*《&ruby(ナンバーズ){No.};40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス/Number 40: Gimmick Puppet of Strings》 [#h30935cd]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク8/闇属性/機械族/攻3000/守2000
 レベル8モンスター×2
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
 全てのモンスターにストリングカウンターを1つ置く。
 次の相手のエンドフェイズ時、
 ストリングカウンターが乗っているモンスターを全て破壊し、
 破壊したモンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。

 [[ナンバーズガイド 付属カード>書籍付属カード#u27ba37e]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 タイムラグの生じる変則的な[[全体除去]]・[[バーン]]を行う[[起動効果]]を持つ。~
 タイムラグの生じる変則的な[[全体除去]]・[[バーン]][[効果]]を持つ。~

 [[破壊]][[効果]]により大幅な[[アドバンテージ]]を取れる可能性はあるが、[[適用]]されるのは[[相手]]の[[エンドフェイズ]]時と非常に遅い。~
 [[発動]]の段階で[[ストリングカウンター]]を置いた[[モンスター]]にしか[[適用]]されず、[[リリース]]をはじめとした様々な手段で回避でき、次の[[相手]][[ターン]]に出された[[モンスター]]並びに、[[セット]]された[[モンスター]]にも対処できない。~
 返しの[[ターン]]で[[エンドフェイズ]]までにこの[[カード]]が[[除去]]されても[[破壊]][[効果]]は[[発動]]しないのが致命的であり、この[[カード]]で[[戦闘破壊]]できないような[[相手]]ならば、ほぼ間違いなく返しの[[ターン]]でこの[[カード]]が[[戦闘破壊]]されてしまうため、ミスマッチな[[効果]]になっている。~
 この[[カード]]は元々[[攻撃力]]が高いため、基本的にこの[[カード]]より弱い[[相手]]に対しては使う意義も薄く、[[効果]]による[[破壊]]・[[バーン]]は積極的に狙うには[[相手]]の[[モンスター]]を[[自分]][[ターン]]に[[除去]]せず行動を[[ロック]]するなどの手間が求められ効率が悪い。~

 加えて[[自分]]の[[モンスター]]も[[破壊]]されてしまうため、無暗に使うと自殺行為にもなりかねない。~
 [[ストリングカウンター]]を置いた後に[[リリース]]や[[エクシーズ召喚]]を行えば軽減できるが、同じことは[[相手]]も行える。~
 逆に[[自分]]の[[モンスター]]によって[[バーン]]を水増しすることも可能なため、[[リリース]]などを封じてしまう動きとはむしろ相性がいいとも言える。~
 [[《おジャマトリオ》]]等は相性がよく、[[相手]][[フィールド]]を圧迫することで[[エクシーズ召喚]]を防ぎ、[[ダメージ]]の水増しもできる。~

 いずれにせよこの[[カード]]は[[重い]]ため、出した時点で[[自分]]の場が少ない場合も多く元々優秀な[[レベル]]8を素材にしたいかは考えどころ。~
 倒せなかった場合に[[メインフェイズ]]2で[[効果]]を使うということも考えられるが、やはり遅効性が気になる。~
 単に[[破壊]]目的ならば同[[ランク]]の[[《聖刻神龍−エネアード》]]・[[《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]の方が速効性もあり格段に使いやすいだろう。~

