*《&ruby(シン){Sin}; スターダスト・ドラゴン/Malefic Stardust Dragon》 [#m355015a]
 効果モンスター
 星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
 このカードは通常召喚できない。
 自分のエクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体を
 ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
 「Sin」と名のついたモンスターは
 フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 このカードが表側表示で存在する限り、
 自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 表側表示で存在するフィールド魔法カードは効果では破壊されない。

 [[Vジャンプ(2010年3月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[Vジャンプ(2010年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2010]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[Sin]]共通の3種の[[デメリット]][[効果]]と、[[エクストラデッキ]]の[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[除外]]する事で[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]、[[フィールド魔法]]を[[破壊]]から守る[[永続効果]]を持つ。~

 [[エクストラデッキ]]から[[モンスター]]を[[除外]]するので、[[メインデッキ]]を圧迫せずにこの[[モンスター]]を採用できる。~
 [[フィールド魔法]]さえあれば簡単に[[特殊召喚]]でき、他の[[Sin]][[モンスター]]より[[手札事故]]が起きにくいのは大きな利点である。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]自体が実用性の高い[[シンクロモンスター]]であるため、[[シンクロ召喚]]を行う[[デッキ]]であれば[[エクストラデッキ]]に投入しても邪魔にはならないだろう。~

 [[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]を行う[[デッキ]]の場合、[[除外]]することで[[シンクロ召喚]]可能な数が減る点には注意。~
 [[除外]]された[[《スターダスト・ドラゴン》]]の再利用は困難のため、いっそこの[[カード]]専用と割り切って[[エクストラデッキ]]に[[《スターダスト・ドラゴン》]]を入れるのも手である。~
 一番現実的な再利用方法は、[[《平行世界融合》]]で[[《E・HERO Great TORNADO》]]の[[融合素材]]にしてしまうことだろうか。~

 [[メリット]][[効果]]が少ない[[Sin]]の中では珍しく、[[フィールド魔法]]を[[カードの効果]]による[[破壊]]から守る[[効果]]を持っている。~
 同じく[[メインデッキ]]を圧迫せず、高い[[攻撃力]]を持つ[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]に対する優位点となるのがこの部分である。~
 これにより自身の[[自壊]][[デメリット]]も軽減する事ができ、他の[[Sin]]よりも場持ちが良い。~
 [[フィールド魔法]]を軸にした[[デッキ]]では簡単に[[特殊召喚]]できる上にその[[フィールド魔法]]の[[破壊]]を防げるため、採用する価値は十分にあるだろう。~
 ただ、[[バウンス]]や[[除外]]等には無力である。~

 その他にも、容易に[[特殊召喚]]できる高[[レベル]][[ドラゴン族]]のため[[《トライデント・ドラギオン》]]の[[シンクロ素材]]としての運用も検討できる。~
 [[《トレード・イン》]]や[[《闇の誘惑》]]、[[《Sin パラドクス・ドラゴン》]]の素材にも対応しており、多岐に渡り活躍できることから[[Sin]]では重要なポジションだと言える。 ~

-[[特殊召喚モンスター]]だが[[《Sin 青眼の白龍》]]等と違い「のみ」と書かれているため、[[蘇生制限]]を満たしても一切の[[蘇生]]や[[帰還]]ができない。~
また、この[[カード]]を[[特殊召喚]]するために[[除外]]した[[《スターダスト・ドラゴン》]]は[[蘇生制限]]を満たしてないので[[帰還]]できない。~
[[墓地に戻せば>墓地に戻す]][[《ミラクルシンクロフュージョン》]]等による[[融合召喚]]の素材には利用できる。~

-[[フィールド魔法]]を守ることができる性質上、[[《地縛神 Chacu Challhua》]]と組んでみるのもなかなか面白い。~
[[《地縛神 Chacu Challhua》]]の場合は、[[攻撃]]しなくても[[相手]]に[[ダメージ]]を与えることができる。~
また[[《地縛神 Chacu Challhua》]]の[[バトルフェイズ]]を行わせない[[効果]]により、この[[カード]]は[[戦闘破壊]]されないので相性は抜群である。~
対して、他の[[地縛神]]は同じ[[カテゴリ]]ながら、この[[カード]]の[[攻撃]]不可の[[デメリット]]がネックとなり、あまり相性は良くない。~
しかし[[《フィールドバリア》]]の代わりとして投入することも十分検討できる。~

-[[《E・HERO ストーム・ネオス》]]と組み合わせることで、[[《ネオスペース》]]を巻き込まずに毎[[ターン]][[効果]]を[[発動]]させることが可能である。~
もっとも、[[トリプルコンタクト融合>コンタクト融合]]の手間を考えれば[[《ネフティスの鳳凰神》]]の方がお手軽である。~

