*《&ruby(スピードロイド){SR};パッシングライダー/Speedroid Passinglider》 [#top] ペンデュラム・効果モンスター 星5/風属性/機械族/攻2200/守2000 【Pスケール:青3/赤3】 (1):1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、 「スピードロイド」チューナー1体を墓地へ送って発動できる。 ターン終了時まで、墓地へ送ったそのモンスターの元々のレベル分だけ このカードのPスケールを上げる、または下げる(最小1まで)。 【モンスター効果】 「SRパッシングライダー」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。 (1):お互いのフィールドにモンスターが存在しない場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):このカードがアドバンス召喚に成功した時、 自分の墓地のレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手は他の「スピードロイド」モンスターを攻撃対象に選択できない。 [[Vジャンプ(2016年12月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2016]]で登場した[[風属性]]・[[機械族]]の[[上級>上級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~ [[墓地へ送った>墓地へ送る]][[スピードロイド]][[チューナー]]の[[レベル]]分[[ペンデュラムスケール]]を変更する[[ペンデュラム効果]]、自身を[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]、[[アドバンス召喚に成功した]]時に[[下級>下級モンスター]][[スピードロイド]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]、他の[[スピードロイド]]を[[攻撃対象]]にできなくする[[永続効果]]を持つ。~ [[ペンデュラム効果]]は[[ペンデュラムスケール]]を変更する[[効果]]。~ [[スピードロイド]][[チューナー]]は現状[[レベル]]が1〜4しかいないため、変更後の[[スケール>ペンデュラムスケール]]は最小で1、最大で7と幅が狭い。~ [[スピードロイド]][[ペンデュラムモンスター]]には[[ペンデュラムスケール]]1の[[《SRビーダマシーン》]]、[[ペンデュラムスケール]]6の[[《SRヘキサソーサー》]]、[[風属性]]しか[[ペンデュラム召喚]]できなくなる[[デメリット]]が気にならないなら[[ペンデュラムスケール]]8の[[《SRドミノバタフライ》]]が存在するため、[[ペンデュラムスケール]]目的で[[【スピードロイド】]]に採用する意義は乏しい。~ [[スピードロイド]][[チューナー]]は[[手札]]から[[特殊召喚]]する手段が少なく、[[墓地]]から[[特殊召喚]]する手段が多いため、[[手札]]から[[墓地へ送る]]手段としての活用は考えられるが、[[《SRドミノバタフライ》]]なら[[チューナー]]以外でも良く、[[除外]]された[[カード]]の回収も可能。~ [[【スピードロイド】]]では自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]や[[召喚]]時に[[発動]]する[[効果]]を持つ[[モンスター]]が多く、有用な[[スピードロイド]][[モンスター]]は[[レベル]]3以下に多いため、この[[カード]]を利用した[[ペンデュラム召喚]]に頼る必要はあまりない。~ [[手札コスト]]にできる[[カード]]が限定されている関係上、少数の[[スピードロイド]]を他に[[出張]]する[[デッキ]]でもこの[[効果]]を活かしづらく、[[手札コスト]]のある[[ペンデュラム効果]]を持つ[[モンスター]]でも良い。~ (1)の[[モンスター効果]]は自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]。~ [[《SRベイゴマックス》]]を除けば、非[[チューナー]]を[[特殊召喚]]するには何かしらの条件が必要な[[スピードロイド]]では[[先攻]]1[[ターン]]目に[[シンクロ召喚]]に繋げやすくはなる。~ ただし、[[自分]][[フィールド]]だけでなく[[相手]][[フィールド]]も[[モンスター]]が存在しないことを条件とするため、[[先攻]]1[[ターン]]目以外では使いづらい。~ また、[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[《SRベイゴマックス》]]と条件が被っており、優先して[[特殊召喚]]はしにくい。~ この[[効果]]は[[先攻]]1[[ターン]]目か、[[全体除去]]からの立て直し時などに狙い、基本的には[[特殊召喚]]が容易な[[スピードロイド]]を併用し、(2)の[[効果]]を狙って[[アドバンス召喚]]をした方が良いか。~ (2)の[[モンスター効果]]は[[アドバンス召喚]]成功時、[[墓地]]の[[スピードロイド]]1体を[[特殊召喚]]する[[効果]]。~ [[リリース]]したのが[[スピードロイド]]ならその[[モンスター]]を[[蘇生]]することで実質的に[[リリース]]なしで[[召喚]]できることになる。~ ただ、単に[[スピードロイド]]を[[蘇生]]させたいならば、[[下級モンスター]]の[[《SRダブルヨーヨー》]]の方が使いやすい場合が多い。~ 勝る点は、[[レベル]]5なので[[レベル]]3の[[スピードロイド]][[チューナー]]を[[蘇生]]すればそのまま[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]ができる点、[[レベル]]4の[[スピードロイド]]も[[蘇生]]できる点である。~ 前者は3枚消費して[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]をすることになるので、適当な[[モンスター]]を[[特殊召喚]]してから[[《SRダブルヨーヨー》]]を[[召喚]]し、[[《SR赤目のダイス》]]を[[蘇生]]して[[レベル]]を操作すれば大抵は事足りる。