*《&ruby(テックジーナス){TG}; ハルバード・キャノン/T.G. Halberd Cannon》 [#h7bb67bc]
 シンクロ・効果モンスター
 星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
 シンクロモンスターのチューナー1体+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
 このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
 1ターンに1度だけモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊する事ができる。
 このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
 自分の墓地に存在する「TG」と名のついた
 モンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。

 [[EXTREME VICTORY]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[シンクロ召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない[[召喚ルール効果]]、[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]、[[墓地へ送られた]]時に[[TG]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[シンクロ素材]]として3体もの[[シンクロモンスター]]を要し、[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]と並び最も[[シンクロ召喚]]が困難な[[カード]]と言える。~
 よって、この[[カード]]を[[シンクロ召喚]]するには専用[[デッキ]]の構築が望ましい。~

 前半の[[効果]]は、毎[[ターン]][[ノーコスト>コスト]]で[[《昇天の角笛》]]を[[使用]]できる[[効果]]。~
 [[《神の警告》]]等と異なり[[チェーンブロック]]を作る[[特殊召喚]]は[[無効化>無効]]できないものの、[[相手]]の戦力を大きく制限できる。~
 ただし、[[1ターンに1度]]の[[効果]]であり、[[特殊召喚]]を多用する[[デッキ]]を[[相手]]にする場合は完全な抑止力にはならない。~

 後半の[[効果]]は、自身が[[墓地へ送られた]]時に[[TG]]を[[蘇生]]する[[効果]]。~
 自身が[[除去]]されても自軍の[[モンスター]]を絶やさないので、追撃を回避しやすい。~
 ただし、[[バウンス]]や[[除外]]による[[除去]]では[[発動]]できず、[[チェーン]]2以降の[[除去]]で[[タイミングを逃す]]事もある。~
 [[セット]]故に自身の[[効果]]で[[無効]]にできず、[[タイミングを逃して>タイミングを逃す]][[TG]]の[[蘇生]]もできなくなる[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]は天敵。~

 最大の問題点は、同じ[[シンクロ素材]]でより強力な[[効果]]を持つ[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]が存在する点である。~
 あちらの方が与える[[ダメージ]]が多く、優秀な[[耐性]]を持ち、[[除外]]や[[バウンス]]でも後続が出せるため、まずあちらの方が優先される。~
 こちらは維持する事が[[アドバンテージ]]につながる[[効果]]なだけに、[[召喚]]系しか[[無効]]にできず、[[耐性]]が薄いのは致命的である。~
 [[TG]]の[[サポートカード]]や[[種族]]・[[属性]]などを活かすにせよ、[[素材>シンクロ素材]]の軽い[[《TG ブレード・ガンナー》]]の方が運用しやすい。

-[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[召喚]]をこの[[カードの効果]]で[[無効]]にできるので、[[機械族]]共通の天敵である[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]にもある程度[[耐性]]がある。~
ただし、[[蘇生]][[カード]]などでの[[特殊召喚]]には対応できず、その上[[融合素材]]として[[墓地へ送られた]]場合、[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]後続を[[特殊召喚]]できないので、天敵である事に変わりはない。~

-「ハルバード(Halberd)」は、[[《剣闘獣の闘器ハルバード》]]を参照。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsアンチノミー」戦でアンチノミーが使用した[[デルタアクセルシンクロモンスター>シンクロモンスター]]。~
[[《TG レシプロ・ドラゴンフライ &size(10){INX-1100};》>《TG レシプロ・ドラゴン・フライ》]]と[[《TG ハイパー・ライブラリアン &size(10){SCX-1100};》>《TG ハイパー・ライブラリアン》]]と[[《TG ワンダー・マジシャン &size(10){SCX-1000};》>《TG ワンダー・マジシャン》]]を[[シンクロ素材]]に[[デルタアクセルシンクロ召喚>シンクロ召喚]]された。~
アニメのみの[[効果]]により[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の[[除外]]を封じて[[攻撃力]]を下げ、更なる[[モンスター]]の展開も封じ、遊星を苦しめた。~
しかし、複数の[[コンボ]]により[[戦闘破壊]]には至れず、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の[[自爆特攻]]による[[バーン]][[コンボ]]の標的とされ、アンチノミーの[[ライフ]]を0とされた。~
[[デュエル]]終了まで[[フィールド]]に残っていたはずであるが、アンチノミーの[[ライフ]]が0になると同時に[[戦闘破壊]]されたかのように爆破炎上している。~
[[効果]]名は「クローズサモン」。

