エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/植物族/攻2100/守1500 レベル4モンスター×2 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ 相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターを墓地へ送り、 相手ライフに1000ポイントダメージを与える。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
遊戯王ZEXAL 第2巻 付属カードで登場した闇属性・植物族のエクシーズモンスター。
自身の攻撃力以下の攻撃力を持つ相手モンスター1体を墓地へ送り1000ダメージを与える効果と、効果を発動したターンに攻撃できないデメリット効果を持つ。
ランク4版《No.61 ヴォルカザウルス》ともいえるモンスターで、あちらと比べ出しやすくなった代わりに様々な制約がある。
除去効果は素の状態では《サイバー・ドラゴン》クラスのモンスターにしか対処できず、特に除去したいこのカードより強いモンスターには対応できない。
対象のモンスターのほとんどは、このカードや他のエクシーズモンスターでも倒すことができ、《カチコチドラゴン》ならば連続攻撃も可能である。
しかし戦闘を行わずに相手モンスターの除去が可能であるため、攻撃反応罠カードを踏まない、攻撃力変化系の速攻魔法や罠カードや《オネスト》で迎撃されない利点がある。
また、素材となるモンスターで攻撃後にこのモンスターを出したケースでも追撃できるためダイレクトアタッカーの《エレキングコブラ》との相性が非常によい。
環境を読んだ上で投入すればより活躍できるだろう。
注目すべき点は、このカードの除去手段は《ダークエンド・ドラゴン》と同様に破壊ではなく墓地へ送るというところである。
そのため《マシュマロン》・《ガチガチガンテツ》等の低攻撃力で戦闘または効果による破壊に耐性を持つモンスター相手に有効。
最近では《発条機雷ゼンマイン》や《交響魔人マエストローク》など、破壊耐性を持ったエクシーズモンスターも増えてきており、特に前者は破壊されると発動する破壊効果も封じれる為、役に立つことも多いだろう。
他にも《シャインエンジェル》等のリクルーターや、《カードガンナー》、TG・宝玉獣等、自身の破壊を効果発動のトリガーとするモンスター等に対しても有効である。
ただしリクルーターなどに関しては裏側守備表示で出されることも多いため、リクルーター封じとしては《イビリチュア・メロウガイスト》の方が効果的な場面もある。
相手フィールドに複数のモンスターが存在している場合なら、素材となる2体のレベル4モンスターで攻撃し終えた後、メインフェイズ2でこのカードを呼び出して更なる除去を狙うという選択肢もある。
なお、参照する攻撃力は元々の攻撃力ではないため、このカードを強化、または《強者の苦痛》等で相手を弱体化させる事で除去対象を拡大できる。
対象が限定されているとはいえ、素材2体・素材制限なしのランク4エクシーズモンスターの中では唯一の除去効果持ちである。
ランク4のエクシーズ召喚を行うデッキならば有力なエクシーズモンスターの1体と言えるだろう。
Q:墓地へ送る処理とダメージを与える処理は同時に行われる扱いですか?
A:はい、同時に行われる扱いです。(12/02/03)
Q:モンスタートークンを選択して発動出来ますか?
A:はい、発動でき、選択したモンスタートークンは消滅しますが、墓地へ送る処理ができないのでダメージを与える効果の方は適用されません。(12/02/03)
Q:《大天使クリスティア》を選択して発動出来ますか?
A:はい、発動できます。しかし《大天使クリスティア》を選択した場合、墓地へは行かずに持ち主のデッキの一番上に戻るため、相手にダメージを与える効果は適用されません。 (12/02/27)
Q:《マクロコスモス》が存在する時に選択したモンスターが墓地へ送る代わりに除外された場合、ダメージを与える効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(12/02/03)
Q:効果解決時に対象に選択したモンスターの攻撃力がこのカードの攻撃力を上回った場合でも、墓地へ送ってダメージを与える効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(12/02/03)
Q:効果解決時に対象に選択したモンスターが裏側表示になった場合、墓地へ送ってダメージを与える効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(12/02/03)
Q:このカードの起動効果は、裏側表示のモンスターに対しても発動できますか?(テキストに表側表示のみと書かれていないため)
A:いいえ、攻撃力を参照して発動する効果のため、裏側表示のモンスターに対して発動する事はできません。 (12/02/06)