エクシーズ・効果モンスター ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守 0 レベル9モンスター×3 このカードは自分フィールドの 「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。 このカードはX召喚の素材にできない。 (1):このカードがX召喚に成功した時、 自分のデッキからドラゴン族モンスター3種類を1体ずつ墓地へ送って発動できる。 相手はデッキからモンスター3体を除外する。 (2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
PREMIUM PACK 17で登場した闇属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
正規のエクシーズ召喚は難しいため、基本的にはレベル8モンスター2体で出せるギャラクシーアイズエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚を狙うことになる。
ただ、エクシーズ召喚の素材にできないため、自身に《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を重ねることはできない。
(1)の効果はデッキ破壊だが、除外とはいえ相手が自由に選べるため、単にデッキ圧縮にしかならない場合が多い。
むしろ、自分のデッキから3種類のドラゴン族を墓地へ送るデッキ圧縮&墓地肥やし能力として見た方が良い。
ただしモンスターカードの比率を減らすデッキも少なくないため、デッキによっては打撃を与える事はできる点は覚えておきたい。
このカードを何度もエクシーズ召喚できるデッキならば、この効果の影響も無視できなくなる。
サーチやリクルートに長けている【E・HEROビート】等のデッキではモンスターの総数を少な目にした構築も多いので、序盤に複数回エクシーズ召喚されるとデッキが壊滅しかねない。
【ギャラクシー】では、ドラゴン族は《銀河眼の光子竜》と《銀河眼の雲篭》が墓地に存在すれば十分なので、この効果を使用する場面はあまり無いだろう。
一方【征竜】では、《幻水龍》+《幻木龍》からギャラクシーアイズエクシーズモンスターを経由して出すことができ、《エクリプス・ワイバーン》や《伝説の白石》、各種征竜などを墓地へ送る事ができるので大きな意味を持つ。
《エクリプス・ワイバーン》の効果で《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を除外し、征竜のコストとして《エクリプス・ワイバーン》を除外すれば、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を手札に加えられる。
ここから《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚して効果を使えば更なる展開が行えるので、一気に相手に攻め込める。
更に(2)の効果のコストとしてギャラクシーアイズエクシーズモンスターを墓地へ送り、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》で蘇生後に2枚目のこのカードへと繋げれば、再び墓地を肥やすことも可能である。
(2)の効果は対モンスター限定の2回攻撃効果。
4000もの攻撃力を持つモンスターの2回攻撃は脅威であり、《オーバーレイ・ブースター》等で強化してやれば1ターンキルも狙える。
また《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を経由すれば、相手の表側表示のカードを破壊した後にモンスター2体を戦闘破壊できるので3枚ものアドバンテージを得られる。
ただしモンスターにしか2回攻撃できない都合上、表側表示モンスターが2体以下の場合にはモンスターを除去すると戦闘ダメージが減る場合もある。
効果の発動時に取り除いたエクシーズ素材のギャラクシーアイズエクシーズモンスターを《銀河零式》などで蘇生すれば、2枚目のこのカードを召喚することが可能である。
攻撃力4000の2回攻撃が2体揃うので、相手フィールドの状況次第では1ターンキルも難しくないだろう。
この際に《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を経由すれば、1ターンで5〜6枚ものカードを破壊することもでき、大幅なアドバンテージの獲得となる。
総合的に見て、エクストラデッキを大きく圧迫する点と初動を潰されると動けなくなる脆さはあるものの、2つの効果と高い攻撃力により、爆発力は随一の大型モンスターであると言える。
ギャラクシーアイズに特化した【ギャラクシー】やランク8を狙えるデッキでは、このカードを採用する価値は十分にあるだろう。
Q:(1)の効果解決時に相手のデッキのモンスターが3体未満だった場合、そのモンスターを除外する処理は行われますか?
A:いいえ、行われず1体も除外されません。(14/12/20)
Q:(2)の効果解決時にこのカードが裏側表示になり、その後同じターンにこのカードが表側攻撃表示になった場合でも、モンスターに2回攻撃できますか?
A:はい、できます。(14/12/20)
Q:相手フィールドに存在するモンスターが1体以下の場合でも(2)の効果を発動出来ますか?
A:はい、できます。(14/12/24)
Q:相手フィールドにモンスターが存在しない時に(2)の効果を発動した場合は、このカードは相手に直接攻撃できますか?
A:はい、できます。(14/12/24)
Q:(2)の効果を発動して直接攻撃を行った際に、相手はゴーストリック・ランタンの効果を発動しこのカードの直接攻撃を無効にしました。
この場合、このカードは《ゴーストリック・ランタン》に2回目の攻撃を行えますか?
A:既に相手プレイヤーに直接攻撃を行っているため、《ゴーストリック・ランタン》に攻撃することはできません。(14/12/24)