TG(テックジーナス) ハイパー・ライブラリアン/T.G. Hyper Librarian》

シンクロ・効果モンスター(2020年4月1日から制限カード)
星5/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、
このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
自分はデッキから1枚ドローする。

 週刊少年ジャンプ(2011年2号) 付属カードで登場した闇属性魔法使い族シンクロモンスター
 シンクロモンスターシンクロ召喚に成功した場合にドローする誘発効果を持つ。

 他のモンスターシンクロ召喚に成功した場合にドローする効果を持つため、シンクロ召喚を多用するデッキと相性が良い。
 ドローによってシンクロ召喚で消費したカードを補充でき、更なるシンクロ召喚への足がかりにできる。
 特に《フォーミュラ・シンクロン》とは相性が良く、《フォーミュラ・シンクロン》シンクロ召喚で1枚、自身の効果で1枚、更なるシンクロ召喚で1枚と大量ドローを行うことが可能である。
 ただ、モンスター効果の性質上、フィールドモンスターを並べる必要があるため、《激流葬》などでモンスター除去されると大きなディスアドバンテージになる。

 相手シンクロ召喚時にも適用されるため、シンクロ召喚するデッキを相手にするとドローの機会は更に増える。
 しかし、シンクロ召喚しないデッキに対しては何の意味もなさず、シンクロ召喚するデッキについても、シンクロ召喚前に除去されればそれまでである。
 無論、その手段を常に持ち合わせているとは限らず、特に相手シンクロモンスター除去を頼っているデッキならば、ドロー効果発動できるチャンスは十分にある。
 とは言え、相手デッキに依存することに変わりはないため、シンクロ召喚の牽制やドローに繋がればラッキーくらいに考えておいた方が良いだろう。

 シンクロ素材縛りの無いレベル5のシンクロモンスターとしては比較的攻撃力が高めなのも魅力。

 しかし、シンクロモンスターチューナーの度重なる規制やエクシーズモンスターが繁栄している現在では、このカードの効果も活かしづらくなっている。
 新マスタールール以降は連続シンクロ召喚が難しくなり、このカードの効果で2枚以上ドローするにはそれなりの下準備が必要になってしまった。
 連続シンクロ召喚に特化したデッキでもなければ、エクストラデッキの枠の都合上《A・O・J カタストル》《幻層の守護者アルマデス》などの方が有用な場合が多い。
 前のようにどんなデッキにも入るようなカードとは言えず、デッキを選ぶようになったと言えるだろう。

 《水晶機巧−ハリファイバー》ならばリンク先を増やしつつチューナーを出せるため、複数のシンクロモンスターを並べてドローできる機会は作れる。
 あちらの(2)の効果での特殊召喚シンクロ召喚扱いとなるため、さらに1枚ドロー可能。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:誘発効果です。(10/12/13)

Q:ドローする効果処理時にこのカードコントロール相手に移っていた場合、ドローする効果はどちらのプレイヤー側で適用されますか?
A:シンクロ召喚を行った時に、このカードコントロールしていたプレイヤーが、デッキからカードドローする事ができます。(11/05/06)

Q:《緊急同調》《フォーミュラ・シンクロン》等の効果チェーンをして《リビングデッドの呼び声》等を発動し、このカードを特殊召喚しその後シンクロモンスターシンクロ召喚された場合、チェーン処理終了後にドローする効果は発動しますか?
A:はい、《緊急同調》等の効果処理時にこのカード表側表示で存在していれば、チェーン処理終了後にドローする効果発動します。(10/12/16)

Q:このカード表側表示で存在する時に同一チェーン上で《緊急同調》を2枚発動し、同一チェーン上でシンクロ召喚が2回行われた場合、チェーン処理終了後にドローする効果は2回発動しますか?
A:はい、その場合ドローする効果は2回発動します。(10/12/16)


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