*《&ruby(シン){Sin}; パラドクス・ドラゴン/Malefic Paradox Dragon》 [#t6b210eb]
 シンクロ・効果モンスター
 星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
 「Sin パラレルギア」+チューナー以外の「Sin」と名のついたモンスター1体
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 自分または相手の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
 「Sin パラドクス・ドラゴン」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 フィールド上に表側表示で「Sin World」が存在しない場合、このカードを破壊する。

 [[遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜 MOVIE PACK]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[《Sin World》]]がなければ[[自壊]]する[[デメリット]]と、[[同名カード]]が[[フィールド]]に1体しか存在できない[[デメリット]]、[[シンクロ召喚]]成功時に[[シンクロモンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~

 [[《Sin パラレルギア》]]の性質上[[シンクロ召喚]]すること自体はそこまで難しくはない。~
 ただし、専用[[フィールド魔法]]の[[《Sin World》]]がないと[[自壊]]するため他の[[Sin]]よりも若干扱いにくくなっている。~
 [[《Sin World》]]以外の[[フィールド魔法]]が存在する時に[[シンクロ召喚]]や[[蘇生]]から[[自壊]]する事で、即座に[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]に繋げる事が可能。~

 [[ステータス]]は高いが、[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]などがより少ない[[手札]]消費で同じ[[攻撃力]]を出せるため、この[[カード]]の優先度は高くない。~
 ただ、他の[[モンスター]]の[[攻撃]]制約はないので差別化はできる。~
 また、このカード自身[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を除いた[[蘇生]]可能な[[Sin]][[モンスター]]の中では最高の打点を持っている。~
 他の[[Sin]][[モンスター]]と比べて出し辛さの代わりに爆発力を持った[[カード]]といえるかもしれない。~
 一応、自身も[[シンクロモンスター]]のため、[[効果]]こそ使用できないが[[《星屑のきらめき》]]に対応している。~

 [[シンクロモンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つが、[[【Sin】]]は[[シンクロ召喚]]することはあまりない。~
 [[自分]]から[[シンクロモンスター]]を用意する場合、[[《スター・ブラスト》]]を使用するか、[[《Sin パラレルギア》]]以外の[[シンクロ召喚]]手段が必須となる。~
 そのため、この[[効果]]を活用するには専用の構築を組むことが望ましいだろう。~
 そうでなければ、せいぜい[[相手]]の[[シンクロモンスター]]を[[蘇生]]できればラッキーという程度に思えばよい。~

 [[【サイバー・ダーク】]]なら活躍することができるだろう。~
 [[《Sin パラレルギア》]]は[[サイバー・ダーク]]と同じ[[闇属性]]・[[機械族]]なのでサポートを共有することができる。~
 この[[カード]]自身も高[[攻撃力]]の[[ドラゴン族]]なので[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]候補として十分である。~
 [[【サイバー・ダーク】]]には[[《ブラック・ボンバー》]]などの[[チューナー]]が採用されるので[[シンクロモンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]も活きてくる。

-[[《Sin パラドクス・ドラゴン》]]以外の[[Sin]]とは並べられる[[効果]]だが、[[《Sin パラレルギア》]]以外の[[Sin]]の[[効果]]により結果的に並べられない。~
通常は[[《Sin パラレルギア》]]を出したところで続けて[[シンクロ召喚]]することはできないが、[[《ヒーロー・マスク》]]で[[カード名]]を変更すれば2体目を出すことも不可能ではない。~
また、[[《スキルドレイン》]]を発動中ならば先に[[Sin]]モンスターを召喚していればこのカードとその[[Sin]]モンスターを並べることも一応可能である。

-「『[[Sin]]』と名のついた[[モンスター]]は[[フィールド]]上に1体しか[[表側表示]]で存在できない。」ではなく「『Sin パラドクス・ドラゴン』は[[フィールド]]上に1体しか[[表側表示]]で存在できない。」となっているのは、前者ではルール的にこのカードの[[シンクロ召喚]]が行えなくなってしまうので、それを防ぐための措置だろう。~
(もし前者だと、[[Sin]]と名のつく[[《Sin パラレルギア》]]が存在しているのに新たな[[Sin]]を[[召喚]]しようとしていることになるため。)

-[[《Sin World》]]が存在しない場合にこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]しても、[[シンクロモンスター]]の[[蘇生]][[効果]]を[[発動]]できる。(11/02/26)~
そのため、いざというときに[[シンクロモンスター]]の[[蘇生]][[カード]]として使用することができる。

-原作・アニメにおいて―~
劇場版『遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜』における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦にてパラドックスが使用。~
[[《Sin パラレルギア》]]と[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
自身の[[効果]]によって[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]時に[[墓地]]に送られた[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]した。~
最終的に[[魔法カード]]《黒・魔・導・双・弾》によって[[攻撃力]]をアップさせた[[《ブラック・マジシャン》]]に[[戦闘破壊]]され、[[罠カード]]《Sin Paradigm Shift》の[[発動]][[トリガー]]となった。~

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「次元の裂け目から生まれし闇、時を越えた舞台に破滅の幕を引け![[シンクロ召喚]]!《Sin パラドクス・ドラゴン》!」 