~ 後者は[[《SRパチンゴーカート》]]や[[《SRシェイブー・メラン》]]が[[蘇生]]できるので、それらの[[効果]]を使いそのまま[[戦闘]]をこなすことが考えられる。~ だが大量展開に絡み難いそれらが[[スピードロイド]]で使われることは少なく、他の[[レベル]]4[[モンスター]]は[[特殊召喚]]すると[[効果]]が使えないのであまり[[メリット]]とはならない。~ (3)は他の[[スピードロイド]][[モンスター]]を[[攻撃対象]]にできなくする[[効果]]。~ この[[カード]]自体はそこまで[[ステータス]]が高いわけでもないため、簡単に突破されやすく、あくまでオマケと思った方が良い。~ 一応、この[[モンスター]]を2体、[[自分]][[フィールド]]に[[表側表示]]で並べれば、[[相手]]の[[攻撃]]をある程度封じることもできる。~ [[ペンデュラム召喚]]を扱う[[デッキ]]に複数枚この[[カード]]を入れているならできる機会もあるだろう。~ [[【スピードロイド】]]は基本的に[[ペンデュラム召喚]]せず、[[墓地]]活用が重要な[[デッキ]]のため、[[墓地]]へ送られないこの[[カード]]との相性は悪い。~ [[ペンデュラムモンスター]]を併用する[[【音響SR】>【スピードロイド】#sound]]で[[ペンデュラム召喚]]により[[シンクロ素材]]として活用できるかという程度である。~ また、[[《SRベイゴマックス》]]の[[特殊召喚]]から[[サーチ]]し、即座に[[アドバンス召喚]]できるため、[[【帝王】]]であれば[[《帝王の開岩》]]の[[トリガー]]になる。~ [[《帝王の開岩》]]で[[《天帝アイテール》]]を[[サーチ]]し、自身の[[効果]]で[[《SRベイゴマックス》]]を[[蘇生]]して[[《天帝アイテール》]]の[[リリース]]要員を工面するといった動きが可能。~ [[《SRベイゴマックス》]]を経由せず[[手札]]に来てしまった場合も、状況にもよるが(1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]して[[リリース]]の確保に使える。~ ただしこの[[カード]]は[[ペンデュラムモンスター]]であるため、[[エクストラデッキ]]が0枚であることを要求する[[帝王]]とは[[アンチシナジー>シナジー]]となる。~ -[[スピードロイド]]では初となる[[ペンデュラムモンスター]]であり、[[メインデッキ]]に入る[[レベル]]5以上の[[スピードロイド]]もこの[[カード]]が初である。~ -名前は「パッシング」+「グライダー」か。~ パッシングとは、乗り物のライトをハイビームに切り替えることで合図を送る行為を指す。 -原作・アニメにおいて―~ 漫画ARC-Vの「ユーゴvs蓮」(1戦目)でユーゴが使用。~ [[先攻]]1[[ターン]]目で[[通常召喚]]され、返しの[[ターン]]に[[《白闘気海豚》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]を半減されるが、[[罠カード]]《バリアガム》によって[[戦闘破壊]]を防ぐ。~ 次のユーゴの[[ターン]]で[[《SRドミノバタフライ》]]と共に[[《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~ その後、[[永続罠]]《シンクロ・パニック》で[[《SRドミノバタフライ》]]と共に[[破壊]][[耐性]]を得て[[攻撃表示]]で[[蘇生]]され、自身の[[効果]]で[[攻撃対象]]を誘導した。~ 最終的に[[《ペンデュラム・シフト》]]で[[《SRドミノバタフライ》]]共々[[ペンデュラムゾーン]]に置かれ、[[《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》]]の[[ペンデュラム召喚]]を可能にした。~ 「ユーゴvs蓮」(2戦目)では、[[《SRドミノバタフライ》]]と共に[[ペンデュラム召喚]]され、直後に[[《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~ --漫画では (1)の[[モンスター効果]]は[[通常召喚]]扱いだった。~ --本来[[ペンデュラムモンスター]]は[[シンクロ素材]]になった際に[[エクストラデッキ]]に加わるはずだが、この[[カード]]は[[《SRドミノバタフライ》]]と共に[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]ている。~ [[墓地へ送られる>墓地へ送られた]][[効果]]を持つ[[ペンデュラムモンスター]]だった可能性もあるが、[[自己再生]]した際に[[チューナー]]となる[[モンスター]]群を使う蓮に対し、「[[モンスター]]の特性を変化させるのはお前だけの専売特許じゃない」と発言した上で[[《ペンデュラム・シフト》]]を[[発動]]している。~ 台詞の流れから考えると、元々[[ペンデュラムモンスター]]ではなかったものが[[《ペンデュラム・シフト》]]で[[ペンデュラムモンスター]]扱いになった可能性が高いと思われるが、「ユーゴvs蓮」(2戦目)でも、[[エクストラデッキ]]に加わっていない。~ いずれにせよ詳細は不明である。~ ---世界観は異なるが、アニメARC-Vでは[[《星読みの魔術師》]]・[[《時読みの魔術師》]]・[[《オッドアイズ・ドラゴン》]]が[[デュエル]]中に[[ペンデュラムモンスター]]へと変異する現象が起きている。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[スピードロイド]] -[[ロイド]] -[[《Emスティルツ・シューター》]] -[[《こけコッコ》]] -[[召喚成功時にモンスターを蘇生する効果>蘇生#lift]] //―《SRパッシングライダー》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[Vジャンプ(2016年12月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2016]] VJMP-JP123 &size(10){[[Ultra]]}; //**FAQ [#faq] //***(1)の効果について [#faq1] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《SRパッシングライダー》,モンスター,ペンデュラムモンスター,効果モンスター,星5/風属性/機械族/攻2200/守2000,スケール3,スピードロイド,ロイド);