速攻魔法 (1):発動ターンによって以下の効果を発動できる。 ●自分ターン:自分フィールドの「RR」Xモンスター1体を対象として発動できる。 ランクが1つ高い「RR」モンスター1体を、 対象の自分のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 ●相手ターン:相手フィールドのX素材の無いXモンスター1体を対象として発動できる。 そのXモンスターのコントロールを得る。 その後、ランクが1つ高い「RR」モンスター1体を、 対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
クロスオーバー・ソウルズで登場する速攻魔法。
自分のターンで使用すると、RRエクシーズモンスター1体にランクが1つ上のRRを重ねる効果、相手ターンで使用すると、エクシーズモンスター1体を奪い、ランクが1つ上のRRを重ねる効果となる。
自分のターンで使用した場合は、単純にRR専用の速攻魔法版RUMである。
《RUM−クイック・カオス》と同様、バトルフェイズの追撃や相手の除去にチェーンして不発にするのなどの使い方が基本となるだろう。
ただし《RUM−クイック・カオス》とは違い相手ターンでは効果が異なるので、相手ターンで除去にチェーンして回避する使い方はできない点には注意。
相手ターンで使用した場合は、エクシーズモンスター1体をコントロール奪取し、その上にRRエクシーズモンスターを重ねる効果。
RRエクシーズモンスターはランク4〜6まで存在しており、対象にできるのは相手のランク3〜5のエクシーズモンスターとなる。
しかし、素材がない必要がないというのが最大の難点で、大抵は素材が尽きる前に除去される場合がほとんどである。
《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》・《鳥銃士カステル》・《No.101 S・H・Ark Knight》といった、2つのエクシーズ素材を取り除いて発動するエクシーズモンスターの効果発動時が狙いとなる。
ただ、《No.101 S・H・Ark Knight》以外は効果を止めることはできないため、どちらにせよ妨害目的としてはあまり向いてない。
上記のカードはいずれも特に採用率の高いエクシーズモンスターだが、相手に依存する面が大きいのも事実。
RRエクシーズモンスターが効果を使用できるのは自分のターンのみで、相手ターンで特殊召喚しても壁にしかならない。
また、《RR−フォース・ストリクス》以外は相手モンスターが多い方がよりその効果を発揮できるが、このカードを使用した後に相手がモンスターを展開するとは考えにくい。
《RR−レヴォリューション・ファルコン》以外はステータスも低く、自分のターンに回らず破壊される事も十分にあり得る。
よって、基本的には自分のターンに使うことを想定してデッキに採用し、相手ターンでは使えたら使うくらいの感覚が良いだろう。