効果モンスター 星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100 「RR−ラスト・ストリクス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の「RR」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、自分は自分のフィールド・墓地の魔法・罠カードの数×100LP回復する。 (2):このカードをリリースして発動できる。 エクストラデッキから「RR」Xモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、 エンドフェイズにエクストラデッキに戻る。 このターン相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
ブースターSP−ウィング・レイダーズ−で登場した闇属性・鳥獣族の下級モンスター。
RRのダメージ計算時に特殊召喚してライフゲインを行う誘発即時効果、自身をリリースしてRRエクシーズモンスター1体を特殊召喚する起動効果を持つ。
(1)により自身を特殊召喚する効果を持つとはいえ、RRの中では異色となるレベル1であり、エクシーズ素材にすることは難しい。
ダメージ計算時の発動でありながらその戦闘内容には関与しないため、戦闘破壊や戦闘ダメージは通常通り受け、あくまで後続への壁となる。
ライフゲイン自体は墓地の枚数も参照するために数は稼ぎやすいが、1枚あたりは100と心もとなく、RRには墓地から除外する罠カードも多い。
特に、《RR−レディネス》が墓地に存在すれば、回復により軽減するまでもなく、戦闘ダメージ自体を完全に無力化することができる。
防御目的での採用には中途半端さが目立つため、主に(2)の効果を主体とし、こちらはおまけと割り切る方がよいだろう。
追撃で破壊される可能性を考慮すると、(2)を確実に運用するならば、無理にこちらを狙わず、着実に通常召喚した方がよい場合もある。
(2)の効果は自身のリリースによるRRエクシーズモンスターの特殊召喚であり、これによりエクシーズ素材にしづらい難点が気にならない。
呼び出したRRエクシーズモンスターはエンドフェイズにエクストラデッキに戻る上、効果が無効になるため、専らエクシーズ素材として利用することになる。
《RUM−レヴォリューション・フォース》や《迅雷の騎士ガイアドラグーン》などでエンドフェイズになる前に使いたい。
戦闘ダメージが0になることを考慮すると、《RR−ブレイズ・ファルコン》や《RR−レヴォリューション・ファルコン》の効果ダメージを狙うことになる。
なお、エクシーズ召喚扱いではないため、この効果で特殊召喚されたエクシーズモンスターは蘇生制限に引っ掛かる。
RR用のRUMには《RUM−ラプターズ・フォース》をはじめ蘇生を伴うものが多いため、これらに対応しなくなるという点は意識しておく必要がある。
また、エクストラデッキは圧迫するものの、《RR−アルティメット・ファルコン》を自身の効果で特殊召喚すれば即座に《No.77 ザ・セブン・シンズ》に繋げられる。
このカードのデメリットにより戦闘ダメージを与えられないものの、RUM無しの状態でも攻撃力4000の破壊耐性付きモンスターを立てられるため、いざと言う時の手段となる。
ミラーマッチで相手に《RR−アルティメット・ファルコン》を特殊召喚された場合にはこの方法で突破可能になる。
Q:自分のフィールド・墓地の魔法・罠カードが0枚の時に(1)を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(15/11/14)