No.(ナンバーズ)66 覇鍵甲虫(はけんこうちゅう)マスター・キー・ビートル》

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/昆虫族/攻2500/守 800
闇属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
選択したカードはカードの効果では破壊されない。
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりに選択した自分のカード1枚を墓地へ送る事ができる。

 JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した闇属性昆虫族エクシーズモンスター
 対象に選択したカードカードの効果による破壊から守る効果と、その後対象に選択したカード墓地に送る?ことで自身の破壊を肩代わりさせる効果を持つ。

 エクシーズ素材の縛りを持つが、エクシーズ召喚自体は難しくはなく、《レスキューラビット》《カゲトカゲ》《召喚僧サモンプリースト》を駆使すれば出しやすい。
 昆虫族ではエクシーズ素材になれるものは甲虫装機《カブトロン》しかいないが、《カブトロン》蘇生効果を持ち、甲虫装機は展開しやすいため、これらを採用すれば【昆虫族】でも特殊召喚は可能。
 この場合、腐りにくい罠モンスターである《死霊ゾーマ》を採用してもいい。

 カードの種類を問わず耐性を付与でき、セットカードにも耐性を付与できる。
 しかし、モンスターに対して破壊耐性を付与した場合、カードの効果には耐性を付与できるが、戦闘破壊は普通にされてしまう。
 選択したカードを守る目的で使用する場合、モンスターを守るなら《安全地帯》等、他のカードでも代用が可能。
 セットされたモンスターも守れるが、先にこのカードを狙われる可能性もある。
 一方、魔法・罠カードを守る目的ならば、耐性を付与しにくいカードも多いため、有力である。
 守るカードがなくても、セットされたブラフカードを守って相手攻撃を牽制したりすることもできる。

 また、後半の効果でこのカードを守るのが目的ならば、戦闘破壊されにくい攻撃力の高いモンスターや、魔法・罠カードを選択した方がいいだろう。
 セットされた《安全地帯》を選択し、このカード耐性を与えれば非常に強力な耐性を付与できる。
 また【トゥーン】も相性が良く、《トゥーン・ワールド》を選択すれば破壊されなくなり、墓地へ送るため、トゥーン自壊を防げる。
 【墓守】では《墓守の偵察者》からエクシーズ召喚でき、《王家の眠る谷−ネクロバレー》を守りつつ、《Sin スターダスト・ドラゴン》では不可能だった複数のモンスターでの攻撃ができる。
 自壊しやすい《虚無空間》とも相性は抜群である。
 《地獄詩人ヘルポエマー》などの戦闘破壊され墓地へ送られた時に効果発動するモンスターを守っても良い。
 しかし、バウンス除外などで突破されるため注意が必要である。

 《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》の媒体にもなれるため、環境に合わせて一緒に投入してみるのもいい。

関連カード

収録パック等