*《&ruby(ランクアップマジック){RUM};−バリアンズ・フォース/Rank-Up-Magic Barian's Force》 [#wd369989] 通常魔法 自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い 「CNo.」または「CX」と名のついたモンスター1体を、 選択したモンスターの上に重ねて エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 その後、相手フィールド上にエクシーズ素材が存在する場合、 相手フィールド上のエクシーズ素材1つを、 この効果で特殊召喚したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。 [[LORD OF THE TACHYON GALAXY]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[RUM]]の1枚であり、特定の[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ素材]]にして[[エクシーズ召喚]]する[[効果]]と、[[エクシーズ素材]]を奪う[[効果]]を持つ。~ [[エクシーズモンスター]]を1つ上の[[ランク]]に[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]する[[RUM]]の開祖。~ [[CX]]や[[CNo.]]の多くは特定の[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ素材]]とすることで[[効果]]を使用できるようになり、主にそれらの[[効果]]を使うために使用する[[カード]]である。~ また、[[効果]]は制限されるものの[[種族]]さえ合っていれば[[対象]]とする[[エクシーズモンスター]]が[[CX]]や[[CNo.]]に記された[[カード]]である必要はない。~ 他の[[カードの効果]]による[[自壊]]や[[攻撃]]不可といった制約を回避する手段としても利用できる。~ もう1つの特徴として、[[相手]]の[[エクシーズ素材]]を1つ奪う[[効果]]があるが、1つだけでは抑止力としては不十分なことも多い。~ また、素材を奪えても、ほとんどの[[CX]]や[[CNo.]]は[[1ターンに1度]]しか[[エクシーズ素材]]を消費できないため、全てを使い切る前に[[除去]]される事が大半である。~ 一応、[[《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》]]や[[《CX 冀望皇バリアン》]]は、素材が多いほど恩恵を受けやすい。~ もっとも、[[相手]]の[[フィールド]]に[[エクシーズモンスター]]がいつも存在しているとは限らないため、あくまでオマケと考えたほうが良い。~ 問題は、他の[[RUM]]と比較してこの[[カードの効果]]が大きな優位点になっていないという点である。~ まず[[《RUM−ヌメロン・フォース》]]は、[[CX]]には対応しない代わりに[[エクシーズモンスター]]に限らず複数の[[カードの効果]]を無力化できる。~ あちらは[[エクシーズモンスター]]が[[除去]]された場合でも有効であり、[[永続カード]]を多用する[[相手]]ならそのまま[[フィールド]]を圧迫させる事もできる。~ あちらの無力化も完全というわけではないが、単純な比較の上ではあちらの方が強力で[[汎用性]]が高い。~ また[[ランク]]4に限れば、同じく[[CX]]非対応だが[[種族]]の[[縛り]]がない[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]の方が使いやすい。~ [[CX]]を使う場合でも、[[ランク]]6以上限定だが全ての[[種族]]を[[召喚条件]]にできる[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]も存在し、いずれにしてもこの[[カード]]は優先されにくい。~ この[[カード]]で出せる[[ランク]]5以下の[[CX]]は[[汎用性]]が低い[[モンスター]]がほとんどであるため、他の[[RUM]]より優先するのはかなり厳しい。~ [[RUM]]全般に言えることだが、[[エクストラデッキ]]を圧迫しがちであり、なおかつ[[エクシーズ召喚]]ができない場合は[[腐る]]。~ 素材の[[エクシーズモンスター]]自体が[[除去]]されたり、対応する[[モンスター]]が[[エクストラデッキ]]から尽きた場合も同様である。~ わざわざこの[[カード]]を使わなくても、普通の[[エクシーズ召喚]]で出せる[[モンスター]]だけでも十分対応できる場合も多い。~ -[[エクシーズ素材]]を奪う[[効果]]が[[発動]]した場合、[[相手]]の[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]の[[タイミングを逃す]]事になる。~ ただし、[[自分]]の[[効果]]が[[タイミングを逃す]]事にもなり、[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]と[[《CX 機装魔人エンジェネラル》]]の[[効果]]は[[発動]]できなくなる。~ -対応する[[エクシーズモンスター]]は[[RUM>RUM#list]]を参照。~ //--[[《DNA改造手術》]]等で[[エクシーズモンスター]]の[[種族]]を変更すれば、本来使用できない[[エクシーズモンスター]]でも[[ランク]]アップさせる事ができる。~ //他のRUMにも言えるのでCO -一部の[[CNo.]]と[[CX]]などの特定の[[エクシーズ素材]]を必要とする[[エクシーズモンスター]]は、この[[カード]]でその特定の[[エクシーズ素材]]を奪われると[[効果]]を失う。~ そのため、[[CNo.]]と[[CX]]を出す[[カード]]でありながら、その[[メタ]]にもなる。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};にてバリアン世界の住人が所有している[[カード]]。~ ギラグ・アリト・ミザエル・ベクターが自身の[[No.]]を[[CNo.]]にする際に使用している。~ また、バリアンが洗脳した人間にもこの[[カード]]が渡されており、[[No.]]非所有者は自身の[[エクシーズモンスター]]を[[CX]]にするために使用している。