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 エクシーズ・効果モンスター
 ランク７/闇属性/サイキック族/攻2800/守1200
 レベル７モンスター×２
 このカード名の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
 (1)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
 相手のＥＸデッキを確認し、その内の１枚を選んで裏側表示で除外する。
 (2)：このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、
 相手の墓地のカード１枚を対象として発動できる。
 そのカードを裏側表示で除外する。
 (3)：相手のカードが裏側表示で除外された場合に発動できる。
 裏側表示で除外されている相手のカードの数だけ、
 相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外する。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除

　[[COLLECTORS PACK 2017]]で登場した[[闇属性]]・[[サイキック族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
　[[相手]]の[[カード]]をそれぞれ[[エクストラデッキ]]・[[墓地]]・[[デッキ]]から[[裏側表示で除外>除外#ura]]する３種類の[[効果]](それぞれ[[起動効果]]、[[誘発効果]]、[[誘発効果]])を持つ。~
　[[相手]]の[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を[[裏側表示で除外]]する[[起動効果]]、[[戦闘破壊]]した[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[墓地]]の[[カード]]を[[裏側表示で除外]]する[[誘発効果]]、[[相手]]の[[カード]]が[[裏側表示で除外]]された時にさらに[[デッキトップ]]から[[裏側表示で除外]]する[[誘発効果]]を持つ。~

　(1)の[[効果]]は[[相手]]の[[エクストラデッキ]]からの[[裏側除外>除外#ura]]。~
　[[ピーピング]]を行った上で脅威になり得る[[モンスター]]を[[特殊召喚]]される前に[[除外]]でき、(3)の[[効果]]とも連動性があるが、主力は複数枚[[積まれている>積む]]事が多くこの[[カード]]だけでは対処しきれない。~
　起点となる[[制限カード]]や[[リンクモンスター]]などを潰す事で、展開経路を狭めるような戦術効果を期待したい。~

　[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]は正規の方法で[[特殊召喚]]される前に他の場所へ移動させられると再利用が困難である。~
　[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に干渉できる[[カード]]は未だ貴重なので、[[ランク]]７の選択肢の一つとしてはありだろう。~
　(1)は、自身の[[エクシーズ素材]]を消費し、[[相手]]の[[エクストラデッキ]]の[[カード]]１枚を[[裏側表示で除外]]する[[効果]]。~
　[[ピーピング]]を行った上で脅威になり得る[[モンスター]]を[[特殊召喚]]される前に[[除外]]でき、(3)の[[効果]]とも連動性がある。~
　[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を再利用が困難な[[裏側表示で除外]]できるため、起点となる[[制限カード]]や[[リンクモンスター]]などを潰して動きを封じておきたい。~
　複数枚[[積まれている>積む]]場合はこの[[カード]]だけでは対処しきれないが、[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に干渉できる[[カード]]は未だ貴重なので、[[ランク]]７の選択肢の一つとしてはありだろう。~
　[[エクストラデッキ破壊>デッキ破壊]]要員なら枚数で勝る[[《轟雷帝ザボルグ》]]や[[《真竜皇リトスアジムＤ》]]も存在するが、これらとはそもそも活躍できる[[デッキ]]が異なるのでそこまで気にはならない。~

　(2)の[[効果]]は[[相手]]の[[墓地]]からの[[裏側除外>除外#ura]]。~
　(2)は、自身が[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した後に[[相手]][[墓地]]の[[カード]]を[[裏側表示で除外]]する[[効果]]。~
　自身の[[攻撃力]]が2800と高く、[[発動条件]]を満たすのは容易い。~
　ただし[[戦闘]]を介する必要があるため、[[攻撃]]反応型[[罠カード]]には注意。~
　ただし[[戦闘]]を介する必要があるため、[[攻撃]]反応型[[罠カード]]には注意が必要である。~

　(3)の[[効果]]は[[相手]]の[[デッキトップ]]からの[[裏側除外>除外#ura]]。~
　自身の[[効果]]で[[相手]]の[[カード]]を[[裏側表示で除外>除外#ura]]できるため、こちらも[[発動]]は容易。~
　参照するのは[[相手]]の[[裏側除外>除外#ura]]枚数であり、(1)と(2)の[[効果]]を複数回[[発動]]できればこちらの[[除外]]枚数も比例して増えていく。~
　[[デッキ破壊]]のタイプとしては非常に上質で、[[発動]]時に自らの[[デッキ]]を[[裏側表示]]で削る[[《トゥーン・キングダム》]]や[[《強欲で貪欲な壺》]]にとっては天敵とも言える[[効果]]である。~
　特に後者は[[汎用性]]・採用率共に高く、一度に[[デッキアドバンテージ]]を20枚以上も失うため実質[[発動]]を封じられたも同然の状態になる。~

