エクシーズ・効果モンスター ランク12/光属性/戦士族/攻2500/守2000 X素材を持った同じランクの「No.」Xモンスター×2体以上 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 このカードのX素材の種類の数まで、 エクストラデッキからランク9以下で攻撃力3000以下の 「No.」モンスターを効果を無効にして特殊召喚する(同じランクは1体まで)。 その後、このカードのX素材を1つ取り除く。 このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になり、 自分はモンスターを特殊召喚できない。 (2):自分フィールドに他の「No.」Xモンスターが存在する限り、 このカードは戦闘・効果では破壊されない。
ザ・ヴァリュアブル・ブック18 付属カードで登場した光属性・戦士族のエクシーズモンスター。
異なるランクのNo.エクシーズモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する起動効果、他にNo.エクシーズモンスターがいる場合に適用される破壊耐性の永続効果を持つ。
エクシーズ素材を持った同ランクのNo.エクシーズモンスター2体以上を素材に必要とする特殊な召喚条件を持つ。
普通に出すには同レベルのモンスターを4体並べる必要があるが、展開次第では消費の軽減も狙える。
蘇生・帰還させたエクシーズモンスターにエクシーズ素材を補給する方法もある。
《No.71 リバリアン・シャーク》や《エクシーズ・リボーン》ならエクシーズ素材を補充しつつ蘇生できるので効率的。
《No.98 絶望皇ホープレス》を自己再生させるといった方法でも並べることはできる。
《No.39 希望皇ホープ・ダブル》の効果で重ねて出す手もあり、これならばレベル4のモンスター2体を用意するだけで済むので、正規手順よりも遥かに楽に特殊召喚できる。
攻撃可能なターンでは他のモンスターを出した方が良いが、先攻1ターン目の様な攻撃不可の状況ではこちらでモンスターを並べる選択肢も十分に考えられる。
モンスター効果は、エクシーズ素材の種類数まで異なるランクのエクシーズモンスターをエクストラデッキから展開する効果。
上述の通り、エクシーズ召喚には特定のランクが必要なのに対し、効果で展開できるのは異なるランクに限られている。
従って、このカードの性能を活かすためには他のランクのNo.もエクストラデッキに用意する必要がある。
もっとも素材2体で出された場合には、最初のターンに2体を出し、次のターンに1体を出す形になるので、中心となるランク以外は1つか2つ程度用意しておけば大概は事足りる。
しかし、効果発動後からターン終了時までの特殊召喚が封じられる点と、相手に与える戦闘ダメージが半減するデメリットが痛い。
特殊召喚するモンスターも効果が無効化されているので単純なアタッカー以外には使用しにくいのだが、戦闘ダメージの半減により思ったよりダメージが与えられない事が多い。
また自身の耐性も特殊召喚直後では適用されていないケースが多く、破壊以外の除去も多いのであっさりといなくなる可能性もある。
当然のことながらエクストラデッキの圧迫もかなりのものであり、自力では1ターンキルに持っていくのが難しい点も踏まえると、専用構築が必要となる。
RUMを採用するデッキでは異なるランクのモンスターをエクストラデッキに用意できるため、エクストラデッキの圧迫に目を瞑れば比較的相性は良い。
《RUM−クイック・カオス》を採用していれば、返しの相手ターンで一足先にCNo.に繋げる事も可能。
もっとも1ターン待つ上に、このカードを使わずとも普通に出した方が手っ取り早い事も多い。
蘇生は制限されないため、《エクシーズ・リボーン》で蘇生させればエクシーズ素材1つは確保でき、特に準備はなくとも1体を特殊召喚できる。
《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》はこのカードに一気に複数のエクシーズ素材を補充できる点で相性が良く、蘇生などでエクシーズ素材を失っていてもサポートできる。
《No.86 H−C ロンゴミアント》の展開ルートを応用すればNo.を4体展開することも可能。
展開するNo.は基本的には攻撃力の高いものが優先されるが、《No.37 希望織竜スパイダー・シャーク》や《No.18 紋章祖プレイン・コート》といった破壊された時に効果を発動するカードも候補になる。
ギャラクシーアイズや《No.39 希望皇ホープ》は次のターンまでフィールドに残った場合、エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカードに繋げる事で有効活用できる。
低ランクながらステータスが高い《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》や《No.85 クレイジー・ボックス》といったモンスターも、デメリットが無効になるので純粋なアタッカーとして使用できる。
とはいえ、裏側守備表示になるなどでデメリットが復活する事はあるので、デメリットのないモンスターを優先するに越した事はない。
《CX 冀望皇バリアン》は特殊召喚の過程で2種類以上のエクシーズ素材が存在しやすく、墓地に行ったこのカードや他のNo.の効果をコピーできる点で相性が良い。
《CX 冀望皇バリアン》に繋げられるモンスターは《CNo.107 超銀河眼の時空龍》以外はこのカードの効果で特殊召喚可能な高打点モンスターであるため、エクストラデッキを無駄なく使用できる。
カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ及び《CX 冀望皇バリアン》を活かしやすい、RUM採用型の【光天使】の様なデッキに1枚程度投入してみるのも面白いだろう。
非常に高いランクである点を活かし、《エクシーズ・ユニット》や《エクシーズ・テリトリー》、《エクシーズ・ソウル》等と組み合わせて打点強化を図るのも1つの手。
特に《エクシーズ・テリトリー》を発動してこのカードで呼び出すモンスターを高ランクに集中させれば、攻撃力の上がり幅は相当なものとなる。
また、《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》でこのカードの攻撃を無効にすれば一気に攻撃力を6000も上げられる。
【金華猫】では複数のランク1No.を並べる事も容易であり、このカードをエクシーズ召喚する選択肢も十分に考えられる。
−ランク9
−ランク8
−ランク7
−ランク6
−ランク5
−ランク4
−ランク3
−ランク2
−ランク1
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