*《&ruby(ザ・ビッグ・サターン){Ｔｈｅ ｂｉｇ ＳＡＴＵＲＮ};/The Big Saturn》 [#y726e977]
 効果モンスター
 星８/闇属性/機械族/攻2800/守2200 
 このカードは手札またはデッキからの特殊召喚はできない。
 手札を１枚捨てて１０００ライフポイントを払う。
 エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は１０００ポイントアップする。
 この効果は１ターンに１度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。
 相手がコントロールするカードの効果によってこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 お互いにその攻撃力分のダメージを受ける。

　[[Ｖジャンプ(2007年6月号)付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[最上級モンスター]]。~
　[[特殊召喚]]を制限する[[召喚ルール効果]]、[[攻撃力]]を上昇させる[[起動効果]]、相手の[[カード]]によって[[破壊]]された時に[[効果ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

　その高い[[攻撃力]]及び自身の[[起動効果]]により、[[戦闘]]に関しては一線級の能力を誇る。~
　[[起動効果]]を使用した後に[[《リミッター解除》]]を[[発動]]すれば、その[[攻撃力]]は7600まで跳ね上がる。~
　[[相手]]の[[ライフ]]が2800以下ならば、[[バウンス]]・[[除外]]などを除けば[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]することしかできなくなってしまう。~
　逆に、[[自分]]の[[ライフ]]が2800以下の時に[[相手]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]されたら勝負を決められてしまう。

　[[手札]]・[[デッキ]]から一切の[[特殊召喚]]できない[[デメリット]]を持つが、[[闇属性]]故に[[特殊召喚]]手段は豊富。~
　[[《終末の騎士》]]等で[[墓地]]に送ってから[[《ダーク・クリエイター》]]で[[蘇生]]、又は[[《闇の誘惑》]]で[[除外]]した後に[[《闇次元の解放》]]で[[帰還]]させることも可能。~
　何度も[[フィールド]]に展開させて[[戦闘ダメージ]]・[[効果ダメージ]]の両方で[[相手]]を追い詰めるのも良い。

　[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《神の宣告》]]などで[[フィールド]]以外から[[破壊]]されても、[[ダメージ]][[効果]]は発生する。~
　但し、[[《奈落の落とし穴》]]などで[[除外]]された場合は[[墓地]]に送られないため、[[効果ダメージ]]は発生しない。~
　[[禁止カード]]ではあるが[[相手]]の[[《破壊輪》]]を受けた場合、[[お互い]]に5600以上の[[ダメージ]]を受けることになる。~
　[[ダメージ]]を[[《地獄の扉越し銃》]]で跳ね返すことができることも憶えておくべき。~

　その性質上かなり[[ライフポイント]]の消費が激しいため、保険として[[ライフゲイン]][[効果]]を持つ[[カード]]を入れるのも良いだろう。~
　[[《デス・ウォンバット》]]と相性が良く、[[《レインボー・ライフ》]]との相性は最高である。~

-「[[墓地へ送られた]]時、[[攻撃力]]分」の[[ダメージ]]である。~
つまり、[[相手]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]される時に[[攻撃力]]が変化していても「[[墓地]]へ送られた時点での[[攻撃力]]」で判定するので[[ダメージ]]は2800のまま。

-[[《破壊輪》]]と同じく、引き分けの原因となりえる珍しい[[カード]]。
-[[《破壊輪》]]と同じく、引き分けの原因となりえる珍しい[[カード]]。~
[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]に対応していないのが惜しく、[[《魔界の足枷》]]＋[[《機械複製術》]]が使えれば、強烈なプレッシャーとなり得たのだが･･･

-名前に日本語が含まれておらず、かつアルファベットの大文字と小文字両方が含まれている珍しい[[モンスター]]。~
（[[《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》]]・[[《Ｔｈｅ ｓｐｌｅｎｄｉｄ ＶＥＮＵＳ》]]らがいるため、唯一ではない）~

