴーレム》]]の[[攻撃力]]が0になった際に[[効果]]を[[発動]]し、[[ダメージ]]を与えた。~
その後[[《No.39 希望皇ホープ》]]に[[戦闘破壊]]されたが、[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]の[[装備カード]]となり、最終的には[[永続罠]]《アンゴルモア》の[[効果]]で[[破壊]]された。~
デュエル終了後、[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]と共にアストラルに回収された。~
[[デュエル]]終了後、[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]と共にアストラルに回収された。~
[[攻撃]]名は「ヴリルの火」、[[効果]]名は「インフィニティ・キャノン」。~

--アニメでは1[[ターン]]に1度の制約はなく、[[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が変化した時、その数値だけ[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[効果]]だった。~
変化時に即座に[[チェーン]]でき、回数制限が無い点ではOCGより強力だが、永続的な変化に後出しでも対応できる点や、[[攻撃力]]上昇[[効果]]が付与されたことを考えれば、全体的に[[強化]]されたといえよう。~

--[[効果]]を[[発動]]した際、円形状の側面部から無数の大砲が現れ、[[相手]]に対して一斉掃射していた。~
また、[[攻撃]]時は、天に向かって光線を放ち、そこから発生した巨大な火球を[[相手]]にぶつける演出が為されていた。~
「遊馬vsIII」戦では巨大な火球をぶつけるのではなく、自身から発した青い光線のようなもので[[攻撃]]を行っていた。

--主要キャラが使用する[[No.]]では初めて、変形前の姿が登場していない。~

--アストラルがこの[[カード]]と[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]から得た記憶は、「人間界に関する様々な知識の記憶」であった。~

//--アニメ5D'sの「遊星vsアンチノミー」戦にて、遊星が類似[[効果]]を持つ、《バランス・シューター》を使用している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#u782eb04]
-[[No.]]
-[[先史遺産]]

-[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]

―《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》の姿が見られる[[カード]]

-[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#u86c925b]
-[[【先史遺産】]]

**収録パック等 [#n9a4422f]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP043 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#p69c1b23]
Q:[[効果解決時]]に[[相手]][[モンスター]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しなくなった場合、どうなりますか?~
A:その場合、[[ダメージ]]を与えて[[攻撃力]]がアップする[[効果]]は[[適用]] されません。(12/04/19)

Q:[[ダメージ]]と数値アップは同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いです。(12/04/14)

Q:[[攻撃力]]の変化していない[[モンスター]]を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(12/04/23)

Q:自身の[[効果]]で[[攻撃力]]3000の[[《ワイトキング》]](変動した数値は[[元々の攻撃力]]扱い)を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]自体ができません。(12/04/23)

Q:自身の[[効果]]で[[攻撃力]]3000の[[《ワイトキング》]]に[[《収縮》]]を[[発動]]し[[攻撃力]]を1500としました。~
  この場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]でき1500の[[ダメージ]]と強化を行います。(12/04/23)

Q:自身の[[効果]]で[[攻撃力]]2400の[[《トラゴエディア》]](変動した数値は[[元々の攻撃力]]扱いではない)を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]でき2400のダメージと強化を行います。(12/04/23)