　手段は限られているが、(1)(2)の[[効果]]に加えて[[相手]][[ターン]]でも[[裏側除外>除外#ura]][[効果]]を[[発動]]させることができれば、[[除外]]枚数はさらに増える。~
　(3)は、[[相手]]の[[カード]]が[[裏側表示で除外]]された場合に[[相手]]の[[デッキ]]を[[裏側表示で除外]]する[[効果]]。~
　自身の[[効果]]で[[相手]]の[[カード]]を[[裏側表示で除外]]できるため、こちらも[[発動]]は容易。~
　参照するのは[[相手]]の[[裏側表示で除外]]された[[カード]]の枚数であり、(1)と(2)の[[効果]]を複数回[[発動]]できればこちらの[[除外]]枚数も比例して増加する。~
　[[デッキ破壊]]のタイプとしては非常に上質で、[[発動]]時に自らの[[デッキ]]を[[裏側表示で除外]]する[[《強欲で貪欲な壺》]]や[[《トゥーン・キングダム》]]にとっては天敵とも言える[[効果]]である。~
　特に前者は、一度に[[デッキアドバンテージ]]を20枚以上も失うため実質[[発動]]を封じられたも同然の状態になる。~
　手段は限られているが、(1)(2)の[[効果]]に加えて[[相手]][[ターン]]でも[[裏側表示で除外]]する[[効果]]を[[発動]]させることができれば、[[除外]]枚数はさらに増える。~
　特に[[《光の封札剣》]]は状況を選ばずに使えるため[[トリガー]]にしやすく、[[ハンデス]]と合わせて[[相手]]の戦略を大きく狭められる。~

　難点は[[ランク]]７という決して軽くない[[モンスター]]にも関わらず、[[フィールド]]に干渉できる[[効果]]を一切持たない事。~
　難点は[[ランク]]７という決して軽くない[[モンスター]]にもかかわらず、[[フィールド]]に干渉できる[[効果]]を一切持たない事。~
　幸い、同じ[[ランク]]７には[[フィールド]]への干渉力が高い[[《Ｎｏ.１１ ビッグ・アイ》]]や[[《幻獣機ドラゴサック》]]が存在するため、[[フィールド]]はそちらに任せられる。~
　こちらは「[[相手]]の[[カード]]を再利用困難にする」という性質を活用し、状況打破ではなく[[相手]]の行動の選択肢を潰す、所謂ダメ押しの一手として有効な[[カード]]と言える。~
　[[《拮抗勝負》]]とは相性が良く、あちらが[[フィールドのカード]]を[[除外]]するので、この[[カード]]の弱点を補い、あちらの使用後にこの[[カード]]を[[特殊召喚]]すれば、[[デッキ]]からさらに[[除外]]してダメ押しが効く。~
　[[《百万喰らいのグラットン》]]と[[《Ｎｏ.７８ ナンバーズ・アーカイブ》]]の[[コンボ]]で[[特殊召喚]]するのも一つの手で、[[《百万喰らいのグラットン》]]の[[効果]]を[[トリガー]]に(3)の[[効果]]を[[発動]]でき、この[[カードの効果]]であちらの[[自己強化]]に繋がる。~

-[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]は元々正規の方法で[[特殊召喚]]される前に他の場所へ移動させられると再利用が困難なため[[除外]]は有効である。~
単に移動させるだけで有効であるため、実は[[裏側で除外する>除外#ura]]意味はあまり無い。~
　[[クシャトリラ]]は[[レベル]]（[[ランク]]）と[[種族]]が共通するだけでなく、[[裏側表示で除外]]を多用する[[カテゴリ]]なので非常に相性が良い。~
　[[クシャトリラ]][[モンスター]]はいずれも[[特殊召喚]]できるため、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]を揃えるのにも役立つ。~
　[[《クシャトリラ・シャングリラ》]]と並べられれば、こちらの(1)→(3)の流れであちらの(2)を２回[[発動]]でき、[[相手]]の任意のゾーン２つを封殺できる。~
　[[ランク]]７を複数並べるのは相当な手間の様に思えるが、[[《クシャトリラ・ユニコーン》]]１枚から可能なので[[【クシャトリラ】]]ならば実戦的な範囲である（[[《六世壊他化自在天》]]参照）。~