-長らく海外版が存在しなかったが、[[Structure Deck：Machina Mayhem]]にて初めてカード化された。

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにて、アメリカ留学生のデイビット・ラブが[[使用]]する「プラネットシリーズ」の１枚。~
「プラネットシリーズ」の１枚で、世界に１枚しかない[[カード]]である。~
//《Ｔｈｅ ｔｒｉｐｐｉｎｇ　ＭＥＲＣＵＲＹ》・[[《Ｔｈｅ ｓｐｌｅｎｄｉｄ ＶＥＮＵＳ》]]・[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ジ・アース》]]・《Ｔｈｅ ｂｌａｚｉｎｇ ＭＡＲＳ》・《Ｔｈｅ ｇｒａｎｄ ＪＵＰＩＴＥＲ》・《Ｔｈｅ Ｄｅｓｐａｉｒ Ｕｒａｎｕｓ》・[[《Ｔｈｅ ｔｙｒａｎｔ ＮＥＰＴＵＮＥ》]]・《Ｔｈｅ Ｓｕｐｐｒｅｓｓｉｏｎ ＰＬＵＴＯ》と同じく「プラネットシリーズ」の１枚で、世界に１枚しかない[[カード]]である。~
//全て書くと長いので
漫画版では、[[エンドフェイズ]]までと書いておらず、[[召喚条件]]の制限自体もなかった。~
また、[[テキスト]]に何故か[[手札]][[コスト]]の事が書かれていなかった。~
初登場は「翔vsデイビット」戦。~
この時は翔を瞬殺したが、[[デュエル]]の過程が省略されていたので能力は不明だった。~
まともに能力が判明したのは「明日香vsデイビット」戦。~
後攻１[[ターン]]目に[[魔法カード]]《パーツ補充》の[[コスト]]として[[手札]]から[[墓地]]に送られ、[[魔法カード]]《プロトタイプ・チェンジ》により《パンドラ》を[[生け贄]]に[[蘇生]]される。~
[[速攻魔法]]《アフターレフェクト・オブ・インパクト》によって[[貫通]]能力を付与され、[[守備表示]]の[[《コールド・エンチャンター》]]を[[戦闘破壊]]して[[貫通]][[ダメージ]]を与えた。~
最終的に２枚の[[速攻魔法]]《強制発動》と《イグニション》の[[コンボ]]により、強制的に[[発動]]させた明日香の[[罠カード]]《ドゥーブルパッセ》を「[[モンスター]]１体を[[破壊]]する[[効果]]」に変更させることで能動的に[[破壊]]させ、[[バーン]][[効果]]で[[１ターンキル]]を成し遂げた。~
あちらの世界では初期[[ライフ]]が4000であるため、[[ライフ]]の３分の２以上を奪う極めて強力な[[バーン]][[効果]]となっている。~
「万丈目vsデイビット」戦では、《クオンティティー》２体を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]される。~
[[攻撃力]]上昇の[[効果]]を発動して「&ruby(サターン){SATURN}; &ruby(ファイナル){FINAL};」へとモードチェンジし、最初は《ハリケイン・ドラゴン》を[[戦闘破壊]]しようとしていたが、[[《立ちはだかる強敵》]]によって攻撃対象を《ボム・ドラゴン》に限定されてしまったため、《ボム・ドラゴン》を撃破して万丈目に大打撃を与えた。~
しかし、《ボム・ドラゴン》の[[効果]]で[[攻撃力]]を下げられた事と自身の[[効果]]の[[発動]][[コスト]]として1000[[ライフポイント]]を払った事が仇となり、返しの[[ターン]]で[[《光と闇の竜》]]に[[戦闘破壊]]され、敗北した。~
58話では、Mr.マッケンジーの手元に戻っているのが確認できる。~
[[攻撃]]名は「&ruby(アンガー){Anger}; &ruby(ハンマー){HAMMER};」、「SATURN FINAL」時の[[攻撃]]名は「&ruby(エンド){end}; &ruby(オブ){of}; &ruby(コスモス){COSMOS};」、[[効果]]名は[[《磁石の戦士γ》]]と[[《幻獣王ガゼル》]]の[[連携攻撃>《ユニオン・アタック》]]と同じ「&ruby(ダブル){DOUBLE}; &ruby(インパクト){IMPACT};」。~

-神話・伝承において―~
「SATURN（サターン）」とは「土星」の事である。~
詳細は[[《裁きの代行者 サターン》]]の項を参照。~
この[[カード]]の[[イラスト]]では、実際の土星に見られる輪を象ったものが確認できる。~

**関連カード [#k6fce7ff]
-[[《破壊輪》]]

-[[《幻獣ロックリザード》]]

-[[《裁きの代行者 サターン》]]

//-[[《Ｔｈｅ ｓｕｐｒｅｍａｃｙ ＳＵＮ》]]

**収録パック等 [#v436bd42]
-[[Ｖジャンプ(2007年6月号)　付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP024 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#rd3bb5da]
Ｑ：[[《強制転移》]]で[[相手]]の[[フィールド]]に[[送りつけ]]てから[[破壊]]した場合、どうなりますか？~
Ａ：[[相手]]の場に存在する状態では、「[[自分]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]」されても「[[相手]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]」されても[[ダメージ]][[効果]]は適用されません。~
　　→類例:[[《ヴァンパイア・ロード》]]

Ｑ：[[《地獄の扉越し銃》]]で[[ダメージ]]を[[相手]]に移し変えることは可能ですか？~
Ａ：可能です。

Ｑ：[[《スキルドレイン》]][[発動]]中、[[相手]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]された場合、[[ダメージ]][[効果]]は適用されますか？~
Ａ：[[ダメージ]]が適用されるのが[[墓地]]に送られてからなので、[[効果]]は適用され[[お互い]][[ダメージ]]を受けます。

Ｑ：[[召喚]]時に[[《神の宣告》]]等で[[召喚]]を[[無効]]にし[[破壊]]された場合、[[ダメージ]][[効果]]は適用されますか？~
Ａ：はい、[[破壊]]され[[墓地]]へ送られた場合に[[誘発効果]]が発生するので、[[召喚]]が成功されなくても[[ダメージ]][[効果]]は適用されます。

Ｑ：相手の[[《洗脳−ブレインコントロール》]]などで[[コントロール]]を奪われ、相手が[[《リミッター解除》]]を使用しました。~
元々の持ち主に[[コントロール]]を戻し、[[《リミッター解除》]]の[[自壊]][[効果]]が[[発動]]して[[墓地]]に送られた場合、[[効果ダメージ]]はどうなりますか？~
Ａ：元々のコントローラーの[[フィールド]]上で「相手の[[カードの効果]]」によって
[[破壊]]される扱いとなるため、[[効果ダメージ]]は発生します。（10/06/26）