エクシーズ・効果モンスター ランク10/闇属性/昆虫族/攻 0/守 0 レベル10モンスター×2 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分と相手のLPの差の数値分アップする。 (2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手がモンスターを特殊召喚する度に相手に600ダメージを与える。 (3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
PREMIUM PACK 18で登場した闇属性・昆虫族のエクシーズモンスター。
ライフ差だけ自分のモンスターを強化する永続効果、相手がモンスターを特殊召喚する度にダメージを与える永続効果、自身以下の攻撃力を持つ相手モンスターを全て破壊する起動効果を持つ。
レベル10を2体並べるギミックは【列車】を参照。
もしくは【ユベル】での使用も考えられる。
(1)の効果はライフポイントの差だけ自分のモンスターのステータスを強化する効果。
相手とのライフポイント差が大きいほど強化値が大きくなるので、優勢時のダメ押しにも劣勢時の切り替えしにも強くなる。
また、自己強化により、(3)の効果で破壊できる範囲も広がる。
逆に相手とのライフポイント差が少ないと単なる弱小モンスターに成り下がるので、その場合は素直に他のランク10を出すか《No.84 ペイン・ゲイナー》・《No.77 ザ・セブン・シンズ》に繋げると良い。
この効果はフィールドの全てのモンスターに適用されるため、ライフ差が小さくても複数のモンスターで戦闘ダメージを与え続ければどんどん差が大きくなる。
《地獄の暴走召喚》で他にモンスターを3体並べ、除去効果で直接攻撃可能にしておけば、自分のライフポイント8000、相手のライフポイント7500の状態であっても1ターンキルが成立する。
同ランクの《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》は相性が良く、最大4000のステータス上昇が見込める。
《罪鍵の法−シン・キー・ロウ》とはシナジーが有り、3体のアンブラル・ミラージュ・トークンにも永続効果が適用されるため、その攻撃力は自分と相手のライフ差の2倍の数値となる。
自分のライフの方が大きければ戦闘ダメージを与える度に攻撃力を上げていくため、状況次第では1ターンキルも可能になる。
永続効果は切れてしまうものの、アンブラル・ミラージュ・トークン生成後にこのカードを《No.84 ペイン・ゲイナー》か《No.77 ザ・セブン・シンズ》にすることで自壊も回避できる。
ただし、このトークンは直接攻撃できないため(3)の全体除去とは相性がイマイチな点は気を付けたい。
(2)はバーン効果。
1回あたり600とダメージ数値的にも悪くなく、1ターン辺りの回数制限もない。
エクシーズ召喚・シンクロ召喚するには大抵の場合、2回以上の特殊召喚を行うのでダメージを与える機会も多い。
(1)の効果とも相性がよく、ライフポイント差で自分が優勢であればステータスがどんどん上がっていく。
フィールドに2体並べれば1回の特殊召喚で1200ダメージとなり、【ジャンクドッペル】の様な特殊召喚を繰り返すデッキは身動きが取れなくなることすら起こり得る。
ただし強制効果なので、自分のライフポイントが下回っている場合、ステータスが下げられ戦闘破壊されやすくなってしまう点には注意。
(3)は自身の攻撃力を参照した全体除去。
攻撃力が高いほど全体除去が行ないやすく、直接攻撃で相手のライフポイントを削り取れる。
総じて、バーンもしくはライフゲインに特化させれば非常に攻撃的なエクシーズモンスターであるといえる。
自分のライフポイントが下回っていてもステータスは上昇するものの、(2)と(3)の効果を踏まえると、できるだけ自分のライフポイントが上の時に呼び出すのが望ましい。
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