No(ナンバーズ).83 ギャラクシー・クィーン》

エクシーズ・効果モンスター
ランク1/闇属性/魔法使い族/攻 500/守 500
レベル1モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
次の相手のエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターは戦闘では破壊されず、
守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 PHOTON SHOCKWAVEで登場する闇属性魔法使い族エクシーズモンスター
 自分の場のモンスター全てに戦闘破壊耐性貫通効果を付与する効果を持つ。

 効果自体は非常に強力なモンスター
 攻守両方を補助する2つの効果を備えているので、うまく効果を利用できれば戦闘では優位に立つことができる。
 そのため、レベル1のモンスターを大量展開できるデッキならば採用してもいいだろう。

 だが、戦闘破壊耐性効果破壊には無力であり、エクシーズ素材を使い切る前に効果破壊されることが多いだろう。
 一時的に戦闘から守りたいだけならば、《威嚇する咆哮》《和睦の使者》汎用性の高いカードは多い。

 もう一方の貫通効果付与も、自身のステータスが貧弱なため、更にもう1体アタッカーが必要となる。
 だが、エクシーズ素材となるレベル1のモンスター戦闘面に期待できないモンスターが多く、効果が少々ミスマッチになる。
 アタッカーとして使えそうな機皇帝《ものマネ幻想師》等も攻撃力が状況に依存するため不安定。
 単に貫通効果を付けたいだけならば、《メテオ・ストライク》等を投入したほうが無難である。

 また、基本的に弱小モンスターであるトークンではないレベルモンスターを3体並べるのも少々手間がかかる。
 《イービル・ソーン》《金華猫》を駆使すれば、2体まで並べるのは難しくない。
 《金華猫》《イービル・ソーン》蘇生させて効果を使う、《黄泉ガエル》と併用するなどすれば、一応3体並べられる。
 《キング・もけもけ》効果《もけもけ》を並べるのも手。
 少し手間がかかるが妥協召喚可能な最上級モンスター《メタル・リフレクト・スライム》を利用し、墓地《レベル・スティーラー》蘇生する手もある。
 単純にとして有能な《アルカナフォース0−THE FOOL》も検討圏内か。
 《バトルフェーダー》は相性がよく、特殊召喚して攻撃を防いだ次の自分ターンエクシーズ素材にすることにより除外の制約を逃れられる。
 墓地に置かれた後は《悪夢再び》等で回収し、再び効果を使うことも可能。

 同名カードを3枚使う場合では、《地獄の暴走召喚》《機械複製術》《同姓同名同盟》も採用範囲だろう。
 レベル2の《ヒーロー・キッズ》《神聖なる球体》効果で並べた後に《能力調整》を使う手段もあるが、汎用性はそれほど高くはないのが痛い。

 《ワン・フォー・ワン》を筆頭に、レベルモンスター特殊召喚のサポート自体は豊富。
 しかし、チューナーが存在する場合はドロー効果を持つ《フォーミュラ・シンクロン》シンクロ召喚できる。
 こちらを優先できる状況かは、よく考える必要があるだろう。

関連カード

収録パック等