遊戯王カードWiki - 《Ｎｏ.７２ラインモンスターチャリオッツ・飛車》のバックアップ(No.14)

《Ｎｏ.(ナンバーズ)７２ラインモンスターチャリオッツ・飛車(ひしゃ)》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク６/地属性/獣戦士族/攻2500/守1200
レベル６モンスター×２
１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を２つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体と
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード１枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。
この効果を発動したターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。

　遊戯王ZEXAL 第５巻付属カードで登場した地属性・獣戦士族のエクシーズモンスター。
　モンスターと魔法・罠カードを破壊し、戦闘ダメージを半分にする効果を持つ。

　除去効果を持つランク６としては《ガントレット・シューター》などがいるが、ランク６では唯一セットされている魔法・罠カードを対処できる。
　基本的には１回限りの効果だが、２枚分除去するため発動できればアドバンテージも取りやすい。

　ただし、セットされている魔法・罠カードしか対処できず、セットされているカードを破壊するために出しても効果を思うように使えない場合が多い。
　フリーチェーンの除去等がセットされていると、この効果を使う前に使用されてしまい、《奈落の落とし穴》などならば、このカードの除去に使ってくる。
　この効果を有効に使うなら、セットカードの発動を封じるカードを併用したい。

　戦闘ダメージを半分になるデメリットがあるため、相手に反撃の機会を与えてしまうが、このカードで除去できるなら攻撃でダメージを与えやすくなっている可能性が高い。
　とはいえデメリットはそれなりに痛いため、半減されても勝てる場合か、戦闘ダメージを与えられない状況で使いたい。

　ランク６の獣戦士族なので、【炎星】においては《炎星侯－ホウシン》等を利用してエクシーズ召喚しつつ、《炎星師－チョウテン》の制約を回避して攻撃できる。
　《炎舞－「玉衝」》で指定したカードを選択すれば確実に除去が行えるので、その後は安心して張り替えを行える。

モチーフは、名前の通り将棋の駒の「飛車」。
他の駒を飛び越さない範囲で縦横に好きなだけ移動することができ、対になる「角」と双璧をなす非常に重要な駒で、漫画もこれを意識したような効果だった。

封入されている袋には「場(フィールド)に君臨するＮｏ.(ナンバーズ)!!」「相手を追いつめる詰めの一手(ナンバーズ)!!!」とある。
モチーフである将棋に因んでの紹介文である。

イラストでは、左胸に自身のナンバーである「72」が書かれている。

原作・アニメにおいて―
漫画ZEXALの「カイトvs飛車角」戦にて飛車角が使用。
《クイックスター・レベル３》によってレベル６になった《ラインモンスターＫホース》と《スピア・ホイール》をエクシーズ素材としてエクシーズ召喚された。
効果により、このカードの縦ラインに存在するカイトの《銀河眼の光子竜》と伏せカードを破壊した。
それにより直接攻撃するものの、《フォトン・ジャンパー》によって攻撃を防がれる。
そして、ラインモンスター専用の罠カード《ライン・プロモーション》の効果によって「竜王（飛車の成駒）」に成り再び効果を発動し、今度はこのカードの斜めラインに存在する《フォトン・ジャンパー》を破壊した。
さらに魔法カード《ユニット・バッテリー・チャージ》（《オーバーレイ・リジェネレート》を参照）の効果でエクシーズ素材を復活させて再び効果を発動し、《ギャラクシー・ドラグーン》と伏せカードを破壊した。
最終的に《銀河眼の光子竜》に戦闘破壊された。
効果名は「ローリング・クラッシュ」。