V・HERO(ヴィジョンヒーロー) アドレイション/Vision HERO Adoration》

融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守2100
 「HERO」と名のついたモンスター×2
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体と、
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「HERO」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択した相手モンスターの攻撃力・守備力は
エンドフェイズ時まで、選択した自分のモンスターの攻撃力分ダウンする。

 PREMIUM PACK 13で登場した闇属性戦士族融合モンスター
 1ターンに1度、自分フィールド上の他のHERO1体の攻撃力分だけ相手モンスター1体の攻撃力守備力をダウンさせる効果を持つ。

 融合素材HERO2体と緩く、容易に融合召喚できる。
 ただし、あくまでもE・HEROではないため、融合召喚の手段はあちらより制限される。
 また、効果自体は他のHERO前提であり、場合によってはステータスを下げられない場合もある。
 その点はE・HEROであれば、融合素材《ミラクル・フュージョン》で流用し並べるなどで、大きな減少を見込むことは可能。
 《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》ならば自身のダメージ効果とこのカードの攻撃力ダウン効果がうまくかみ合うので高相性である。
 また、D−HEROにおいて《Dragoon D−END》以外に単独での融合召喚を容易に組み込めることで事故を軽減できるのも利点か。

 同じくステータスを変化させるHEROには《E・HERO Great TORNADO》《E・HERO ガイア》もいる。
 このカードと比べ変化率は大きく前準備もする必要はないので、あちらが融合召喚できる状況ならばこのカードの優先度は低い。
 こちらは維持できれば融合召喚時以外にも発動する利点はあるが、耐性は特になく、攻撃力を一時的に下げるのみのため、不安は残る。
 うまく数を展開しつつこのカードを守り続けられたとしても、その場合には相手裏側守備表示でしのいでくる可能性も高いのが難点となる。

 《V・HERO トリニティー》と同様に《未来融合−フューチャー・フュージョン》による墓地肥やし要員としても使用できる。
 墓地を肥やす性能はあちらが上だが、HEROの枚数が少ないデッキでは腐る事の少ないこちらの方が良い場合もある。
 また、同じく蘇生制限をクリアした後の蘇生帰還も可能である。
 攻撃力も高めで効果も有効なので、蘇生帰還対象としての選択肢として覚えておこう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:効果解決時にこのカードが表側表示で存在しなくなった場合、対象に選択した相手モンスター攻撃力守備力をダウンさせる効果適用されますか?
A:はい、適用されます。(10/12/20)

Q:効果解決時対象に選択した自分モンスターフィールド表側表示で存在しなくなった場合、対象に選択した相手モンスター攻撃力守備力をダウンさせる効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(10/12/20)

Q:効果解決時対象に選択した自分モンスター《エネミーコントローラー》などの効果相手コントロールが移った場合、対象に選択した相手モンスター攻撃力守備力をダウンさせる効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(11/06/04)