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 永続魔法
 (1):このカードの発動時の効果処理として、
 デッキから「Sin World」1枚を発動できる。
 この効果で発動したカードがフィールドゾーンに存在する限り、
 お互いにフィールドゾーンのカードを効果の対象にできない。
 (2):「Sin」モンスターの持つ、
 「「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない」効果は、
 「「Sin」モンスターは1種類につきフィールドに1体しか表側表示で存在できない」として適用される。
 (3):バトルフェイズの間だけフィールドの「Sin」モンスターの効果は無効化される。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1086956508275924993

 [[20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION]]で登場する[[永続魔法]]。~
 [[発動]]時に[[《Sin World》]]を[[デッキ]]から[[発動]]し、その[[カード]]に[[耐性]]を付与する[[効果]]、[[Sin]][[モンスター]]共通の[[デメリット]]の内容を変更する[[効果]]、[[バトルフェイズ]]中[[Sin]][[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[発動]]時に[[《Sin World》]]を[[デッキ]]から[[発動]]し、[[対象]][[耐性]]を付与する[[効果]]。~
 [[フィールド魔法]]が必須の[[【Sin】]]においては事故の危険性を下げつつ[[フィールド魔法]]の維持に貢献してくれる[[効果]]である。~
 [[サーチ]]ではなく直接[[発動]]するため[[《灰流うらら》]]や[[《ライオウ》]]に妨害されないのも[[メリット]]。~

 (2)は[[Sin]]共通の[[デメリット]]を「[[Sin]]は''1種類につき''[[フィールド]]で1体しか[[表側表示]]で存在できない」という内容に変更する[[効果]]。~
 これにより[[【Sin】]]最大の弱点であった[[モンスター]]の展開力不足が大幅に改善され、複数の[[Sin]]を並べる事も容易である。~
 [[レベル]]8または10の[[Sin]]を並べれば高[[ランク]]の[[エクシーズ召喚]]も可能である。~
 [[レベル]]10の[[Sin]]を2体並べて両者の[[直接攻撃]]が決まれば[[1ターンキル]]、[[相手]][[ライフ]]が残っても2000以下ならば[[メインフェイズ]]2に[[《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》]]を出すことでトドメとなる。~

 (3)は[[バトルフェイズ]]中[[Sin]][[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]。~
 [[Sin]]共通の[[デメリット]]である他の[[モンスター]]の[[攻撃]]制限が無くなるため、(2)で複数の[[Sin]]を並べた場合でも一斉[[攻撃]]が可能となる。~
 基本的には[[メリット]]だが、[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]の[[除去]][[効果]]と[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]の[[フィールド魔法]]を守る[[効果]]まで[[無効]]になる点は意識しておきたい。~
 特に後者は(1)の[[効果]]で[[発動]]したものでない[[フィールド魔法]]に対して[[《サイクロン》]]等を使われると、[[バトルフェイズ]]終了とともに(2)で並べた[[Sin]][[モンスター]]が全滅する羽目になってしまう。~
 尤もこのカードを使えば(1)の[[効果]]で[[耐性]]を付与された[[《Sin World》]]を用意できる為、基本的には[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を使う場合のみ[[デメリット]]となると覚えておけば良いだろう。~
//無効になっているので自壊もしないし、そもそもサイクロンに対しては(1)の効果によりフィールド魔法は守られている。
//(1)の効果で発動したものでなければ守られない

 総じて3つの[[効果]]全て(特に(2)の[[効果]])が[[【Sin】]]の弱点を補ってくれる[[カード]]であり、[[【Sin】]]では優先的に採用したい。~
 それ故に特に[[耐性]]の無い[[永続カード]]であるこの[[カード]]自身が[[除去]]の的になりやすい点に注意。~
 (2)で複数の[[Sin]][[モンスター]]を並べ終わったタイミングでこの[[カード]]を[[除去]]されると、1体を除いて全て失うため大きな[[ディスアドバンテージ]]となってしまう。~
 余りがちな[[召喚権]]を[[《カードガード》]]等に割り当ててこの[[カード]]を守る事も考慮して良い。~


-[[テキスト]]通りに解釈すると(2)の[[効果]]は[[相手]]にも[[適用]]される事になる。~
[[【Sin】]]の[[ミラーマッチ]]における有効な戦術であった「先に[[Sin]][[モンスター]]を出すことで[[相手]]の展開を封じる」という手段はとれなくなる。~

-劇場版『遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜』には登場していない[[Sin]][[カード]]。~
劇場版の[[Sin]][[モンスター]]は[[OCG]]における展開制限や[[攻撃]]制限が無く、代わりに[[《Sin World》]]が必須であった。~
この[[カードの効果]]は劇場版の性能を疑似的に再現しており、(1)で[[《Sin World》]]を用意しつつ(2)(3)で複数の[[Sin]]を並べての一斉[[攻撃]]が可能となっている。~
ちなみに劇中の[[Sin]][[モンスター]]は1種類につき1枚しか登場しなかったため、(2)はその点も再現している。~

--[[イラスト]]は劇中におけるパラドックスの2[[ターン]]目を意識したものだろう。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[Sin]]

-[[《Sin World》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《Sin レインボー・ドラゴン》]]

-[[《Sin World》]]

//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION]] 20TH-JPC16 &size(10){[[Secret]],[[20th Secret>Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《Sin Territory》,魔法,永続魔法,Sin);