*《&ruby(ナンバーズ){No.};7 ラッキー・ストライプ/Number 7: Lucky Straight》 [#wbb917e7] エクシーズ・効果モンスター ランク7/光属性/天使族/攻 700/守 700 レベル7モンスター×3 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 サイコロを2回振る。 このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで、 大きい方の出た目×700ポイントになる。 さらに、出た目の合計が7だった場合、以下の効果から1つを選択して適用する。 ●このカード以外のフィールド上のカードを全て墓地へ送る。 ●手札または自分・相手の墓地からモンスター1体を特殊召喚する。 ●デッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選んで捨てる。 [[V JUMP EDITION 6>V JUMP EDITION#h2443294]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ [[サイコロ]]の出た目によって自身の[[攻撃力]]を変化させ、その出た目の合計が7の場合、新たに3種類の中から1つ強力な[[効果]]を[[適用]]する[[一連の>一連の効果]][[起動効果]]を持つ。~ [[エクシーズ素材]]に[[最上級モンスター]]である[[レベル]]7が3体も必要であるため、尋常ではないほど出すのが難しい。~ [[レベル]]7を並べやすい[[【征竜】]]ですら、関連[[カード]]が規制された現在では全盛期のように3体も並べるのは容易なことではない。~ [[《光神化》]]で[[天使族]]を[[特殊召喚]]して[[《地獄の暴走召喚》]]で揃えたり、[[《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》]]などを組み込んだり等、専用[[デッキ]]を構築しなければならない。~ [[機械族]]の[[レベル]]7[[モンスター]]、特に[[妥協召喚]]可能な[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]に[[《アルケミー・サイクル》]]と[[《機械複製術》]]を使ったりする手も考えられる。~ [[《アビスコール》]]で[[《水精鱗−メガロアビス》]]3体を[[特殊召喚]]すれば[[手札]]1枚から素材の調達は可能である。~ だが、いずれの場合でもこの[[カード]]自体と[[シナジー]]は乏しい[[デッキ]]への投入となり、この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]以外の活用がしにくい[[カード]]を多く採用せざるを得ない恐れさえある。~ そのため、ただでさえ[[ギャンブル]][[効果]]であるにも関わらず、更に[[デッキ]]の安定性を下げてしまいやすい。~ なお、[[【ギャンブル】]]においては、[[《リボルバー・ドラゴン》]]以外に特に相性が良い[[レベル]]7が少ないため、出す事はほぼ不可能である。~ 一応、[[《大金星!?》]]を使えば出せなくもないが、成功率を考えるとあまり現実的ではない。~ [[効果]]は[[ギャンブル]]だが、「[[ライフコスト]]不要の[[墓地へ送る]]版[[《裁きの龍》]]・[[《終焉の王デミス》]]」「[[自分]]の[[手札]]にも対応した[[《死者蘇生》]]」「[[《天使の施し》]]」と強力な[[効果]]が揃っている。~ [[適用]]されるかも不確定である上に1つしか選択できないが、状況によって使い分けられること自体は利便性に富んでいる。~ 基本的には、[[相手]]に[[伏せカード]]等があるならば、[[全体除去]]を最優先にした方が良いだろう。~ [[全体除去]]を[[適用]]できれば、最低でも2800以上の高[[攻撃力]]で[[ダイレクトアタック]]が可能となる。~ [[特殊召喚]][[効果]]は[[《死者蘇生》]]以上の[[対象]]範囲を持つ。~ ちなみに[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]ではないため、[[《D.D.クロウ》]]に強い。~ この[[カード]]が[[エクシーズ召喚]]に成功するような状況では既に[[墓地]]が肥えている場合がほとんどであるため、対象には困らないだろう。~ 全般的な[[墓地]][[メタ]]により[[蘇生]]ができない場合は、[[デッキ]]の構成上[[手札]]に溜まりやすい大型の[[レベル]]7[[モンスター]]を出しても良い。