通常魔法 自分フィールド上のランク4の エクシーズモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターよりランクが1つ高い 「CNo.」と名のついたモンスター1体を、 選択した自分のモンスターの上に重ねて エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
スターターデッキ(2013) スターター強化パックで登場した通常魔法。
RUMの1枚であり、ランク4のエクシーズモンスターをエクシーズ素材にして、ランク5のCNo.をエクシーズ召喚する効果を持つ。
他のRUMと異なりランク4にしか使えないが、エクシーズモンスターの種族に関係なくランクアップできる分汎用性が高い。
素材指定のあるCNo.の特殊召喚はもとより、ランク4に特化したデッキであれば様々なコンボに期待できる。
大抵の状況はランク4エクシーズモンスター1体で対処できる。
元々のエクシーズ召喚で発生する消費も含め、単純な強化目的で扱うには安定性が低く、扱いにくい。
だが高い攻撃力による戦闘破壊や、《デモンズ・チェーン》・《エフェクト・ヴェーラー》に対するケアといった面を考慮すれば、利用する価値はあるだろう。
《CNo.101 S・H・Dark Knight》・《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》ならば展開元のエクシーズモンスターを問わず、除去効果によりこのカード分の消費を補える。
また、展開元のランク4に《キングレムリン》・《No.101 S・H・Ark Knight》などを選択する事でもカバーができる。
RUMの共通の欠点として、簡単にはサーチできない点とエクシーズモンスターが存在しなければ腐る点があり、下手をすれば安定性と状況対応力の高さが武器であるランク4の長所を潰しかねない。
《奈落の落とし穴》は《No.101 S・H・Ark Knight》でカバーできるが、展開先は《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》以外無防備。
《神の警告》や《強制脱出装置》を受けると、このカードが完全に腐ることになる。
事前に《サイクロン》などを使えればよいのだが、このカードを採用する分、そういった「エクシーズ召喚を通すためのカード」や「エクシーズ召喚を行うためのカード」を利用できる機会が減る。
ある程度のリスクを覚悟で扱う事は可能だが、最大限に活かすならばただ漠然と追加するよりも、このカードを含めたデッキ全体の動きを意識するべきだろう。
【十二獣】ではランク4のエクシーズモンスターを簡単に重ねて出せるため、エクシーズモンスターが存在せず腐る状況を大きく減らせる。
十二獣エクシーズモンスターはエクシーズ素材を失い攻撃力・守備力が0になる状況も多く、このカードでその点を補える。
【紋章獣】では《No.18 紋章祖プレイン・コート》を《紋章獣ユニコーン》で蘇生することで使いまわせるため、相性の良いカードとなる。
非常に高い攻撃力を持ち《紋章獣ユニコーン》にも対応している《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》を出せば、相手は下手に墓地へ送ることもできなくなる。
また、エクシーズ素材となった《No.18 紋章祖プレイン・コート》は殆どの場合墓地へ送られるために、墓地肥やしによって更なるアドバンテージも獲得できる。
【ガジェット】などのランク4中心のデッキでも、デッキそのものの動きを阻害せずにエクシーズモンスターを直接蘇生しての展開が狙える。
また、このカードで展開したCNo.も蘇生可能であり、《CNo.101 S・H・Dark Knight》・《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》・《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》の効果もその際に利用できる。
同様に《リビングデッドの呼び声》を元から利用できる蟲惑魔や忍者中心のデッキでも扱いやすい。
このカードの直接的な利用ではなく、コストとして転用できる性質に着目し、《召喚僧サモンプリースト》を採用したデッキで扱うのも一手だろう。
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