*《&ruby(ナンバーズ){No.};56 ゴールドラット》 [#vaf51981]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク1/光属性/獣族/攻 500/守 600
 レベル1モンスター×3 
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 自分のデッキからカードを1枚ドローし、
 その後手札を1枚デッキに戻す。 
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[週刊少年ジャンプ(2011年35・36合併号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]]で登場した[[光属性]]・[[獣族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]を取り除いて[[手札交換]]を行う[[効果]]を持つ。~

 まず[[召喚条件]]が厳しく、この[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]するには[[レベル]]1の[[モンスター]]を3体並べる必要がある。~
 これは通常の[[デッキ]]において自然に出てくるものではなく、専用[[デッキ]]等において[[《トライワイトゾーン》]]等を駆使する必要がある。~

 次に[[効果]]面で使用する必要性が乏しい。~
 単純に使用しても[[手札交換]]しかできず、[[エクシーズ素材]]3体分の[[ディスアドバンテージ]]を回復するのは難しい。~
 また、[[レベル]]1[[モンスター]]の[[《サイバー・ヴァリー》]]はこの[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]と同じ[[ボード・アドバンテージ]]−2の消費で2枚の[[ドロー]]を行えてしまう。~

 更に同じく[[手札交換]]ができる[[《カードトレーダー》]]も存在し、しかもあちらは[[効果]]の[[発動]]に[[《サイクロン》]]を撃たれるという最悪の状況でも[[アドバンテージ]]は−1と、この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]より軽い。~
 更に同じく[[手札交換]]ができる[[《カードトレーダー》]]も存在し、しかもあちらは[[効果]]の[[発動]]に[[《サイクロン》]]を撃たれるという最悪の状況でも[[アドバンテージ]]は−1と、この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]よりも軽い。~
 そうでなくてもこの[[カード]]は[[《No.10 白輝士イルミネーター》]]と違い[[ステータス]]が貧弱なので大抵は1回ぐらいしか[[効果]]を使えない。~
 複数回[[効果]]を使うなら[[《明鏡止水の心》]]や[[《安全地帯》]]等で[[耐性]]を与えておく必要がある。~
 [[デッキ]]に[[戻し>戻す]]てしまうため[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]もできず、使いづらい点が目立つ。~

 何より、この[[カード]]を出すためのギミックを[[デッキ]]に投入しなければならないのならば、最初からそのスペースに[[【やりくりターボ】]]等のギミックを投入すればいい。~
 デッキスペースをある程度取り、かつ[[コンボ]]とも言える動きをして[[レベル]]1を3体揃えるほどのことをしたいならば、単体でそれを行える[[《カードトレーダー》]]等の方がまだ使いやすいだろう。~

 また、この[[カード]]を[[召喚]]したはいいが、[[手札交換]]を行えるのは1[[ターン]]に1度だけである。~
 弱小[[ステータス]]に加え、[[戦闘]][[耐性]]や[[効果]][[耐性]]が一切なく、場に維持するのに適した能力は全く持ち合わせていない。~
 [[守備力]]600の[[バニラ]]が生き残ることは困難であるため、[[効果]]を活かすにはこの[[カード]]を守るような[[カード]]を使用しなければならない。~
 とはいえ、[[手札交換]]のために[[手札]]を消費するようでは本末転倒であるため、[[《くず鉄のかかし》]]等の消費を最小限に留められるものを使用したい。~
 [[デッキ]]スペースを割くのは[[召喚]]ギミックだけですら一杯なので、[[《くず鉄のかかし》]]等を最初から必要とする[[デッキ]]において、自然と守れる程度にしたい。~
 全ての[[デッキ]]でこの[[カード]]以上に重要な[[カード]]があるはずであり、またこの[[カード]]を維持しても[[アドバンテージ]]を得られるわけではないため、無理が生じてまでこの[[カード]]を守る必要はない。~