 あえてこちらを使うのであれば、[[闇属性]]・[[機械族]]・[[ギミック・パペット]]の高[[攻撃力]][[エクシーズモンスター]]という点を活かすべきか。 ~
 [[墓地]]の[[機械族]]縛りのある[[《ネジマキシキガミ》]]はこの[[カード]]の[[エクシーズ素材]]にしても[[特殊召喚]]を阻害することもなく、[[《一族の結束》]]での強化も狙える。~
 低[[攻撃力]]を晒さずに済み、この[[モンスター]]で[[戦闘破壊]]すれば3000ポイントもの[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~
 [[《ダーク・クリエイター》]]・[[《ジャンク・パペット》]]・[[《リミッター解除》]]・[[《闇次元の解放》]]に対応しており、その[[攻撃力]]の高さと[[蘇生]]・[[帰還]]手段の多さから、[[エクシーズ素材]]が無くとも戦力として活用できるのは強みと言える。~
 また[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]等を採用する場合では[[ステータス]]が高く、一応[[汎用性]]のあるこの[[カード]]を採用しておく手もある。~
 それだけで[[《聖刻神龍−エネアード》]]・[[《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]より優先させるかどうかは微妙なところだが、この[[カード]]を投入する場合のギミックとして覚えておいてもいいだろう。~

-[[効果]]を使用して、[[エンドフェイズ]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に存在しない場合、[[破壊]][[効果]]は[[発動]]しない。(12/04/23)~
しかし、[[効果]]使用後にこの[[カード]]が[[破壊]]されても[[《リビングデッドの呼び声》]]等でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]し、次の[[相手]]の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時に[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在すれば[[破壊]][[効果]]は[[発動]]する。

-「ストリングス(Strings)」とは、英語で紐・糸、転じて弦楽器を指す言葉である。~

-左羽の付け根に自身のナンバーである「40」が描かれている。~
また、左下の背景にも「40」の文字が大きく書かれているのが確認できる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬&カイトvs&ruby(スリー){III};&&ruby(フォー){IV};」戦にてIVが使用。~
[[罠モンスター]]となった[[永続罠]]《ギミック・ボックス》と[[《ギミック・パペット−ネクロ・ドール》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
[[《銀河眼の光子竜》]]を[[攻撃]]したが、カイトの[[墓地]]に置かれた[[罠カード]]《&ruby(バトル・シミュレーション){模擬戦闘};》の[[効果]]を得た遊馬の[[罠カード]]《&ruby(トラップ・リボーン){罠蘇生};》によって[[戦闘ダメージ]]を半減され、[[フィニッシャー]]にはなれなかった。~
その後、自身の[[効果]]を[[発動]]して次のカイトの[[ターン]]に[[デュエル]]を決めようとしたが、その次の[[ターン]]に[[《超銀河眼の光子龍》]]によって[[効果]]を[[無効]]にされ、[[エクシーズ素材]]も全て奪われた上で[[戦闘破壊]]され敗北した。~
「凌牙vsIV」戦では、[[《ギミック・パペット−ナイト・ジョーカー》>《Gimmick Puppet Twilight Joker》]]と[[《ギミック・パペット−マグネ・ドール》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
[[装備魔法]]《デステニー・ストリングス》の[[効果]]によって[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]に8回[[連続攻撃]]を行った。~
さらに、自身の[[効果]]を[[発動]]して次の[[ターン]]に決着をつけようと目論んだが、[[《異次元海溝》]]によって[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]が[[除外]]され[[不発]]になった。~
その後、[[装備魔法]]《デステニー・ストリングス》の[[効果]]が失敗したことで[[攻撃]]できなくなり、最終的に[[《ギミック・パペット−ナイトメア》>《Gimmick Puppet Nightmare》]]の[[特殊召喚]]の為に[[リリース]]された。~
[[攻撃]]名は「ヘブンズ・ブレード」。~
英語版のみ「メロディ・オブ・メイヘム」という[[効果]]名が存在する。

--アニメでは[[No.]]特有の[[戦闘破壊]][[耐性]]があり、[[ダメージ]]は[[破壊]]した[[モンスター]]の[[コントローラー]]が[[元々の攻撃力]]を受ける[[効果]]だった。~
OCGでは[[ダメージ]]が[[モンスター]]の数×500ポイントに固定され、[[破壊]]する[[モンスター]]にもよるが[[弱体化]]していると言えるだろう。~
だが、単純に[[自分]]が被害を受けなくなった点、[[エクシーズ素材]]は[[闇属性]][[モンスター]]に指定されていたのが撤廃された点では強化されている。~

