*《&ruby(ランクアップマジック){RUM};−&ruby(アドマイヤー・デス・サウザンド){千死蛮巧};》 [#zd455578]
 通常魔法
 「RUM−千死蛮巧」は1ターンに1枚しか発動できず、
 このカードを発動するターン、
 自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
 (1):自分及び相手の墓地の同じランクのXモンスターを
 それぞれ1体以上対象として発動できる。
 そのモンスターよりランクが1つ高い、
 「CNo.」モンスターまたは「CX」モンスター1体を
 エクストラデッキから特殊召喚し、
 対象のモンスターを下に重ねてX素材とする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:4/21発売のVJより

 [[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]]で登場する[[通常魔法]]。~
 [[お互い]]の[[墓地]]から[[ランク]]の同じ[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ素材]]として[[ランク]]が1つ上の[[エクシーズモンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 [[墓地]]の[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ素材]]とするため[[カード]]消費はこの1枚で済み、特定の[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ素材]]とした場合に得られる[[効果]]の適用もさせやすい。~
 更に相手の[[エクシーズモンスター]]も[[墓地]]から素材にするため再利用も防げ、相手も何らかの[[墓地]]利用を狙っているなら影響力はより大きくなる。~

 しかし、[[自分]]と[[相手]]の[[墓地]]に同じ[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]が存在しなければ[[発動]]自体できず、相手の[[デッキ]]によっては[[発動条件]]が揃わない場合もある。~
 [[【ガガガ】]]のように複数の[[ランク]]を使い分ける[[デッキ]]なら相手に合わせられるが、狙って動けない上に[[エクストラデッキ]]が圧迫されるため現実的ではない。~
 [[ランク]]4は遭遇する確率が高いので、自分は[[ランク]]4[[デッキ]]を使い、[[ランク]]5の[[CNo.]]を用意しておけばある程度は[[発動]]しやすくなる。~
 ただし、相手を[[墓地]]以外へ送る処理をすると使えないため、自分は[[《鳥銃士カステル》]]などを使用せず相手にも使用させない動きが要求されてくるのも難点。~

 また、[[特殊召喚]]制限も厳しく、出した[[モンスター]]を即座に[[除去]]されると、この[[ターン]]の行動は大きく制限される。~
 よって、[[耐性]]を持つものや、他に[[モンスター]]を並べられなくても単独で制圧しやすい性能のものが優先される。~
 同じく相手依存かつ2つ以上の[[エクシーズ素材]]を持たせられる点から、[[ランク]]さえ噛み合えば[[《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》]]のような普通は使いづらい[[効果]]へいきなり繋ぐ道も開ける。~
 ただし、そのような大味なものは決まれば[[デメリット]]の範囲内でも大きく切り込めるものの、そうでない場合が腐るため、やはり使いづらいこの[[カード]]で狙うには適しづらい。~

 [[手札]]1枚で[[特殊召喚]]できる[[RUM]]には他に[[《RUM−七皇の剣》]]が存在する。~
 あちらも特殊な[[発動]]制限を持ち通常[[ドロー]]以外では使えない運頼みの[[カード]]であるが、こちらと違い条件が全て自分の側になっている。~
 こちらも相手が条件を満たせる[[デッキ]]かは運頼みのようなものであり、[[墓地]]には送りつけも使えず、[[デメリット]]もあることからあちらより扱いづらい。~
 こちらを使うならば、[[サイドデッキ]]に入れ、[[相手]]の[[デッキ]]を把握したうえで[[マッチ]]2戦目以降に投入するといった役割になるだろう。~
 当然ながら、[[墓地]][[メタ]]のためだけに[[エクストラデッキ]]を割くのは割に合わず、最初から[[CNo.]]を用いる[[デッキ]]であることが基本となる。~


-各種[[RUM]]と異なり[[エクシーズ召喚]]扱いではないため、[[蘇生]]等はできない。~
そのため、[[ランク]]と強力な[[効果]]から筆頭となるであろう[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]とは相性が悪い。~

-「admire」は英語で「〜を褒め称える」の意味。~
千死蛮巧は音読みすると「せんしばんこう」となるが、日本語には同音の四字熟語が「千紫万紅」「千思万考」と2つ存在する。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「ナッシュvsベクター」戦でベクターが使用。~
[[お互い]]の[[墓地]]にいる4体の[[カオス・オーバーハンドレッド・ナンバーズ>CNo.]]を[[エクシーズ素材]]として、《CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン》を[[エクシーズ召喚]]した。~

--アニメでは[[エクシーズ召喚]]に必要な数だけ[[CNo.]]を選択でき、それらを[[ランク]]+1の[[レベル]]を持つ[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]する[[効果]]だった。~
[[フィールド]]の[[モンスター]]も[[エクシーズ素材]]として[[対象]]にできたが、[[対象]]とできるのも[[特殊召喚]]できるのも[[CNo.]]のみとなっていた。~
また、[[特殊召喚]]は[[エクシーズ召喚]]扱いであり、「ランクアップして[[エクシーズ召喚に成功した]]場合」の[[効果]]を[[発動]]できるという[[効果]]もあった。 

--[[イラスト]]に描かれている紋章は、[[バリアンの力>《RUM−バリアンズ・フォース》]]とは異なる、ドン・サウザンドの力を象徴した紋章である。~
また、各部にある七色の光はバリアン七皇それぞれの力を示したものである。
//余談だが設定資料によると、この紋章には「バリアンズシール」という名称がある。


//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#w6b98292]
-[[RUM]]
-[[CNo.]]
-[[CX]]

//―《RUM−千死蛮巧》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#q8c8fa19]
-[[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]] CPL1-JP043 &size(10){[[Ultra]],[[Collectors]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。