~ 最後の[[手札交換]][[効果]]は[[《天使の施し》]]と違い[[手札]]は増えるが、それ自体が何か状況を打破できる能力ではない。~ [[デッキ]]構成が[[コンボ]][[デッキ]]寄りになっているため[[手札事故]]の回避には一役買うだろうが、この[[カード]]を出すための代償を拭うだけではこの[[カード]]を出す必要がない。~ [[サイコロ]]を振る[[効果]]は1[[ターン]]に複数回使えるため、合計7を何度も出す自信があるなら[[特殊召喚]][[効果]]の布石にならなくもない。~ とはいえ、基本的にはこちらより上記の[[効果]]を優先した方がいいだろう。 しかし、やはり運要素が強く7が出なければ単に[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]で終わってしまう。~ [[デメリット]]になる目の設定こそないが、下手すれば[[攻撃力]]も素材の[[モンスター]]1体より低いという最悪な結果になる事もある。~ 更に、[[エクシーズ素材]]が尽きた状態で[[自分]]の[[ターン]]を迎えると、単なる弱小[[モンスター]]と化してしまう。~ [[《オーバーレイ・リジェネレート》]]などを使えば補えるが、[[エクシーズ召喚]]の難易度が高いこの[[カード]]のために投入するのは[[事故]]率の上昇を招きかねない。~ [[エクシーズ召喚]]する段階でかなりの[[カード]]を消費しており、運が良ければ[[全体除去]]できるという[[効果]]が見合っているのかは、[[全体除去]]手段が豊富な現[[環境]]を踏まえるといささか怪しい。~ 単に[[全体除去]]したいだけならば、この[[カード]]より簡単に、かつ確実にできる[[カード]]も山ほど存在しており、他の[[効果]]もよほど使う側が優位でないと機会すらない。~ さらに同[[ランク]]には素材が1体少ない上に安定している[[《No.11 ビッグ・アイ》]]や[[《幻獣機ドラゴサック》]]が存在し、多くの[[デッキ]]スペースを取ってしまうこちらをまず使用されない。~ よってこの[[カード]]を使う場合は[[ギャンブル]]を行いたいか、または[[《オベリスクの巨神兵》]]相手など明確な[[メタ]]をもって採用する事になる。~ とはいえ、前述の通りこの[[カード]]を出すこと自体容易ではなくギャンブル性が大きすぎるため、結局は専用構築でもない限りは使われることはほぼないだろう。 [[《始祖の守護者ティラス》]]から[[《RUM−アストラル・フォース》]]でランクアップする手もある。~ こちらの方が少ない消費で出せるが、かける手間に合うかよく考えて使いたい。~ -かなり捻くれた使い方になるが、[[《E・HERO エリクシーラー》]]を用いた[[【マテリアル1キル】]]で、自身の[[効果]]を無限に[[発動]]できるようになる。~ 詳細は[[当該ページ>【マテリアル1キル】#o878eda1]]を参照のこと。~ -[[攻撃力]]の期待値は3130であり、[[攻撃力]]が2800以上になる[[確率]]は3/4、[[攻撃力]]が最大の4200になる[[確率]]は11/36である。~ 数字の合計が7となる[[確率]]は1/6であり、この場合必ず4・5・6のいずれかが入るので[[攻撃力]]は2800以上となる。~ 1・6の組み合わせは最大[[攻撃力]]4200となり7を満たすが、この確率は僅か1/18である。~ //下の倍率計算に都合がいいので分数に変更 -[[《出たら目》]]を併用した場合は以下の表のようになる。~ |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c ||1|2|3|4|5|6| |1|◎||◎||◎|◎| |2||×||×|●|◎| |3|◎|||●||| |4||×|●|×||◎| |5|◎|●||||| |6|◎|◎||◎||◎| ~ ◎:合計が7になり、6の目を含む…12/36~ ●:合計を7にするか、6の目を含めるかの選択…4/36(影響を受けない)~ 空白:6の目を含む…16/36~ ×:6の目を含まず、合計が7にもならない…4/36 --●の場合は前者を優先するものとすると、片方を適用できる確率はそれぞれ2.7倍・1.5倍、両方は6倍に広がっている -1[[ターン]]の[[発動]]回数に制限がないため、連続で[[効果]]を[[発動]]できる。~ 3回連続で[[効果]]を使った場合、1回でも出目の合計が7になる[[確率]]は42%。~ [[《リバースダイス》]]または[[《エクシーズ・ユニット》]]、[[《オーバーレイ・リジェネレート》]]などの併用で4回まで[[効果]]を使った場合では52%、5回なら59%になる。~ 3回とも出目の合計が7になり、かつ3回目で[[攻撃力]]4200になる可能性は0.154%。