 [[【ディフォーマー】]]では[[《D・モバホン》]]を[[《機械複製術》]]などで展開した時に、この[[カード]]で[[モンスターカードゾーン]]の空きを作る事ができる。~
 能動的に[[素材>エクシーズ素材]]を取り除く事ができるため、取り除いた[[《D・モバホン》]]を[[《ジャンクBOX》]]等で[[蘇生]]させる事で更なる展開が期待できる。~
 [[《D・クリーナン》]]を並べれば、[[効果]]で[[除去]]しつつ[[相手]]に再利用させる時間を与えずに[[エクシーズ召喚]]が可能。~
 [[《No.83 ギャラクシー・クィーン》]]でも同様のことができるが、こちらは[[ディフォーマー]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで[[デッキ]]内の[[ディフォーマー]]密度をある程度上げられる。~
 しかし、[[【ディフォーマー】]]は元々[[シンクロ召喚]]を多用する[[デッキ]]であり、[[エクストラデッキ]]の内容によっては採用が難しくなる。~
// [[【ディフォーマー】]]では[[《D・モバホン》]]を[[《機械複製術》]]などで展開した時に、この[[カード]]で[[モンスターカードゾーン]]の空きを作る事ができる。~
// 能動的に[[素材>エクシーズ素材]]を取り除く事ができるため、取り除いた[[《D・モバホン》]]を[[《ジャンクBOX》]]等で[[蘇生]]させる事で更なる展開が期待できる。~
// [[《D・クリーナン》]]を並べれば、[[効果]]で[[除去]]しつつ[[相手]]に再利用させる時間を与えずに[[エクシーズ召喚]]が可能。~
// [[《No.83 ギャラクシー・クィーン》]]でも同様のことができるが、こちらは[[ディフォーマー]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで[[デッキ]]内の[[ディフォーマー]]密度をある程度上げられる。~
// しかし、[[【ディフォーマー】]]は元々[[シンクロ召喚]]を多用する[[デッキ]]であり、[[エクストラデッキ]]の内容によっては採用が難しくなる。~

 [[【ゼンマイ】]]では、[[《ゼンマイバット》]]を展開してその[[効果]]で回収した[[モンスター]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]、[[《ゼンマイマジシャン》]]などの[[リクルート]]につなげることができる。~
 また、[[《ヴァイロン・エレメント》]]と[[《静寂のロッド−ケースト》]]と[[装備魔法]]の[[コンボ]]で[[《ヴァイロン・スフィア》]]を展開して[[エクシーズ召喚]]し、[[手札]]に来てしまった[[ヴァイロン]]の[[チューナー]]を[[デッキ]]に戻して[[《ヴァイロン・エレメント》]]で[[リクルート]]してしまうことも可能。~
 しかしやはり、これらの[[デッキ]]でも展開するための手間がかかるので[[《カードトレーダー》]]等よりも優先できるかは微妙なところだろう。~
// [[【ゼンマイ】]]では、[[《ゼンマイバット》]]を展開してその[[効果]]で回収した[[モンスター]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]、[[《ゼンマイマジシャン》]]などの[[リクルート]]につなげることができる。~
// また、[[《ヴァイロン・エレメント》]]と[[《静寂のロッド−ケースト》]]と[[装備魔法]]の[[コンボ]]で[[《ヴァイロン・スフィア》]]を展開して[[エクシーズ召喚]]し、[[手札]]に来てしまった[[ヴァイロン]]の[[チューナー]]を[[デッキ]]に戻して[[《ヴァイロン・エレメント》]]で[[リクルート]]してしまうことも可能。~
// しかしやはり、これらの[[デッキ]]でも展開するための手間がかかるので[[《カードトレーダー》]]等よりも優先できるかは微妙なところだろう。~

-[[《ヴォルカニック・バレット》]]とは比較的相性がよく、[[《カードトレーダー》]]と同様の手順で[[アドバンテージ]]を得ることができる。~
[[エクシーズ素材]]にした場合でも、[[コスト]]で墓地に送った後に[[サーチ]]効果が使えるため無駄になりにくい。~

