エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/悪魔族/攻3000/守 300 レベル4モンスター×2 このカードは攻撃できない。 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 サイコロを1回振り、出た目の効果を適用する。 1・自分のライフポイントを半分にする。 2・自分はデッキからカードを1枚ドローする。 3・相手は手札を1枚選んで捨てる。 4・フィールド上のカード1枚を選び、その効果をターン終了時まで無効にする。 5・フィールド上のカード1枚を選んで破壊する。 6・このカードを破壊する。
コレクターズパック−ZEXAL編−で登場した闇属性・悪魔族のエクシーズモンスター。
攻撃できない永続効果と、サイコロの目に応じて6種類の効果を適用する起動効果を持つ。
自身の効果で攻撃ができず、コンボを狙わない限り、その高い攻撃力も攻撃表示の壁としてしか活用できない。
しかし、壁にするならば《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》等の方が扱いやすい。
《禁じられた聖杯》等でこのデメリットを無効にして攻撃する戦術も考えられるが、カード消費が増え効率が悪い。
《スキルドレイン》とは相性が良いが、エクシーズ召喚のギミックはモンスター効果に集中しているのでデッキ単位でみると相性の良いものは限られる。
フィールド外での効果が多く、魔法カードでのエクシーズ召喚が狙える【紋章獣】では併用できるが、それ以外でアタッカーとして率先して扱う事はあまりない。
メタカードとしての機能に期待し、多少のアンチシナジーに目を瞑る場合や、相手の《スキルドレイン》対策としてエクストラデッキに投入するのが主となる。
サイコロの目ごとに適用される6つの効果は、1と6以外がメリットとなる。
2・3はハンド・アドバンテージ、5はボード・アドバンテージを得ることができ、エクシーズ召喚の消費を補うことができる。
4は相手モンスターの耐性や強化を無効化できるほか、このカード自身を攻撃可能にする事もできる。
2/3の確率で得をすることができるが癖の強さは否めず、安定性を求めるなら他のモンスターを使うべきだろう。
1/3の確率で発生するデメリットはかなり重い。
一応、6の自壊は《ナンバーズ・ウォール》等で耐性を付与しておくことで回避でき、1の目のライフ半減は《出たら目》を使うことで6の自壊にすり替えられる。
よって《ナンバーズ・ウォール》と《出たら目》を併用することでデメリットを完全に打ち消せる。
素材指定なしのランク4で最高攻撃力の悪魔族なので、【ダーク・ガイア】への投入が検討できる。
その際効果を使用してメリット効果が出れば理想的だが、デメリットが発生すると非常に痛いのであえて使用せずに融合素材にすることも考えるべきだろう。
《ダーク・コーリング》を使うつもりなら、自壊した場合でも融合素材とすることができるため、通常よりも安定度は増す。
競合が激しいランクではあるが、《闇のデッキ破壊ウイルス》にも対応しているので、《スキルドレイン》か《ダーク・コーリング》を使うなら採用できるだろう。
Q:効果分類は何ですか?
A:攻撃できないのは永続効果、サイコロを振るのは起動効果です。(13/08/25)
Q:相手の手札枚数が0枚の場合や自分のデッキ枚数が0枚の場合、このカードのモンスター効果は発動出来ますか?
A:はい、発動できます。(13/08/26)
Q:このカードのモンスター効果の効果解決時にこのカードがフィールド上に存在しない場合、6の目が出た場合の効果が処理できなくなりますが、このカードの効果は不発になりますか?
(サイコロを振ること自体できなくなりますか?)
A:通常通りにサイコロを振り、出た目の処理を行います。
6が出た場合は、特に何もせず処理を終えます。(13/08/25)