*《&ruby(ナンバーズ){No};.83 ギャラクシー・クィーン/Number 83: Galaxy Queen》 [#l44bf5e5] エクシーズ・効果モンスター ランク1/闇属性/魔法使い族/攻 500/守 500 レベル1モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。 次の相手のエンドフェイズ時まで、 自分フィールド上に存在するモンスターは戦闘では破壊されず、 守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 //英語名:http://www.konami.com/yugioh/articles/?p=3297#more-3297 [[PHOTON SHOCKWAVE]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ [[自分]]の場の[[モンスター]]全てに[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[貫通]][[効果]]を付与する[[効果]]を持つ。~ [[効果]]自体は強力な[[モンスター]]。~ 攻守両方を補助する2つの[[効果]]を備えているので、うまく利用できれば[[戦闘]]では優位に立つことができる。~ そのため、[[レベル]]1の[[モンスター]]を大量展開できる[[デッキ]]ならば採用してもいいだろう。~ この[[カード]]自体も[[戦闘破壊]]されなくなるので、[[守備力]]が低いと不安に思う必要はない。 だが[[効果]][[破壊]]には無力であり、[[エクシーズ素材]]を使い切る前に[[戦闘]]を介さず[[除去]]されることが多いだろう。~ 一時的に[[戦闘]]から守りたいだけならば[[《威嚇する咆哮》]]や[[《和睦の使者》]]等、[[汎用性]]の高い[[カード]]は多い。 もう一方の[[貫通]][[効果]]付与も、自身の[[ステータス]]が貧弱なため、更にもう1体[[アタッカー]]が必要となる。~ だが、[[エクシーズ素材]]となる[[レベル]]1の[[モンスター]]は[[戦闘]]面に期待できない[[モンスター]]が多く、[[効果]]が少々ミスマッチになる。~ [[アタッカー]]として使えそうな[[機皇帝]]や[[《ものマネ幻想師》]]等も[[攻撃力]]が状況に依存するため不安定。~ 単に[[貫通]][[効果]]を付けたいだけならば、[[《メテオ・ストライク》]]等を投入したほうが無難である。 また、基本的に弱小[[モンスター]]である[[トークン]]ではない[[レベル]]1[[モンスター]]を3体並べるのも少々手間がかかる。~ [[《イービル・ソーン》]]や[[《金華猫》]]を駆使すれば、2体まで並べるのは難しくない。~ [[《金華猫》]]で[[《イービル・ソーン》]]を[[蘇生]]させて[[効果]]を使う、[[《黄泉ガエル》]]と併用するなどすれば、一応3体並べられる。~ [[《キング・もけもけ》]]の[[効果]]で[[《もけもけ》]]を並べるのも手。~ 少し手間がかかるが[[妥協召喚]]可能な[[最上級モンスター]]や[[《メタル・リフレクト・スライム》]]を利用し、[[墓地]]の[[《レベル・スティーラー》]]を[[蘇生]]する手もある。~ 単純に[[壁]]として有能な[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]も検討圏内か。~ [[《バトルフェーダー》]]は相性がよく、[[特殊召喚]]して[[攻撃]]を防いだ次の[[自分]]の[[ターン]]に[[エクシーズ素材]]にすることにより[[除外]]の制約を逃れられる。~ [[墓地]]に置かれた後は[[《悪夢再び》]]等で回収し、再び[[効果]]を使うことも可能。 [[同名カード]]を3枚使う場合では、[[《地獄の暴走召喚》]]・[[《機械複製術》]]・[[《同姓同名同盟》]]も採用範囲だろう。~ [[レベル]]2の[[《ヒーロー・キッズ》]]や[[《神聖なる球体》]]を[[効果]]で並べた後に[[《能力調整》]]を使う手段もあるが、[[汎用性]]は低い。 [[《ワン・フォー・ワン》]]を筆頭に、[[レベル]]1[[モンスター]]の[[特殊召喚]]のサポート自体は豊富。~ しかし、[[チューナー]]が存在する場合は[[ドロー]][[効果]]を持つ[[《フォーミュラ・シンクロン》]]も[[シンクロ召喚]]できる。~ こちらを優先できる状況かはよく考える必要があるだろう。 総じて、優秀な効果を安定して生かす事がかなり難しい[[モンスター]]であると言える。 -胸元に自身のナンバーである「83」が書かれている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXALの「遊馬vs風也」戦で風也が使用。~ [[《三連星のトリオン》]]3体を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~ [[装備魔法]]《デッドマックスの呪印》を装備されて[[破壊]]と[[表示形式]]の変更に[[耐性]]を得た上で、[[効果]]により風也の[[モンスター]]に次々と[[貫通]][[効果]]・[[破壊]][[耐性]]を与えた。~ --アニメ版の[[耐性]]効果は「強化された[[モンスター]]は不死身となる」と表現されており、[[戦闘]]だけでなく[[カード]][[効果]]に対しても[[破壊]][[耐性]]があった。~ また、[[耐性]]を得るのは次の[[自分]]の[[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]までだった。 --作中の特撮番組「異次元エスパー ロビン」には主人公ロビンと敵対する「ギャラクシー・クィーン」というこのカードに酷似したキャラクターが登場している。~ 「ギャラクシー・クィーン」の正体はロビンの母親という設定であり、ナンバーズに憑りつかれてロビンになりきった風也はこの[[カード]]を母だと思い込んでいた。~ この他にも、風也の[[デッキ]]には同番組の登場人物を模した[[カード]]が投入されており、番組の設定を元に台詞を喋ったりするなどの演出がなされた。 --[[表示形式]]により服の色が変わる演出もあり、[[守備表示]]時に[[イラスト]]同様の紺色、[[攻撃表示]]時に白色に変わっていた。~ [[攻撃表示]]時の姿は正体であるロビンの母が前面に出ている姿であった。 --アストラルが得たこの[[カード]]の記憶の内容は「アストラルが生まれた時」の記憶だった。~ --[[エクシーズ召喚]]時は装飾品がついた円錐形のマントのような形をしており、そこから展開される事で[[イラスト]]の姿となった。 --モンスター人気投票ナンバーズ編では、3位の[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]に大差をつけ、[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]にも僅差に迫る2位に輝いた。~ たった1回しか登場していないモンスターとしては驚異的な結果と言える。~ //-コナミのゲーム作品において―~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#g88902bb] //差し当たり「種族等での条件なく、全自分モンスターに貫通・戦闘破壊耐性を付与するカード」に絞ってみました。 -[[《インフェルニティ・ドワーフ》]] -[[《ゼロ・ガードナー》]] -[[《メテオ・レイン》]] -[[《和睦の使者》]] ―名前関連 -[[《コスモクイーン》]] //―《No.83 ギャラクシー・クィーン》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#ca935a83] -[[PHOTON SHOCKWAVE]] PHSW-JP039 &size(10){[[Super]]}; -[[デュエリストパック−遊馬編−]] DP12-JP014 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#t7193ace] Q:この[[カードの効果]]を[[発動]]し[[適用]]された後に、[[自分]]が他の[[モンスター]]を[[召喚]]・[[特殊召喚]]を行った場合、その[[モンスター]]は次の[[相手]]の[[エンドフェイズ]]時までこの[[カードの効果]]が[[適用]]されますか?~ A:いいえ、[[適用]]されません。(11/07/16) Q:この[[カードの効果]]を[[発動]]時に[[表側表示]]で存在する[[モンスター]]が[[効果解決時]]に[[裏側表示]]になった場合でも、その[[モンスター]]はこの[[カードの効果]]は[[適用]]されますか?~ A:はい、[[適用]]されます。(11/07/18) Q:この[[カードの効果]]が[[適用]]されている状態の[[表側表示]][[モンスター]]が[[裏側表示]]になった場合、その[[モンスター]]はこの[[カードの効果]]が[[適用]]されなくなりますか?~ A:はい、[[適用]]されなくなります。(11/07/18) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。