-[[デッキ]]に[[戻す]]処理を挟むため、[[ドロー]]により[[発動]]する[[効果]]は[[タイミングを逃す]]。~

-WJにおいてこの[[カード]]が紹介されたページでは、[[《機械複製術》]]で[[《サイバー・ヴァリー》]]を3体[[特殊召喚]]し、[[エクシーズ召喚]]に繋げる[[コンボ]]が紹介されている。~
更に、[[《伝説の都 アトランティス》]]の[[適用]]中に[[《引きガエル》]]等を[[エクシーズ素材]]にしろ、とも書かれている。~
これなら[[エクシーズ召喚]]せず、これらの[[モンスター効果]]を使用した方が[[アドバンテージ]]を稼ぐ事が出来る。~
また、[[カード]]が封入された次のページでは、カイトが『必殺の「[[No.]]」で[[相手]]の[[LP>ライフポイント]]を刈り取れ!!』と発言している。~
この[[カード]]の[[攻撃力]]や[[効果]]でそのような運用法をするのは難しいだろう。~
その上、使われてもいないのにカイトの切り札扱いされていたり、強烈な[[効果]]などと大げさに取り上げられていた。~

-[[獣族]]だが、[[機械族]]を思わせる[[イラスト]]である。~

-後頭部の丸い部分に自身のナンバーである「56」が書かれている。~
[[攻撃力]]と[[守備力]]がそれぞれ500と600なのも、ナンバーを意識したものだと思われる。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの13話で、「カイトvs犯人」戦においてカイトとデュエルした犯人が使用。~
特に活躍もないまま[[《銀河眼の光子竜》]]に倒され、カイトに回収された。~
しかしこの[[カード]]をカイト相手に[[エクシーズ召喚]]できたということは、この犯人は意外と実力者だったのかもしれない。~
その後カイトの敗北後にトロンによって他の全ての[[No.]]と共に回収された。~
WDC決勝の「遊馬vsトロン」戦ではトロンが使用。~
[[フィールド魔法]]《スフィア・フィールド》の[[効果]]により[[《紋章獣アバコーンウェイ》]]と《紋章獣エアレー》を[[エクシーズ素材]]として[[守備表示]]で[[エクシーズ召喚]]された。~
しかし、何故か[[効果]]を使用せず、返しの[[ターン]]に[[《No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー》]]にあっさり[[戦闘破壊]]されてしまった。~

--アニメの[[No.]]が有していた[[戦闘破壊]][[耐性]]が無くなったために、低[[ステータス]]であることも相まって[[効果]]を複数回使用しにくくなっている。~
同じく低[[ステータス]]の[[No.]]である[[《No.83 ギャラクシー・クィーン》]]と違い、[[エクシーズ素材]]を取り除いて[[戦闘破壊]][[耐性]]を得るようなこともできず、大幅に[[弱体化]]している。~

--[[No.]]は[[エクシーズ召喚]]時に何らかの物体を模した形状から変形される演出があるのだが、この[[カード]]は変形前の姿が不明である。~
//が、イラストからホイールのような円形形態ではないかと推測される。
//↑何らかの根拠もあるわけでなく、推測は不要
//マシュマックも不明のため記述を変更

--1シーンだけの登場だったためか、アニメ公式サイトにある「モンスター・エクシーズ図鑑」にはトロンが使用するまで掲載されていなかった。~
「ナンバーズ人気投票」にはエントリーされていた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#d19203b6]
-[[No.]]

-[[《No.10 白輝士イルミネーター》]] 

-[[《白兵戦型お手伝いロボ》]] 

-[[《カードトレーダー》]]

-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]

//―《No.56 ゴールドラット》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【ディフォーマー】]]

**収録パック等 [#u7325ed7]
-[[週刊少年ジャンプ(2011年35・36合併号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]] WJMP-JP017 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。