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「リミッター解放、[[レベル]]マックス!レギュレーターオープン・オールクリアー!無限の力よ!時空を突き破り、未知なる世界を開け!GO!デルタアクセル!カモン!《TG ハルバード・キャノン》!」。~
//字幕より。~

--アニメでの[[カード名]]は《TG ハルバード・キャノン &size(10){MAXXX-∞};》だった。~
コードナンバーは「''MA''CHINE」+「''XXX''」であるが、「''MAX''」と読むこともできる。~
--通常の[[攻撃]]は名前どおりハルバードとキャノンを複合した武器を変形させて照準を合わせ狙撃しているが、[[効果]][[破壊]]時は胸からのビームを放っている。~
[[フィールド]]を離れさせない[[効果]]の際には、1度[[除外]]された[[相手]]と同じ空間に入り込み、引きずり出す演出がなされた。~

--アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。~
 デルタアクセルシンクロ・効果モンスター
 星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
 シンクロチューナー+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊することができる。
 この効果はこのカードのシンクロ召喚の素材としたモンスターの数だけ行うことができる。
 このカードがフィールドを離れた時、エクストラデッキの
 「TG ブレード・ガンナー MAXX−10000」1体を自分フィールドに特殊召喚することができる。
 相手フィールド上に存在するモンスターが、カード効果によってフィールドを離れる場合
 その効果を無効にしてそのモンスターの攻撃力を800ポイントダウンさせる事ができる。
[[OCG]]化に際し、[[無効化>無効]][[効果]]の回数上限が無くなった代わりに、[[1ターンに1度]]の[[発動]]となった。~
また、後続も[[エクストラデッキ]]の[[《TG ブレード・ガンナー》]]ではなく、[[墓地]]の[[TG]]となり、[[除外]]・[[バウンス]]に対応できなくなった。~
後半の妨害[[効果]]は完全に削除されてしまっている。~

--アニメ中で実際に登場した唯一の[[デルタアクセルシンクロモンスター>シンクロモンスター]]である。(名前だけならば《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》なる[[モンスター]]が未来でZ-ONEが見ていたデータに登場している。)~
ただし、アニメの時点でも[[OCG]]でも、より上位の[[リミットオーバーアクセルシンクロモンスター>シンクロモンスター]]である[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]と[[素材>シンクロ素材]]の表記自体は同じである。~

--アンチノミーの切り札たる大型[[モンスター]]だが、作中では[[戦闘破壊]]も[[効果]]による[[除去]]も[[弱体化]]もなされなかったばかりか、自身の戦闘による[[コントローラー]]への超過[[ダメージ]]すらも発生しなかった。~
この手の大型[[モンスター]]を出した上で敗北する場合、何かしらの[[除去]]か超過[[ダメージ]]による敗北というのが殆どであり、全くの無傷で敗北するというのは非常に珍しいことである。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#g76d7864]
-[[TG]]

-[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]] 
-[[《昇天の角笛》]]

-[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]

//―《TG ハルバード・キャノン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#j1d1cf7b]
-[[EXTREME VICTORY]] EXVC-JP043 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#g4e3c727]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にする効果は[[誘発即時効果]]、[[TG]]を[[特殊召喚]]する効果は[[誘発効果]]となります。(13/06/18)

Q:[[ダメージステップ]]時に[[墓地へ送られた]]場合、[[蘇生]][[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(11/02/11) 

Q:この[[カード]]が[[裏側表示]]の状態で[[墓地へ送られた]]場合、[[蘇生]][[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(11/05/24) 
//A:いいえ、できません。(11/03/25) 

Q:[[《トラゴエディア》]]のような[[チェーンブロック]]を作る[[特殊召喚]]に対して、[[無効]]にする[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(11/02/15) 

Q:[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]を[[無効]]にする[[効果解決時]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しない時に、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]できません。(11/11/14)

Q:「[[召喚]]を[[無効]]にする[[効果]]」に[[《天罰》]]を発動された場合、どのように処理しますか?~
A:まず《TG ハルバード・キャノン》が[[《天罰》]]で[[破壊]]されます。~
  この時、[[墓地]]の[[TG]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]する場合、[[召喚]]を成功させた後で《TG ハルバード・キャノン》の[[効果]]の[[チェーンブロック]]が発生します。(12/02/29)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。