~ [[No.96>《No.96 ブラック・ミスト》]]もベクターからこの[[カード]]を譲り受けており、「アストラルvs[[No.96>《No.96 ブラック・ミスト》]]」戦の中で自身を[[カオス>《CNo.96 ブラック・ストーム》]]化させた。~ //後に[[《RUM−七皇の剣》]]に出番を譲るようになったが、唯一「遊馬vsアリト」(3戦目)ではアリトがその次にこの[[カード]]を使用した。~ [[エクシーズ素材]]を奪う[[効果]]名は「カオス・ドレイン」。~ [[効果]]名が存在する珍しい[[魔法カード]]である。~ --アニメでは以下の[[効果]]だった。~ 通常魔法 自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体を選択して発動する。 選択したモンスターよりもランクが1つ高い「C(カオス)」と名のついたモンスターエクシーズ1体を、 自分のエクストラデッキから、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。 この効果でエクシーズ召喚したモンスターエクシーズは「戦闘では破壊されない効果」を無効にする。 また、相手フィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。 選択したモンスターのエクシーズ素材全てを、 このカードの効果でエクシーズ召喚したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができ、 選択したモンスターの攻撃力は、このカードの効果で奪われたエクシーズ素材の数×300ポイントダウンする。 //テキストは92話より --[[OCG]]化の際に大幅に[[弱体化]]したにも拘らずこの[[カード]]に関する情報が初めて触れられたVジャンプ2013年1月号では「アニメ版よりも使い易くなって登場!」と記されている。~ また、公式サイトの[[LORD OF THE TACHYON GALAXY]]の商品ページでも、「使いやすくなって[[OCG>OCG]]に登場!」と記されている。~ --アニメの[[テキスト]]では当初「[[CX]]」と名のついた[[エクシーズモンスター]]にしか対応していなかったが、バリアン七皇が[[CNo.]]を使用するようになってからは「&ruby(カオス){C};」と名のついた[[エクシーズモンスター]]に対応するよう修正されている。~ アニメZEXALシリーズは[[OCG]]化されても[[テキスト]]は修正されないが、この[[カード]]は珍しい例外である。~ //92話のテキストより なお、アニメの[[イラスト]]は[[OCG]]と比較すると全体的に赤みが弱く、細部が若干異なっている。~ --この[[カード]]及び[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]はバリアン世界の[[カード]]であり、本来バリアン世界の住人以外は所持していないとのこと。~ ただし、バリアン世界の住人は「バリアルフォーゼ」で真の姿にならないと使用できず、人間世界では基本的に使用不可となっている。~ そのため、ギラグ・アリトが人間の姿で地上にいた時は、この[[カード]]の力で人々を洗脳し、この[[カード]]を使用して遊馬と戦わせていた。~ 洗脳された人は、額にこの[[カード]]に描かれている[[イラスト]]の紋章が浮かびあがるという、アニメDM「ドーマ編」の[[《オレイカルコスの結界》]]と同じ演出が見られた。~ //---遊馬以外の洗脳されていない一般人が使えるのかは不明だが、類似[[カード]]の[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]を使用したトロンの息子達は苦しむ姿を見せていた。~ //アージェントのページにかくべき。 --作中で多用された[[カード]]だが、[[《RUM−七皇の剣》]]登場後にデュエルしたナッシュとメラグはこの[[カード]]を使用していない。~ ドルベについては、海外版の「凌牙vsドルベ」戦にて初手に確認できるが、何故か使用しなかった。~ --「遊馬vsベクター」(2戦目)にてベクターが使用した[[罠カード]]《バリアン・ボム》の[[イラスト]]に描かれている。~ //ttp://images.wikia.com/yugioh/images/1/1b/BarianBomb-JP-Anime-ZX.png --アニメでの「バリアン」の綴りは「Varian」だった(真月が遊馬に渡したバリアン警察手帳で確認できる)。~ だが、この[[カード]]の[[英語名]]では「Barian」となっている。~ --Dチーム・ゼアルではこうした設定は反映されておらず、普通の[[魔法カード]]として扱われている。~ このため、バリアンの一員であるアリトやナッシュのみならず、遊馬もこの[[カード]]を使用している。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#d549686f] -[[CNo.]] -[[CX]] -[[RUM]] -[[《オーバーレイ・イーター》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#mcba32fe] -[[LORD OF THE TACHYON GALAXY]] LTGY-JP060 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]}; **FAQ [#va92d608] この[[カード]]の裁定に関しては、[[RUM]]も参照。~ Q:[[エクシーズ素材]]を移動する処理は、[[特殊召喚]]の処理の後に発生する扱いですか?~ A:はい、そうです。そのため移動する処理を行った場合[[《奈落の落とし穴》]]は[[発動]]できません。(13/02/16)~ Q:[[エクシーズ素材]]を移動する処理は、[[相手]][[フィールド]]上に[[エクシーズ素材]]が存在する場合、必ず行いますか?~ A:はい、必ず行います。(13/02/28)~ Q:この[[カードの効果]]で[[特殊召喚に成功した]]時、[[エクシーズ素材]]を移動する処理を行わなかった場合、[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(13/02/17)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。