エクシーズ・効果モンスター ランク８/闇属性/機械族/攻3000/守2000 レベル８モンスター×２ １ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除いて発動できる。 このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する 全てのモンスターにストリングカウンターを１つ置く。 次の相手のエンドフェイズ時、 ストリングカウンターが乗っているモンスターを全て破壊し、 破壊したモンスターの数×５００ポイントダメージを相手ライフに与える。
ナンバーズガイド 付属カードで登場する闇属性・機械族のエクシーズモンスター。
破壊効果により大幅なアドバンテージを取れる可能性はあるが、適用されるのは相手のエンドフェイズ時と非常に遅い。
このカードは元々攻撃力が高いため、このカードより弱い相手に対してはあまり使う意義も薄くセットされたモンスターも対処できない。
発動の段階でストリングカウンターを置いたモンスターにしか適用されないため、リリースなどで回避でき、次の相手ターンに出されたものには無力である。
バーンも破壊枚数に依存するため、そのまま適用できれば比較的高い期待値の反面、破壊回避で簡単に軽減されるため不安定である。
単に破壊目的ならば同ランクの《聖刻神龍−エネアード》・《Ｎｏ.１５ ギミック・パペット−ジャイアントキラー》の方が速効性もあり使いやすいだろう。
自分のモンスターも破壊されてしまうため、無暗に使うと自殺行為にもなりかねない。
ストリングカウンターを置いた後にリリースやエクシーズ召喚を行えば軽減できるが、同じことは相手も行えるため注意が必要。
逆に自分のモンスターによってバーンを水増しすることも可能なため、リリースなどを封じてしまう動きとはむしろ相性がいいとも言える。
《おジャマトリオ》等は相性がよく、相手フィールドを圧迫することでエクシーズ召喚を防ぎ、ダメージの水増しもできる。
いずれにせよこのカードは重いため、出した時点で自分の場が少ない場合も多い。
使うのであれば、闇属性・機械族の高攻撃力エクシーズモンスターという点を活かすべきか。
効果による破壊・バーンは積極的に狙うには相手のモンスターを自分ターンに除去せず行動をロックするなどの手間が求められ効率が悪い。
高い攻撃力や属性・種族を活かしつつ、倒せなかった場合にメインフェイズ２で効果を使うといった念押しと考えるのも一つの手となるだろう。
もっとも、このカードで戦闘破壊できないような相手ならば、自分のターンのうちに倒さなければ危険な場合がほとんどである。