--アニメの[[イラスト]]は下部に数値が描かれておらず、背景は渦となっており、全体的に水色がかった装飾となっていた。~

--[[エクシーズ召喚]]された際には緑色の骨組みと白い羽を剥き出しにして紫色の球体を抱えた物体の姿となっており、そこから展開して[[イラスト]]と同じ姿になった。~
なお、アニメの[[イラスト]]は左下に自身のナンバーが描かれておらず、背景の色と模様が異なっている。~

--[[効果]]を[[発動]]した際には、手にした剣と上半身の弦を使ってハープのような音色を奏で、前髪に隠れた左眼が開き、不気味な笑い声を上げて天の黒い雲から大量の赤い糸が降り注ぐ演出が為されていた。~
アニメや袋とじでは「神のみぞ操れる運命の糸」と表現している。~
[[イラスト]]では、既に左眼が開いている状態で描かれている。~

--「遊馬&カイトvsIII&IV」戦にて、自身の[[攻撃]]を遊馬に再三に渡り防がれ怒り心頭だったIVはこの[[カード]]の[[破壊]][[効果]]を[[発動]]させた時に『ぶっ壊す』と表現した。~
その影響からかこの[[カード]]の入った袋とじでは『[[ランク]]8の超絶[[効果]]がすべてをぶっ壊す!!!』と書かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#z9159a37]
-[[No.]]
-[[ギミック・パペット]]

-[[ストリングカウンター]]

//―《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#h8cc2dc7]
-[[ナンバーズガイド 付属カード>書籍付属カード#u27ba37e]] OG01-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#kfda3439]
Q:[[モンスター]]を[[破壊]]して、[[ダメージ]]を与える[[効果]]の種別は何になりますか?~
A:[[誘発効果]]になります。(12/04/23)

Q:[[相手]]の[[エンドフェイズ]]時にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しない場合、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。(12/04/23)

Q:[[モンスター]]を[[破壊]]する処理と[[ダメージ]]を与える処理は同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いです。(12/04/23)

Q:1体目の《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》が[[ストリングカウンター]]を置いた後に[[フィールド]]を離れ、その後に2体目の《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》を[[特殊召喚]]してその2体目の[[カード]]が次の[[相手]]の[[エンドフェイズ]]時に[[表側表示]]で存在する場合、1体目の[[効果]]で[[ストリングカウンター]]が乗っている[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(12/04/23)

Q:最初にこの[[カード]]の[[効果]]で[[ストリングカウンター]]を[[モンスター]]に置き、次の[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に存在せず[[効果]]が[[発動]]しませんでした。~
それ以降の[[相手]]の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時に[[フィールド]]上にこの[[カード]]と最初に[[ストリングカウンター]]が置かれた[[モンスター]]が存在する場合、[[破壊]]する[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。(12/04/23)

Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[ストリングカウンター]]が[[モンスター]]に置かれ、次の相手の[[エンドフェイズ]]時に[[ストリングカウンター]]が置かれた[[モンスター]]が1体も[[フィールド]]上に存在しない場合でも、[[破壊]]する[[効果]]自体は[[発動]]し[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:はい、[[効果]]自体は[[発動]]します。(12/05/08)

Q:この[[カード]]の[[効果]]の[[ストリングカウンター]]置く[[効果]]を[[発動]]し、[[効果解決時]]に[[ストリングカウンター]]を1つも[[モンスター]]に置く処理ができませんでした。その場合、次の相手の[[エンドフェイズ]]時に[[破壊]]する[[効果]]自体は発動し[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、[[効果]]自体[[発動]]しません。(12/05/08)

Q:このカードの[[効果]]で[[ストリングカウンター]]が[[モンスター]]に置かれた後に[[《スキルドレイン》]]が[[発動]]された場合、[[ストリングカウンター]]は取り除かれますか?~
A:いいえ、取り除かれません。(12/05/08)





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