-上記のとおり[[汎用性]]が高いが、現在は[[絶版]]である。~
しかし、[[書籍付属カード]]としては珍しく[[プロモカード]]で2度も再録されているので、中古市場で探せば入手は難しくない。~
//また、韓国版の[[デュエリストパック]]のセットでは[[シークレットレア>Secret]]として収録されているので言語を気にしない人は入手しておいて損はない。~

-[[イラスト]]では[[《スターダスト・ドラゴン》]]とほぼ左右反対のポーズをしている。~

-原作・アニメにおいて―~
劇場版『遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜』における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦にてパラドックスが使用。~
遊星から奪った[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[特殊召喚]]された。~
その際、通常の[[《スターダスト・ドラゴン》]]に[[Sin]][[モンスター]]の特徴である白黒の鎧らしき物が装備される演出がなされた。~
すぐに[[《Sin パラレルギア》]]と共に[[《Sin パラドクス・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~
パラドックスの[[バトルフェイズ]]中には[[速攻魔法]]《Sin Cross》によって[[召喚条件]]を無視して[[蘇生]]され、[[直接攻撃]]で止めを刺そうとしたが[[《クリボー》]]に阻まれた。~
[[エンドフェイズ]]時には《Sin Cross》の[[効果]]でゲームから[[除外]]された。~

--作中では[[Sin]]特有の[[効果]]に加え、[[《スターダスト・ドラゴン》]]と同じ[[効果]]を持っていた。
//来場者に配布された下敷きより

--[[《スターダスト・ドラゴン》]]の派生[[モンスター]]ではあるが、遊星はこの[[カード]]に対して「よくもこんな姿に!」と憤慨している。~
この辺りは[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]に通じるものがある。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#o7ec93ff]
-[[Sin]]
-[[スターダスト]]

-[[《スターダスト・ドラゴン》]]

-[[《フィールドバリア》]]

//―《Sin スターダスト・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#vc94ce5b]
-[[【Sin】]]

**収録パック等 [#of085b4d]
-[[Vジャンプ(2010年3月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP047 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ジャンプフェスタ2011 プロモーションカード>プロモカード#s0164bcf]] JF11-JP006 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[プロモーションパック2>プロモカード#i5104bbd]] PR02-JP006
-[[Vジャンプ(2010年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2010]] VJMP-JP047 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ジャンプフェスタ2011 プロモーションカード>プロモカード#JF11]] JF11-JP006 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[プロモーションパック2>プロモカード#PR02]] PR02-JP006

**FAQ [#x5be7388]
―共通[[効果]]に関しては[[Sin]]を参照。~

Q:この[[カード]]が正規[[召喚]]した後に[[墓地へ送られた]]場合、[[《死者蘇生》]]等によって[[蘇生]]することはできますか?~
A:いいえ、できません。(12/07/21)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=8865

Q:この[[カード]]と[[フィールド魔法]]が存在している状態で、[[《裁きの龍》]]等で[[全体除去]]を[[発動]]した場合、[[フィールド魔法]]は[[フィールド]]に残りますか?~
A:はい、[[フィールド魔法]]は残ります。(10/01/29)

Q:《Sin スターダスト・ドラゴン》と[[フィールド魔法]]が[[表側表示]]で存在している時、新たに[[フィールド魔法]][[カード]]を[[発動]]・[[セット]]する事はできますか?~
A:はい、できます。~
  [[フィールド魔法]][[カード]]の上書きによる[[フィールド魔法]][[カード]][[破壊]]は、ルール上の[[破壊]]です。~
  この場合、《Sin スターダスト・ドラゴン》の持つ[[フィールド魔法]][[カード]]の[[破壊]]を防ぐ[[効果]]は[[適用]]されません。(10/02/10)

Q:《Sin スターダスト・ドラゴン》と[[フィールド魔法]]が[[表側表示]]で存在している時、[[相手]]が[[発動]]した新たな[[フィールド魔法]][[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《妖精の風》]]を発動した場合、どちらの[[フィールド魔法]]が[[フィールド]]に残りますか?~
A:両方の[[フィールド魔法]]が《Sin スターダスト・ドラゴン》の[[永続効果]]により[[破壊]]されず、[[フィールド魔法]]以外の[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]が[[破壊]]された後、新たな[[フィールド魔法]]に上書きされます。(10/04/11)

Q:この[[カード]]と[[フィールド魔法]]が存在している状態で、[[《巨竜の羽ばたき》]]を[[発動]]した場合、[[フィールド魔法]]は[[フィールド]]に残りますか?~
A:《Sin スターダスト・ドラゴン》の[[効果]]が[[適用]]されているため、[[フィールド魔法]]は[[破壊]]されません。(11/07/08)

Q:この[[カード]]が存在しているとき[[フィールド魔法]]を[[対象]]に[[《サイクロン》]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、可能です。(10/09/09)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。