~ なお、[[攻撃力]]は「アップする」ではなく「なる」のため、2回以上使うと最後に[[発動]]した時の数字のみが[[攻撃力]]となり、加算はされない。~ --Vジャンプではこの[[カード]]と相性の良い[[カード]]に[[《リバースダイス》]]を例に挙げている。~ だが、上記のようにこの[[モンスター]]の[[効果]]は1[[ターン]]で何回でも使用可能なため、成功率をわずかに上げる程度では相性が良いとは言い難い。~ -「ストライプ(Stripe)」とは「縞模様」という意味である。~ その名の通り、この[[モンスター]]の胴体部分は縞模様に覆われている。~ --[[英語名]]では、「直線の」を意味する「ストレート」となっている。~ また英語版では「[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[攻撃力]]が戻る」記載がなく[[強化]]が永続なので、実質強化されている。~ 日本で使用する場合、日本の裁定に従う。(13/01/31)~ -[[イラスト]]では、右手に持ったステッキの先端部分に自身のナンバーである「07」を模した飾りが付いている。~ さらに、左手に持った[[コイン]]にも「07」の文字が小さく書かれている。~ また、名前が「''7''」、[[サイコロ]]の出目の合計も「''7''」、[[ランク]]も「''7''」、元々の[[ステータス]]も「''7''00」と「7」に強い関連のある[[モンスター]]。~ 幸運という切り口からすると、「素材が3体」や「[[サイコロ]]の出目の合計が7の時に得られる[[効果]]が3種類」というのは「[[777(スリーセブン)>《7》]]」を意識しているのだろう。~ 似たような[[モンスター]]に[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]が存在する。~ -[[Galactic Overlord]]初出時の英語版[[カード]]では、[[攻撃力]]が「次の[[相手]]の[[エンドフェイズ]]時」を過ぎても元に戻らず、合計が7だった場合の追加[[効果の適用]]も任意である書き方となっていた。~ 後に[[エラッタ]]され、現在は日本語[[テキスト]]と同じ内容になっている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXALでチャーリー・マッコイが使用。~ 「チャーリーvs男」戦では、自身の[[効果]]で[[レベル]]が上がった《ダイスロット・セブン》3体を[[エクシーズ素材]]に[[エクシーズ召喚]]される。~ その[[効果]]で[[サイコロ]]の目で6を出して[[攻撃力]]4200となり、[[相手]]の[[モンスター]]を[[攻撃]]して[[フィニッシャー]]となった。~ 「遊馬vsチャーリー」戦でも同じ方法で[[エクシーズ召喚]]される。~ [[サイコロ]]で6の目を出して[[攻撃力]]4200となり遊馬に[[ダイレクトアタック]]を仕掛けるも、[[《奇策》]]により勝利を阻まれた。~ その後、[[攻撃]]も[[表示形式]]変更もせず[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]に[[攻撃力]]を0にされ[[戦闘破壊]]された。~ [[攻撃]]名は「スーパー・ラッキー・ノヴァ」。~ --アニメでは[[サイコロ]]を振る事ができるのは1回で、しかも[[攻撃力]]が出た目×700ポイントになるのは[[バトルフェイズ]]終了時までだった。~ 加えて、[[OCG]]版のこの[[カード]]が持っている3つの[[効果]]もない。~ [[OCG]]化にあたって[[No.]]共通の[[戦闘破壊]][[耐性]]こそ消滅したものの、大幅に強化されていると言える。 ---ただし、この[[カード]]の本当の強みは、[[カード]]としての[[効果]]より後述する絶対強運の力にあった。~ --[[エクシーズ召喚]]時には周りに縞模様のある縦長のルーレットの形をしており、そこから展開される事で[[イラスト]]の姿になった。~ また、その際「ラッキーセブン」と声を上げている。~ --アニメでは「所有者が絶対的な強運を得る」という言い伝えがあった。~ その言い伝えの通り、チャーリーは2度の[[デュエル]]を通じて、[[サイコロ]]の6の目を12回連続で出した(確率にして21億7678万2336分の1)。~ また、その運は「太陽が真っ二つになった時に尽きる」とも言い伝えられていた。~ −「太陽が2つに分かれし時、その力、風となりて去らん。」~ 詳細は不明だが、この[[カード]]に言い伝えがあるのはかつてアストラルとドン・サウザンドが争ったときに飛び散った50枚の[[No.]]のひとつであるためと思われる。