エクシーズ・効果モンスター ランク1/光属性/獣族/攻 500/守 600 レベル1モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 自分のデッキからカードを1枚ドローし、 その後手札を1枚デッキに戻す。
週刊少年ジャンプ(2011年35・36合併号) 付属カードで登場した光属性・獣族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材を取り除いて手札交換を行う起動効果を持つ。
エクシーズ召喚するにはレベル1のモンスター3体が必要になる。
《クリボルト》や《トライワイトゾーン》を採用するレベル1中心のデッキで使うことになる。
効果は手札交換しかできず、エクシーズ素材3体分のディスアドバンテージを回復するのは難しい。
デッキに戻してしまうため墓地肥やしもできず、手札交換するにしても永続魔法の《カードトレーダー》1枚で可能。
また、このカードによって手札交換を行えるのは1ターンに1度だけである。
弱小ステータスに加え、戦闘耐性や効果耐性が一切なく、フィールドに維持するのに適した能力は全く持ち合わせていない。
生き残ることは困難であるため、毎ターン効果を活かすには《明鏡止水の心》等で耐性を与えておく必要がある。
とはいえ、手札交換のために手札を消費するようでは本末転倒であり、逆に消費が大きくなってしまう。
全てのデッキでこのカード以上に重要なカードがあり、このカードを維持してもアドバンテージを得られないため、無理が生じてまでこのカードを守る必要はない。
加えてエクシーズ召喚して手札交換するにしても、他のランク1モンスターと相性がいいレベル1モンスターをリクルートする戦術と微妙に噛み合わせが悪い。
例えば《機械複製術》でエクシーズ召喚を狙う場合、対象のモンスターが手札に2体来てしまった場合にこの効果が必要になるが、その場合はこのカードはまだフィールドに存在しないため手札交換できない。
逆にすんなりと複製しエクシーズ召喚出来た場合はデッキが上手く回っていると言えるので、このカードの効果がさほど必要なくなってしまう。
同様の事が言えるカードは他にも《イービル・ソーン》、《クリボルト》、《雲魔物−タービュランス》等数多い。
メインデッキを圧迫せずにフィールドを空けつつ手札交換できるとはいえ、そのためだけにエクストラデッキの枠を1つ使うのは考え物。
同ランクには、より素材が少なく自分だけならアドバンテージも取れる《No.63 おしゃもじソルジャー》や壁として優秀な《シャイニート・マジシャン》も存在している。
他の同素材のランク1もこのカードよりもはるかに場持ちが良いモンスターが占めており、壁にもならないこのカードをこれらより優先して採用する意義は非常に薄い。