-[[相手]]が事前に[[《強欲で貪欲な壺》]]を[[発動]]していた場合、10枚の[[除外]]と２枚の[[ドロー]]で12枚[[デッキ]]が削れている。~
その状況でこの[[カード]]を出した場合、(1)⇒(3)の[[効果]]と[[発動]]することで11枚分[[デッキ]]を削ることになる。~
仮に次の[[ターン]]までこの[[カード]]を残らせた場合は22枚削れるので、合計で45枚も[[デッキ]]を削るため60枚[[デッキ]]でもない限り[[デッキ切れ]]確実となる。~
[[相手]]がこちらの[[デッキ]]を知らない１[[ターン]]目などに[[《強欲で貪欲な壺》]]を[[発動]]していたのならば、この[[カード]]を守ることに特化して[[デッキ切れ]]を狙うことも考えられる。~
-前述の通り[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]前に[[除外]]するのは有効ではあるが、[[表側表示]]での[[除外]]では[[下級]][[ネメシス]]などによって再利用される恐れがある。~
そのため、[[裏側表示で除外]]する意義はかなり大きい。~

-[[サイバース族]]ともとれる[[カード名]]だが、[[サイキック族]]である。~
//[[Ｎｏ.]]が登場した当時にない[[種族]]なので当然と言えば当然なのだが。~
//ゼアル当時にいなかった幻竜族のナンバーズが出ているため、当然ではない
-(3)の[[効果]]は、[[相手]]の[[デッキ]]の残り枚数が[[裏側表示で除外]]されている[[カード]]の枚数を下回る場合、[[発動]]できない。~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=21044
//そのため、(3)の[[効果]]で[[デッキ切れ]]にするのは不可能に近い。~

-[[相手]]が事前に[[《強欲で貪欲な壺》]]を[[発動]]していた場合、その状況でこの[[カード]]を出し、(1)⇒(3)の[[効果]]と[[発動]]することで[[メインデッキ]]の[[カード]]が合計21枚、[[エクストラデッキ]]の[[カード]]１枚の合計22枚が[[裏側表示で除外]]される。~
しかし、上記の説明にある通り、この時点で[[相手]]の残りの[[デッキ]]枚数が21枚を下回ると(3)の[[効果]]を再[[発動]]することはできない。~

-登場当初は盤面に直接干渉できない点から然程の評価でもなかったのだが、[[クシャトリラ]]の登場以降は飛躍的に評価が高まった。~
結果、[[TCG]]では[[23/06/05>海外の禁止・制限カード/2023年6月5日]]に[[禁止カード]]にまで指定された。~

-[[英語名]]からすると、スペイン語で「悪魔」を意味する「ディアブロ（Diablo）」が名前の由来の一つであるようだ。~
また、[[英語名]]で肩書きが「精神をハッキングする者」となっていることから、自身の数字である「89」の由来は「ハック」だと思われる。~

-[[イラスト]]では、右の翼に自身のナンバーである「89」が書かれている。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
「マスターデュエル」では、23/10/10の[[リミットレギュレーション]]にて１発[[禁止カード]]指定を受けた。~
実装予定の[[《クシャトリラ・アライズハート》]]との[[シナジー]]を見越し、[[TCG]]の[[リミットレギュレーション>海外の禁止・制限カード]]を参考にした規制と思われる。~

**関連カード [#card]
-[[Ｎｏ.]]
-[[デッキ破壊]]

−[[裏側表示]]で[[除外]]する[[カード]]は[[裏側表示]]を参照。~
-[[裏側表示で除外するカード>裏側表示で除外#card]]~

-[[エクストラデッキのカードを除外する効果を持つカード>エクストラデッキ#B]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//―《Ｎｏ.８９ 電脳獣ディアブロシス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【クシャトリラ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTORS PACK 2017]] CP17-JP045 &size(10){[[Ultra]],[[Collectors]]};
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP089 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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