~ --[[デュエル]]終了後、この[[カード]]はアストラルには吸収されず、チャーリーの手によって難しい手術に臨む少女・まゆみに手渡された。~ 手術後に遊馬が受け取る約束をしており、はっきりと渡したシーンこそないものの、アストラルの精神世界で7の数字が浮かんでいたことや、その後の描写から無事アストラルが回収したようである。~ //ttp://blog-imgs-44.fc2.com/h/a/y/hayate0219/111227-003.jpg だが、元々この[[カード]]は博物館に展示されていたのをチャーリーが盗み出した物であり、立派な盗品である。~ [[No.]]所有者同士の[[デュエル]]で決着直後に所有権が移らなかったのは、引き分けだった「アストラルvsカイト」戦を除けば初めての事である。~ --原作第4話で登場した脱獄囚が要求したタバコの銘柄が「ラッキーストライプ」(実在するタバコの銘柄「ラッキーストライク」のパロディ)であった。~ この[[カード]]のナンバー・[[ランク]]・攻守・[[効果]]同様、脱獄囚の囚人ナンバーは777と、7に関連するものだった。~ //--「出た目の合計が7」といえば、原作第2話で闇遊戯が仕掛けた「ダイスの小さい目を出したほうが勝ち」という闇のゲームがある。~ //詳しくは[[サイコロ]]の項を参照。~ //「太陽が真っ二つになった時に尽きる」の言い伝えもこの事が元ネタかも知れない。 //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#q926e02f] -[[No.]] -[[サイコロ]] ―効果関連 -[[《終焉の王デミス》]] -[[《裁きの龍》]] -[[《死者蘇生》]] -[[《天使の施し》]] //―《No.7 ラッキー・ストライプ》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#u43a73ed] -[[V JUMP EDITION 6>V JUMP EDITION#h2443294]] VE06-JP005 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#ubc4af0f] Q:[[フィールド]]上に[[《虚無魔人》]]が存在する時に[[効果を発動>効果の発動]]する事ができますか?~ A:[[発動]]はできますが、合計の目が7だった場合、[[特殊召喚]]する[[効果]]を選択する事はできません。(12/01/07) Q:[[《強欲で謙虚な壺》]]を[[発動]]した[[ターン]]に[[効果を発動>効果の発動]]する事ができますか?~ A:[[発動]]はできますが、合計の目が7だった場合、[[特殊召喚]]する[[効果]]を選択する事はできません。(12/01/07) Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[《神殿を守る者》]]が存在する時に[[効果を発動>効果の発動]]する事ができますか?~ A:[[発動]]はできますが、合計の目が7だった場合、[[ドロー]]する[[効果]]を選択する事はできません。(12/01/07) Q:この[[カード]]の[[サイコロ]]を振る[[効果]]に対して[[《神の警告》]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(12/12/13) Q:[[相手]]の[[フィールド]]に6の目が出て[[攻撃力]]が4200になっている《No.7 ラッキー・ストライプ》に対して、[[《ZW−一角獣皇槍》]]を装備した[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]で[[攻撃]]した場合、《No.7 ラッキー・ストライプ》の[[攻撃力]]はどうなりますか?~ A:[[カード]]に記載されている[[元々の攻撃力]]に戻ります。(13/07/12) Q:この[[カード]]の[[テキスト]]は日本語版と英語版で異なっていますが、英語版を使用する場合でも日本語版の[[テキスト]]に従いますか?~ A:英語表記の《No.7 ラッキー・ストライプ》をご使用頂く場合、日本語表記の[[テキスト]]に従って頂きます。~ また、英語表記の《No.7 ラッキー・ストライプ》は、既に日本語表記[[テキスト]]が存在する[[カード]]となり、公認大会等でもご使用頂く事は可能です。(13/01/31) //エラッタは既に行われてますが、日本語テキストと異なる内容の現物カードが現存するのは確かなため、裁定自体は置いておきましょう。 //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。