--この[[カード]]が[[シンクロ召喚]]される際、通常[[シンクロ召喚]]に見られる緑の輪が黒になっていた。

--劇中では[[シンクロ素材]]が「[[Sin]]と名のついた[[チューナー]]+[[チューナー]]以外の[[Sin]]と名のついた[[モンスター]]1体以上」であり、この[[カード]]が[[シンクロ召喚]]に成功した時、自分の[[墓地]]に存在する[[シンクロモンスター]]1体を[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]できる効果、この[[カード]]以外の[[自分]][[フィールド]]上に存在する[[シンクロモンスター]]の[[攻撃力]]の合計分、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]をダウンさせる[[効果]]を持っていた。~
//また、テキストには書かれていないが、[[戦闘破壊]]出来るモンスターがいるにも関わらず[[《スターダスト・ドラゴン》]]が[[攻撃]]を行わなかったため、[[特殊召喚]]した[[シンクロモンスター]]が[[攻撃]]出来ない制約を持っているとも思える。~
また、[[イラスト]]は黒と紫をベースに描かれており、OCGとポーズが異なっている。
//来場者に配布された下敷きより
//http://images2.wikia.nocookie.net/__cb20110227072718/yugioh/images/4/4a/MaleficParadoxDragon-JP-Anime-MOV2.png

--パラドックスがこのカードを使用した際は、《Sin ''パラドックス''・ドラゴン》と促音を入れて発音していた。~
//そのためそれが正しいと認識したのか、遊戯もこのカードの名を《Sin ''パラドックス''・ドラゴン》と呼んでいた。

--[[罠カード]]《Sin Paradigm Shift》の[[イラスト]]では、[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]と共に描かれている。~
 お互い背を向けあっているのは、真実(Truth)と逆説(Paradox)が、真逆でありながら表裏一体である二律背反(アンチノミー)の関係になっているのをあらわしていると思われる。~
//http://images1.wikia.nocookie.net/__cb20110227071356/yugioh/images/a/a1/MaleficParadigmShift-JP-Anime-MOV2.png

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#xfbe830c]
-[[Sin]]

-[[《Sin パラレルギア》]]

-[[《Sin World》]]

//―《Sin パラドクス・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#l0c43d63]
-[[遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜 MOVIE PACK]] YMP1-JP007 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#lff0d6b3]
Q:[[蘇生]]する効果は対象をとりますか?~
A:とります。(11/02/26)

Q:[[《Sin World》]]が存在しない時にこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]した場合、[[シンクロモンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]でき、[[特殊召喚]]する[[効果]]も[[適用]]されます。(11/02/26)

Q:[[《Sin World》]]が存在しない時にこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]し、[[自壊]]したこのカードを[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:はい、自身を[[対象]]に選択して[[特殊召喚]]できます。(11/02/27)

Q:[[自分]]の手札に[[機皇帝]]または[[手札]]・[[墓地]]に[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]が存在し、[[《Sin World》]]が存在しない時にこの[[カード]]を[[自分]]が[[シンクロ召喚]]した場合、[[機皇帝]]又は[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]と[[シンクロモンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は両方[[発動]]できますか?できる場合、どのような処理になりますか?~
A:[[シンクロモンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]がチェーン1、[[手札]]から[[機皇帝]]または[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]がチェーン2となります。~
  この場合、[[《王宮の弾圧》]]等はチェーン3以降にしか発動できません。~
  また、[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]が[[墓地]]に存在する場合、この[[カード]]と[[墓地]]の[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]の[[効果]]の[[発動]]を任意の順番で[[チェーン]]を組んで[[発動]]できます。(11/03/10)~
//A:[[調整中]]。(11/02/28)


Q:[[《スキルドレイン》]]等の[[効果]]で[[フィールド]]上で[[表側表示]]で存在する《Sin パラドクス・ドラゴン》の[[効果]]が[[無効]]になっている状態の時に、2体目の《Sin パラドクス・ドラゴン》を[[シンクロ召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[エクストラデッキ]]に存在する《Sin パラドクス・ドラゴン》の1体しか存在できない[[効果]]が[[無効]]になっていませんので2体目を[[シンクロ召喚]]できません。(11/02/26)

Q:[[自分]][[フィールド]]上に存在するこの[[カード]]と[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[裏側表示]]の時に[[《停戦協定》]]などの[[効果]]でこれらの[[モンスター]]が同時に[[リバース]]して[[表側表示]]になった場合、どちらの[[モンスター]]が[[破壊]]されますか?~
A:[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[自分]][[フィールド]]上に存在する場合、自分がこの[[カード]]か《Sin パラドクス・ドラゴン》かどちらかを選択して[[破壊]]します。~
  [[《Sin 青眼の白龍》]]が[[相手]][[フィールド]]上に存在する場合、《Sin パラドクス・ドラゴン》が[[破壊]]されます。(11/06/17)

Q:[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[表側表示]]で存在する時に、[[裏側表示]]のこの[[カード]]が[[リバース]]して[[表側表示]]になった場合、どちらの[[モンスター]]が[[破壊]]されますか?~
A:この[[カード]]の方が[[破壊]]されます。(11/02/28)
//A:[[《Sin 青眼の白龍》]]の方が自身の[[効果]]によって[[破壊]]されます。(11/02/26)

Q:このカードが[[表側表示]]で存在する時に、[[裏側表示]]の[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[リバース]]して[[表側表示]]になった場合、どちらの[[モンスター]]が[[破壊]]されますか?~
A:[[《Sin 青眼の白龍》]]の方が自身の[[効果]]によって[[破壊]]されます。(11/02/26)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。